「よくわかるセルフアクセプタンス入門」(#1,2,3)の続きでーす。

 

 

このシリーズでは、近ごろ第三世代心理療法の世界で研究が進み始めた「セルフアクセプタンス」の考え方を、ざざっと紹介しております。ひとことで言えば「ムダな抵抗は止めよう!」ってことでして、ネガティブな感情とか持ち前の性格みたいに介入が難しいものには手を出さず、とりあえずできるところから手をつけたほうがいいよーみたいな発想になってます。

 

 

心理療法でアクセプタンスが重視されるようになったのは、もともと「ポジティブシンキングってあんまうまくいかないなぁ」ってのが少しずつわかってきたからです。どうもポジティブな感情を強調しすぎると、たいていの人は逆にメンタルが低下しちゃうみたいなんですよね。

 

 

そんなわけで、近年は「ネガティブな感情はとりあえず受け入れて有効活用を考えよう!」みたいな考え方が大きくなってきた次第。そこらへんについてくわしくは「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」などが良いガイドラインになるかと思います。

 

 

ってことで、今回もまた「セルフアクセプタンス」の基本的な技法を見ていきます。