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  • 仲井真沖縄県知事 辺野古埋め立て承認を表明

    2013-12-27 18:23  

    仲井真弘多沖縄県知事が辺野古の埋め立てに正式にゴーサインを出したことは、名護市の市民をはじめ大多数の沖縄県民の「普天間県外移設」の願いを踏みにじるもので、まことに残念である。もちろん、こうなったことについては、私が総理在任中に「県外」を掲げて真剣に模索をしながら挫折せざるを得なかったという意味で、私にも責任の一端があるわけだが、しかし私は、総理を退き、また議員を辞めた後も、県民の皆様の気持ちに沿って、あくまでも「県外」の可能性を追求すべく活動してきたし、これからもそうするつもりである。

     そのような立場から見て、今回の知事の決定がまことに不思議に思えるのは、「5年以内に普天間の運用停止」を主張しながら、それまでにはどう考えても辺野古の建設は9年半かそれ以上もかかってとうてい間に合わないから、「考え得る県外の可能性をすべて検討してほしい」としていることである。5年後までに県外移設が可