1:米国著名な識者の悲観論
マイク・ロジャース(Michael J. "Mike" Rogers)という識者がいる。現在CNNの安全保障解説者であるが、もともと共和党下院議員で、下院情報委員会議長であった。従って現在も米国の枢要な部署と接点があることは間違いない。
彼は今回の事件に関して次のように解説した。
・人質釈放の可能性は極めて低い。
・イスラム国側の条件は、合意することを狙ったものではなく、極めて宣伝色の強いものである。
最初2億ドルの提案をした。これは交渉成立を狙ったものではない。
次いでヨルダンに拘束されているサジダもヨルダン内のテロ行為に関連しており。釈放は困難だ。
・合わせて、米国人女性が、イスラム国に拘束されている。
2:人質交換に対する米国の姿勢
1月27日読売新聞は米「囚人釈放」応じず
・マクドノー大統領首席補佐官は25日、FOXニ
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孫崎さんのお話よく理解できます。
生死を分けた戦争の中で、片方に加担することを言明した国の人質を解放することなど考えられない。当事者能力のない日本が、ヨルダンに丸投げ、こんな国が中東の戦争に関与していくという、平和ボケとしか言いようがない。戦争に直面している国が、安易な妥協をすることなど考えられないのではないか。全く無責任な安倍政権である。
報道ステーションで古賀さんが思わず手を打つような発言をしてくれました。
2015年1月24日 国際・紛争 タグ: イスラム国, 古賀茂明(こがしげあき), 報道ステーション
報道ステーション「イスラム国 日本人殺害予告 事件の背景には何が…」/古賀茂明さん「安倍さんの目的は人質の救出ではなく、イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入ること」
http://www.at-douga.com/?p=12962
日本政府は確信犯ですね。
どうしても「積極的平和主義」とやらで、戦争がしたいらしいです。
口先ばかりの「セイメイガイチバンダイジ」というお題目にはうんざりです。
「関係各国と相談」って、イスラムと戦争をしている関係各国と相談してどうなるんですか。
相談する国が違うでしょうにw
人質=エスケープゴートとしか思えません。
24時間の期限がつけられた。後藤氏がパイロットの生命はそれよりも短いといっている。パイロットが殺害された場合の打撃は大変大きい。日本に対する国際世論の批判を覚悟しなければならない。