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■愛媛ブログ、最後の更新
2014-08-17 23:00
http://ponthe1.hatenablog.com/entries/2014/08/17
渋井トトロール @soukuusibui 2014-08-17 23:32:51
ポンちゃんのブログがああああああ
Jill@Sol軍事班 @Noirfennec 2014-08-17 23:30:48
なんと!復帰してみたらぽんちゃんブログでのやり取りが終了!だと!
もうここからアクセス元辿ることはできなくなったか・・・入れ替わっていた時の反応もあるか試したかったんだけど・・・orz
他の方法もあるにはあるけど煩雑な手順である
鯱海星 @syati_hitode 2014-08-17 23:33:18
とりあえず本物ぽんちゃん無事で良かった
ラピス @rapiss 2014-08-17 23:34:07
アカテが来てた・・・だと・・・!?
空つぶ@3D小説bell -
■八千代雄吾/8月17日/22時
2014-08-17 22:00
翌日、病室に行って驚いた。
広くもない個室にいくつも、7つか8つの大きな段ボールが積まれていた。段ボールに囲まれて、彼女は笑っていた。
「これは?」
「キャンディ」
「キャンディ?」
オレは改めて、病室を見渡す。
「いくつあるんだよ」
「だいたい、3万個かな」
お年玉貯金を使い果たしました、とアイは笑う。
なんだそれ。馬鹿なのか。いったいどれだけキャンディを舐めるつもりなんだ。
「溶けるぞ」
「大丈夫たよ、すぐに配るから」
配る?
「誰に?」
アイは人差し指を立てて、妙に偉そうに、「順番に説明しましょう」と言う。
「薄幸の美少女であるところの可哀想なアイちゃんは、新学期が不安だったのです。友達はみんな卒業しちゃってるわけだし」
オレはようやく、パイプ椅子に腰を下ろす。
「ま、それはわかるよ」
「そこで慈悲深い聖人のようなアイちゃんは考えたのです。同じように新学期が不安 -
■八千代雄吾/8月17日/21時45分
2014-08-17 21:45
プレゼントはミュージックプレイヤーだった。
だがオレは、そのミュージックプレイヤーを使う気にはなれなかった。
あまり好みのデザインではなかったし、より性能の良いものをすでにひとつ持っていた。
――いや、本当は、そんなことが問題じゃない。
なぜだかオレは、頭からそのミュージックプレイヤーが苦手だった。
みていると妙に不安な気持ちになった。気分が悪く、涙が流れそうだった。ヴァンパイアが十字架を怖れ、犯罪者がサイレンの音を怖れるように、オレはそのミュージックプレイヤーを怖れていた。
とはいえプレゼントを捨ててしまうわけにもいかず、オレはそのミュージックプレイヤーを、長いあいだ引き出しの奥に放り込んでいた。
※
アイの入院は、いつになく長引いた。
春がきて、「夏までには退院したいな」とアイが言った。
夏がきて、「秋までには退院したいな」とアイが言った。
秋 -
■八千代雄吾/8月17日/21時30分
2014-08-17 21:30
アイとはクリスマスにプレゼントを交換するのが習慣だった。
年を追うごとに顔を合わせる機会は減っていったけれど、その習慣だけは続いていた。
最後に彼女のプレゼントを受け取ったのは、高校2年のクリスマスだ。
幼いころはオレもアイも、それぞれの両親に連れられて、ホテルのクリスマスパーティに参加していた。でもオレはやがて、あれに顔を出さなくなった。家族よりも友達づきあいを大事にする歳だったのだろう。
あのパーティが行われていたのは、多くの場合24日、あるいは25日。社会人の多い集まりだったから、日程は流動的だったように思う。
ともかくそのパーティの帰りに、アイはオレの家に顔出し、プレゼントを押しつけた。オレも手袋だとかマフラーだとか、適当なものを用意していた。
だが高校2年のクリスマスは、様子が違っていた。
その日、オレはとくに面白くもない友人とのカラオケに付き合っていたけれ -
■八千代雄吾/8月17日/21時15分
2014-08-17 21:15
そのミュージックプレイヤーは、たった一度しか再生ボタンを押したことのないものだった。入っていた音楽は、下手な歌声がひとつきり。あとはただ、雑談のような内容だ。
オレはそのミュージックプレイヤーが苦手だった。手に取るのも嫌で、ずっと引き出しの奥に閉まっていた。反面で、なによりも大切なものでもあった。
同じように、苦手だが大切なものが、オレにはもうひとつある。
キャンディ。甘ったるいだけでなんの面白味もない、手軽な作り笑いみたいな食べ物。
オレはあの味が嫌いだ。
でも、キャンディは愛おしい。
これはミュージックプレイヤーと、キャンディに関する話だ。
※
嘘みたいな話だが、オレにも少年だったころがある。大抵のクラスにはひとりくらい模範的な優等生がいるものだが、それがオレだった。生徒会長をしていて、バスケットボール部で、幼馴染みの女の子がいた。もちろん今は、みん -
■八千代雄吾/8月17日/21時
2014-08-17 21:00
アカテからの電話を受けたが、雑談ばかりで、中身のある話はほとんどなかった。
「結局、あんたは今回の件に、どう関わってるんだい?」
とオレは尋ねた。
ホールと名乗るスイマの部屋にはメモがあった。タイムカプセルと、英雄の証に関するメモ。
その字には見覚えがあった。アカテのものだ。
「雄吾。取り返しのつかない失敗をしたら、どうする?」
とアカテは言う。
「取り返しのつかない失敗ってのが、上手く想像できないね」
とオレは答える。
アカテは笑った。
「その通りだよ。どんな失敗であったとしても、なんとかして取り返そうとするしかない。つまり、それがオレの状況だ」
「詳しい話は聞かせてくれないのかい?」
「ああ。そろそろ切るぞ」
「友達なのに、つれないねぇ」
「友達にだって話せないことはあるさ」
「あんたのせいで、オレはミュージックプレイヤーを失くした」
「そりゃ逆恨みだ」
君はあの -
■ホールの電話
2014-08-17 17:40
きのえとら(一時) @komattakotoni1 2014-08-17 17:40:18
昨夜眼鏡の電話つながったみたいです、慌てて切っちゃったけど。ネット環境整わないので一言とりあえず報告。
KURAMOTO Itaru @a33_amimi 2014-08-17 18:11:09
@ajumaro7956 眼鏡の電話は,25日ぐらいに新大阪家探しする直前に,生放送に電話番号が映っていた,みさきちをトランクに詰め込んだニールの部下っぽいあいつです
雑食人間@3D小説大阪現地愛媛遠征組 @zassyokuman 2014-08-17 18:15:04
@a33_amimi @komattakotoni1え!わりとそれ驚きの情報です。何時ごろかわかります?
伊藤允彦 @gatuhiko 2014-08-17 20:08:35
@hdjjkhkl すいません、電話正確にはは
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