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私は今回の人質殺害事件で安倍首相の責任は重いという事を述べている。

問題点は2つある。

一つはイスラム国を敵視する姿勢を明確に打ち出したこと。

今一つは、「テロに屈しない」という言葉を吐き、人質の要求する身代金支払いに、応ずる姿勢を見せなかった事。

これまでも述べて来ていることであるが、再度顧みたい。

先ず安倍首相は、中東演説で、「地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。イラクでは、全党派を含む、国民融和内閣による安定的な統治が絶対に必要です。日本は、そのための努力を支援し続けます。地域から暴力の芽を摘むには、たとえ時間がかかっても、民生を安定させ、中間層を育てる以外、早道はありません」として、支援は「イスラム国と戦うため」ということを明確にしている。

今イスラム社会と西側この姿勢を明確化すること