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記事 9件
  • 【政局メルマガ(78)】 「安倍元首相が守ろうとしたもの」 「信頼度に応じて開示する情報を選択していた安倍さん」

    2023-05-31 06:52  
    【政局メルマガ(78)】
    「安倍元首相が守ろうとしたもの」
    「信頼度に応じて開示する情報を選択していた安倍さん」
     暗殺から一年も経たないのに、安倍晋三元首相と生前比較的近しく付き合っていたはずの議員や民間人が、安倍元首相の思いとは大きくかけ離れた事を主張している事をとても残念に思っています。
     ただ、誤っている主張の中には、稲田のようなあからさまな嘘ばかりではなく、安倍元首相が敢えて真意を語らなかったために受け手が誤解しているケースも散見されます。
     「安倍元首相はLGBT法案に賛成していた」という主張が、後者の典型例です。
     安倍元首相は
    ・いかなるLGBT法案も日本には「全く必要がない」という考えと、
    ・性自認差別禁止条項は、時限爆弾のように日本社会を破壊するので「絶対に阻止しなければならない」
    という2つの考えは、亡くなる直前まで微動だにしていませんでした。
     
     ところが、ご自身
  • 【シンギュラリティ(1)】 「核融合とビックテックのニュースを入り口にシンギュラリティを考える」

    2023-05-29 16:38  
    【シンギュラリティ(1)】
    「核融合とビックテックのニュースを入り口にシンギュラリティを考える」
     
     昨年7月の安倍晋三元首相の暗殺以来、私の政局メルマガでは独立国ではなくなってアメリカの属国に転落していく日本と祖国を売り飛ばす政治家、そしてアメリカが日本の直接統治に乗り出している状況についてお伝えして来ました。
     一方で時事メルマガでは、そのアメリカ自体が自壊しつつある状況やウクライナ戦争から見えてくる欧米社会を支配する勢力などについて考えて来ました。
     日本と世界を取り巻く現実を私なりに分析した結果、私のメルマガはそのほとんどが陰惨で絶望的な内容となってしまいました。
     書いている私も最近は精神の平衡を保つのが難しいほど、日本と世界の現状は希望を持ちにくい。全てを諦めて、全く違う世界に行ってしまいたくなる事も少なくありません。
     
     そんな私が発狂や自殺という選択をせずかろうじて記者
  • 【政局メルマガ】 「安倍元首相がLGBT法案に賛成だったという虚構」

    2023-05-24 12:05  
    【政局メルマガ】
    「安倍元首相がLGBT法案に賛成だったという虚構」

     先週与野党それぞれが提出したLGBT法案のうち、自民党案について安倍晋三元首相が賛成していたと主張し始める人間が出てきていて、呆れてものも言えない気持ちです。

     はっきり申し上げますが、安倍元首相は徹頭徹尾、「いかなるLGBT法案も日本には必要がない」という考えは微動だにしていませんでした。
     私は悪い意味でのLGBT先進国であるイギリスとアメリカに駐在した経験から、LGBT問題では安倍さんから折に触れて連絡や問い合わせを受けていました。
     安倍元首相は早くからこの問題の危険性を深刻に懸念していました。安倍元首相は
    ・どのようなLGBT法案であっても社会の分断を招く
    ・日本の伝統文化を破壊する
    ・男系男子の皇位継承が揺らぐ
    ・少子化がさらに進む
    と認識していました。
     そして、中でも「性自認への差別禁止」は絶対に法
  • 【政局メルマガ(76)】 「日本メディアが『歴史的』と持ち上げるG7サミット報道のカラクリ」

    2023-05-23 14:45  
    【政局メルマガ(76)】
    「日本メディアが『歴史的』と持ち上げるG7サミット報道のカラクリ」
     
     G7広島サミットについて大手メディアの報道では、成果を高く評価する報道が大半を占めました。こうした国際会議の報道は、大きく分けて3つの観点から構成されます。
    (1)G7サミット自体の評価(主な担当:外信部) 
    (2)議長国として日本が果たした役割(外信部+政治部)
    (3)日本の国益に資する成果が得られたか(政治部)
     カッコ内で示したのは、大手メディアの報道局の中でどのセクションが主に原稿を書くかを示しました(上記3テーマの他、警備体制や日本国内の受け止めなどは主に社会部が担当します)。
     
    (1)   岸田首相を持ち上げるサミット報道が大勢を占めた理由(1)
     
     私はTBS報道局時代に、1992年の宮澤政権下のミュンヘンサミットを皮切りに、東京、ナポリ、リヨン、ハリファックスなど多くのサ
  • 【政局メルマガ(75)】 「自民党がひた隠すLGBT法案全文公開」 「エマニュエル大使の限度を超えた内政干渉」

    2023-05-18 11:29  
    【政局メルマガ(75)】
    「自民党がひた隠すLGBT法案全文公開」
    「限度を超えた内政干渉」
     
     昨日は急遽ニコ生でLGBT法案の現場と、廃案に持ち込む可能性について解説しました。
     YouTubeでも配信するつもりでしたが、なぜか配信ソフトがフリーズしてうまく行きませんでした。YouTube配信を観るために1000人を超える方が待機して下さっていたようで、ご覧いただけなかった方には大変申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。現在原因を究明して再発防止策を講じている所です。 なお、今晩もう一度YouTube配信することも考えましたが、原因をはっきり究明してから仕切り直します。YouTubeでの配信はしばらくお待ちください。
     
     
    ◯LGBT法案の全文を公開します  
     自民党は正式な自民党案となったLGBT理解増進法の案文を、少なくとも昨日までは、一切公表していません。岸田首相
  • 【政局メルマガ(74)】「岸田首相への公開質問状を発表」ー何としても、LGBT法案を止めなければならない

    2023-05-15 15:45  
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    【政局メルマガ(74)】 


    「岸田文雄首相への公開質問状を発表」 


    ー何としても、LGBT法案を止めなければならない 


      


     明日火曜日の自民党の政審(政務調査会が開催する政調審議会)で了承されてしまうと、日本の伝統社会を根幹から破壊しかねないLGBT理解増進法が成立する公算が極めて高くなります。 


      


    ◯全てを操っているのが岸田文雄 


      


     事がここまで至ってしまったのは、一部のエセ保守議員の裏切りと欺瞞が積み重なった結果ですが、全てを指揮しているのは岸田文雄首相本人です。 


     ところが彼は、総理・総裁としてなぜ日本にこの法案が必要かを自らの口で説明した事は一度もありません。 


     そして、反対多数の部会を委員長一任という暴挙で突破させたのは岸田首相自らの指示によるものであるにもかかわらず、全ての咎を古屋圭司氏と新藤義孝氏におっかぶせて、ダン

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  • 【政局メルマガ(73)】 「岸田主導の暴挙でLGBT法成立へ」 「火曜日の政審で最終決定」

    2023-05-14 08:24  
    【政局メルマガ(73)】
    「岸田主導の暴挙でLGBT法成立へ」
    「火曜日の政審で最終決定」
     5/12に配信したLGBT法案に関する政局メルマガ(72)は、アメリカからの帰途に書きました。アメリカの空港で出国手続きをしている最中に入ってきた情報は2つ。
    ・部会の採決で「反対18賛成11」
    ・結論は委員長一任
     事前のメルマガで書いていたように、この合同部会では、岸田官邸の切り崩しにより賛成派が反対派を上回って部会で正式に了承されてしまう危険性がありました。
     もし採決で賛成多数で部会了承となれば、自民党の意思決定の手続き(部会→政審→総務会)のルールから言って、そのまま自民党案として了承されてしまう可能性が極めて高かった。
     しかし入ってきた情報で「慎重意見が過半数を大きく超えた」となっていたから「自民党は保守政党として踏みとどまった」と表現したわけです。
    ◯反対多数での委
  • 【政局メルマガ(72)】 「LGBT法案、自民党の推進派が5/12に部会採決強行へ」 「カギを握るのは古屋圭司、新藤義孝」

    2023-05-12 08:30  

    【政局メルマガ】
    「LGBT法案、自民党の推進派が5/12に部会採決強行へ」
     岸田文雄首相が2/6に今国会での成立を指示したものの一旦は良識派が押し返しつつあったLGBT法案ですが、本日5/12の自民党の合同部会で推進派が強行採決する可能性が高まっています。
     修正された法案には、問題の「性自認への差別は認められない」という表現を「性同一性」「不当な差別」などと表現を曖昧に丸めた上で、別項で「性自認も性同一性に含む」という抜け道を作る方向です。
     自民党の議論の進め方と法案の内容は、社会に大きな変化を及ぼす法律案について、選挙で有権者に信を問うこともなく、国民を愚弄して、外国勢力の言いなりになって、日本社会を破壊しようとするものです。
    ◯なぜ推進派が慎重派を逆転したのか?
     10日前には慎重派14に対して推進派7でしたが、文案の微修正につれて慎重派12推進派11と、岸田官邸による慎重派
  • 【時事メルマガ(71)】 「日韓を強烈に差別化するバイデン」 「統一教会とバイデン家の深い繋がり」

    2023-05-05 15:28  
    【時事メルマガ(71)】
    「日韓を強烈に差別化するバイデン」
    「統一教会とバイデン家の深い繋がり」
     
     韓国の尹錫悦大統領が先週ワシントンDCを訪問した際、バイデン大統領が主催したホワイトハウスでの晩餐会の豪華さは、この手の外交儀礼には慣れっこのはずのアメリカの大手メディアも、大きな紙面を割いて詳報するほどでした。
     
     AP通信は、この日の民間人のゲストの豪華さについて、以下のように伝えています。
     
    [写真・AP通信記事]
     
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     俳優のアンジェリーナ・ジョリー、人気歌手のチップとジョアンナ・ゲインズ、そしてスノーボーダーでオリンピック金メダリストのクロエ・キム。
     水曜日にジョー・バイデン大統領が韓国の尹錫悦(ユン・ソクニョル)大統領のために開催した夢のような黒タ