【読めばわかる！中東ニュースのイロハ(4)】
「イラン外務省の日本担当者は究極の親日家が多い」

　「イランのライシ大統領等が乗った飛行機が不時着で安否不明」という衝撃的なニュースが飛び込んできました。これについては現在鋭意取材中です。
　「イスラエルの諜報機関（モサド）の仕業だろう」などと、情報もないのにいい加減な事を言っている評論家やジャーナリストもいますが、私は事実関係を把握して関係者を取材してから、確度の高いメルマガを書きますので少しお待ち下さい。

　さて、私のメルマガ会員の皆様は基本的に時事問題に興味がある方が多いと思いますが、それでもイランはなかなか馴染みの少ない国ですので中東解説のメルマガの入り口をイランにして、興味を持っていただけるかは一抹の不安がありました。
　しかしこれまで３回配信した記事には予想よりもはるかに多くの反応と感想をいただき、「中東についてもっと知りたい」

【読めばわかる！中東ニュースのイロハ(3)】
「シーア派の宗教指導者の真摯な継承姿勢が生む究極の『超親日』」

　前回の【読めばわかる！中東ニュースのイロハ(2)】では、私の過去のイラン訪問を通じて、イランの皆さんが相当な親日家である事をお示ししました。その親日は台湾からトルコにいたるアジア－中東を貫く「親日ベルト地帯」の中でも突出した深さがあるという私の印象もお伝えしました。

　イランの皆さんが日本を称賛する際にまず最初に口にするのは若い世代ならアニメ。私の取材源であるテヘランとイスファハンの友人の息子や娘たちは例外なく日本アニメの熱狂的ファンです。そもそも宮崎駿を知らないイラン人は一人もいないと言われているし、映画「君の名は（新海誠監督）」、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「ナルト」「進撃の巨人」「ワンピース」など、イランでは日本のアニメが大人気です。日本の最新アニメを違法ダウンロードするサ

【読めば絶対わかる！中東ニュースのイロハ(2)】「天皇陛下と皇統に深い敬意を示すイランの人々」　今回中東の連載を始めるにあたり、私はイランから入る事は最初から決めていました。　なぜなら、多くの日本人にとって中東情勢がわかりにくいと感じる主因がイランとシーア派にあるからです。　この感覚は日本に特有のものではなく、世界中の非ムスリム（＝イスラム教徒でない人達）にとって、あるいはスンニ派のムスリム（＝イスラム教徒）にとってすら、「イランとシーア派は異質でわかりにくい」という印象を持たれているのです。　しかし逆に言えばイランとシーア派への理解が進めば、中東ニュースへの苦手意識が消えて理解が一気に進む事が期待出来ます。⭕️イランを知る映画　ただ、そもそもイランについて「全く知らない」「何のイメージもわかない」という方も少なくないと思います。そんな方に、２つの映画をご紹介します。　イランは知る人ぞ知る

　メルマガ配信が停滞する中会員で居続けて下さっている皆様に、改めて深く感謝申し上げます。現在下記のメルマガを鋭意執筆中です。
●シリーズ(1)「小池百合子劇場の終焉－東京15区補選で見えた自民党内の醜悪な暗闘
●シリーズ(2)「岸田文雄首相電撃訪朝＝拉致被害者を切り捨てる売国密約」
●シリーズ(3)「岸田のもう一つの密約ー米国の9.4兆円ウクライナ支援は日本が肩代わりする」
●政局メルマガ（「６月解散への足音」など）
●北朝鮮ミサイル問題の本質
 
　これに加えて、皆様からの要望の多かった国際情勢についてのメルマガも増強していきます。今日からは【読めば絶対わかる！中東ニュースのイロハ】を始めます。わかりにくいと言われる中東情勢も、大手メディアが「わざと」わかりにくく報道しているからわかりにくいのであって、実はその構造はシンプルです。中東問題は、岸田政権によるアメリカ属国化と深くかかわる「世