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■あれ? 終わった。
2014-08-24 20:31
少年(ベルくん) @3d_bell 2014-08-24 20:46:06
あれ? 終わった。
まにょ@ソル大阪 @mannnory 2014-08-24 20:46:27
ベルくんwww
翔衣@20日誕生日 @shoi0920 2014-08-24 20:47:05
ベルくんあれってwww
少年(ベルくん) @3d_bell 2014-08-24 20:46:35
ひとまず、この物語はここまでみたいです!
みなさん、1か月の間、ありがとうございました!
みなさんのおかげで、ぼくも物語に参加できました。
あいう @aiu_096 8月24日
@3d_bell
ベル君今の心境を1言で表すなら何?
私は驚きだ…
少年(ベルくん) @3d_bell 2014-08-24 20:49:33
@aiu_096 ぼくも驚きました! でも2人が会えてよかったです!
KURA -
■エピローグ
2014-08-24 20:30
そしてオレは、バスの最後尾に乗っていた。
前方のリュミエールが、軽くのびをする。
「とりあえず、夏はここまでね」
原稿用紙の束をまとめながら、グーテンベルクが首を傾げた。
「まだ続けるの?」
「センセイは、そのつもりだと思うけれど」
「結局、ひとつもバッドフラグは成立しなかったわよ」
「とはいえ、すべてが解決したわけじゃないもの」
「いつ解決するのよ?」
「さあね。とりあえず、『今』に帰りましょう」
バスが停まる。
それから、短い距離バックして、180度方向を転換した。
オレはきぐるみの頭を取る。
目を閉じた。
耳の奥でまだ、ベルの音が反響している。
――End
aranagi@静岡ソル @arng_sol 2014-08-24 20:33:26
エピローグwwwwEndwwwww
渋井トトロール @soukuusibui 2014-08-24 20:33:45 -
■第1部完
2014-08-24 20:15
――水曜日のクリスマスには100の謎がある。
61番目の謎は、なぜ彼女は悪魔なのか、だ。
62番目の謎は、彼女に殺意を向けていたのは誰か、だ。
63番目の謎は、なぜ彼と彼女は出会ってはならなかったのか、だ。
たみやす/武蔵野牛乳P @TamiyasU4416
@sol_3d 第一部完!?
lits07@探検中 @lits07
待て。
スター(ロボ)@And Game制作 @Sutaa
第一部完!?!??!?wwwww
みお@3D小説はまだまだ続く @akituki_mio
一部!!!!!!!はぁあああいいい?
chronos @chronos9603
@sol_3d 第一部ってまじかよwwwwwwwwwwww
MAG@ソル @seed_1221
第一部完!!!続きあるうううううううううううううう!!!???
おおば @hdjjkhkl -
■久瀬太一/8月24日/20時
2014-08-24 20:00
そしてオレは、彼女の背中を、思い切り抱きしめた。
もつれあうように地面に転がる。腕の中で、彼女が強引に振り向いた。額がぶつかるほどの距離に、彼女の顔がある。まんまるな目に、少し涙が溜まっている。
銃声は聞こえなかった。
慌てて立ち上がって、辺りを見回す。
周囲の見通しはいい。怪しい人物はいない。よほど専門的なスナイパーが敵でもない限りは。
――間に合った、のか?
とりあえず危険はなさそうだ、とわかっても鼓動が激しく胸を叩いていた。脇を刺された痛みで、オレは顔をしかめる。
「大丈夫?」
と泣き声みたいな、震えた声で、彼女は言う。
「久しぶり」
とオレは言った。
みさきはとぼけたような表情を浮かべたあとで、「久しぶり」と答えた。
ここは危険かもしれないけれど、じゃあ、どこにいけば安全なのだろう?
よくわからなかった。
とりあえずオレは、みさきの手をつかんで歩き -
■あるクリスマス
2014-08-24 19:59
その夜、少年はバス降り、ホテルへと向かう道を走っていた。
昨年、彼女と約束していたのだ。――来年も絶対に、また会おう、と。
ずいぶん到着が遅れてしまった。
もしかしたら、少女は悲しんでいるかもしれない、と少年は思った。
彼女には、絶対に悲しいことが起こらないようにする。それも、約束のひとつだと少年は思っていた。
――もちろん、そんなことできるわけがない。
そのことを少年は知っていた。
これまでもいくつかの、悲しいことを体験していた。
少年の力ではどうしようもないことが、たくさんあった。
――でも、オレはそんな嘘、つきたくないんだ。
本当に。嘘ではなく。彼女にふりかかる悲しいことを、すべて消し去ることができればいいと思っていた。
だから、冬の夜の道を、少年は必死に走った。
※
ホテルの前で、少年は彼女の後姿をみつけた。
彼女は落ち込んでいるよ -
■佐倉みさき/8月24日/19時55分
2014-08-24 19:551
ぐるぐると、考え込んで歩いていた。
――私は、悪魔なのだろうか。
たしかに12年前のことは、私に原因があったのだと思う。
弱くて、不注意だった私を庇って、彼は血を流した。
昨日の夜だって、廃ホテルに久瀬くんが助けにきてくれたときだって。
――私が、彼に近づけば、彼は傷つく。
どうして? そんなの、偶然じゃないの?
つい、そう考える。それは理性よりもむしろ感情で。
でもあまりに、例示が多すぎた。
この12年間で、私が彼に接近したのは、その3回だけなのだ。どうして。
――やっぱり、私は悪魔なのだろう。
そう考えると、妙に腑に落ちた。
なんだかとても自然なことのように思えた。
――そうよ。
と声が聞こえる。
少女の声。
――貴女は久瀬くんと一緒にいちゃいけないの。
でも。どうしても。
そんなの、みとめたくはなかった。
メリーならなにかを知っている -
■久瀬太一/8月24日/19時50分
2014-08-24 19:50
走っていた。
ヒーローバッヂを握りしめて、まっすぐに。
これはバトンのようなものなのだ、と思った。
どこか遠くから届いた。意外とすぐ傍から届いた。誰でもない誰かの。誰でもある誰かの。大勢の。
――思い出していた。
12年前の冬、オレは、同じように走っていた。
パーティに遅刻して。前の年にみさきと、「絶対にまた会おう」と約束していて。その約束を破りたくはなくて。
――あのときはひとりだった。
親父はあとから追いかけてくることになっていた。
――オレはひとりで走って、でも間に合わなかった。
でも、今は違う。
いくつもの力がオレの背中を押している。
――あの日、オレはヒーローバッヂを手に入れられなかった。
でも、今は違う。それを持っている。
大勢の力に護られていて、大勢のひとたちが応援してくれる。
――だから、間に合うんだよ。
必ず。不安でも。
全力で -
■八千代雄吾/8月24日/19時45分
2014-08-24 19:45
ニールがアスファルトの上に、大の字になって寝転がっていた。
彼は荒い息で、口元を歪めて笑う。
なんだか、泣き顔みたいな笑い方だった。
空を見上げたまま、ニールは言った。
「オレは、どこにだっていけるんだ」
それはこいつの口癖みたいなものだ。
あるいは、人生の目標みたいなものなのかもしれない。
「でもこのあいだ、靴を失くした」
「靴?」
「大事な靴だよ。ずっと前に貰ったんだ」
――プレゼントのことだ。
すぐに、わかった。
「それで?」
頭を掻きながら、ニールは言う。
「近所のコンビニに行くのも、やたら億劫でね。なかなか家からでなかった」
何が言いたいのか、いまいちよくわからなかった。
「お前に勝ったら、またどこにでもいけるような気がしたんだよ」
オレは首を振る。
「悪いが、オレは久瀬を追うぜ?」
「ああ」
急いだ方がいい。もちろん、わかっていた。
車に乗り込んで、 -
■佐倉みさき/8月24日/19時40分
2014-08-24 19:40
メリーとの待ち合わせ場所に向かう途中だった。
「道、わかるだろ」
とニールは言った。
「勝手にいけよ」
つまらなそうな声だ。なんだか、道端に投げ捨てていくような声だった。
そして私は唐突に、およそひと月ぶりに、ひとりきり自由な身になった。
――自由?
どこが、とため息がでる。
――メリーに会おう。
そう決める。
もちろん、あの公園への道はわかる。
Aot(3D小説bell没入中) @aot_sol 2014-08-24 19:40:45
40分更新! みさきちゃん!
藍銅 @randoukou 2014-08-24 19:43:15
@sol_3d これはちょっと過去を回想、でいいのか?タイトル通りの時間ならニール分身してしまう。
Aot(3D小説bell没入中) @aot_sol 2014-08-24 19:44:04
さすがに久瀬君ほっといてみさ -
■久瀬太一/8月24日/19時35分
2014-08-24 19:35
「左だ。走れ」
と八千代が叫んだ瞬間、走り出していた。
すぐそこに男がいる。気にせず走った。殴れとは言われていない。
と、目の前で、そいつは吹き飛んだ。脇を駆け抜けて走る。
後ろからは足音が聞こえた。
気にせずに走る。
刺された傷は、やはり痛む。
でも先ほどまでよりもずっと、その痛みは穏やかなものになっていた。
不思議だ。
――いや。そうでもないか。
今さら、ソルたちから届いたヒーローバッヂが特別な力を持っていたとして、それが不思議なことだとは思えない。
オレは前だけをみて走る。
かぐら大佐@SOL川越班@神田楽 @yuzupee 2014-08-24 19:35:30
久瀬いっけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
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