本日、第201回通常国会が召集されました。会期は6/17までの150日間です。先ずは、相次いだ自然災害の対応や経済対策を盛り込んだ2019年度の補正予算（4兆4722億円）を仕上げるのが急務です。また、私の担当分野では、昨年の臨時国会に提出できなかった議員立法「デジタル推進法案」を今国会で成立させることにも全力を尽くします。一方で、IRに関する件をはじめ、疑惑を持たれている案件にはしっかりと説明責任を果たすことも忘れてはいけません。いずれにせよ、緊張感をもって国会に臨みたいと思います。
 
昨日は、甘利明税制調査会長をお迎えし、新春時局講演会を開催させていただきました。休日にもかかわらず大勢の皆さまにご参加いただき盛大に開催することができました。デジタル社会を推進する意味や、マイナンバーカードの重要性、高齢化が進む日本で優先すべき施策など、大変有意義な講演会になったのではないかと思います。

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。先ずは、この一年が皆さまにとりまして、健康に恵まれた佳き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
９月の内閣改造で国務大臣（IT、科学技術、知財、クールジャパン、宇宙政策担当）の任を終えました。1年弱の任期でしたので道半ばのプロジェクトも少なくありませんが、世界最速で少子高齢化・人口減少社会に突入した我が国において、全ての国民が安全・安心にデジタル化の恩恵を享受できるための一定の政策に確かな道筋をつけることができたと自負しております。
成熟した国家である日本は、過去の成功体験からなかなか抜け出せず、新たなテクノロジーの利活用や産業のデジタルトランスフォーメーションには必ずしも積極的ではありませんでした。しかし、少子高齢化が世界一のスピードで進む令和時代の日本は、前例のないことにも挑戦する気概が問われます。