【政局メルマガ(101)】
「私の東京地検特捜部体験(2)  ー私の携帯とパソコンを狙った特捜部」

　前回のメルマガでは、私が顧問を務めていたスーパーコンピュータ開発会社ペジーグループに対する東京地検特捜部の家宅捜索に立ち会った経緯を、ごく簡単にお伝えしました。　
　齊藤さんは逮捕される少し前の11月から国税庁と特捜部の任意聴取を受けていましたから、私は最悪の場合は逮捕される事もあり得ると思っていました。
　だから齊藤さんは事前に弁護士を選任し私も何度か面会していました。また、彼を支えるペジーグループの幹部や家族とも情報交換し続けました。
　この結果、東京地検特捜部が齊藤さん逮捕と各所の家宅捜索を決行した2017/12/5以降の捜査の進展と内容を非常に詳しく知る事が出来ました。
　この特異な体験を通じて判明したのは、「特捜部の捜査の真の目的は、犯罪を摘発する事ではない」という驚くべき事実

【政局メルマガ(100)】 「私の東京地検特捜部体験(1)－『東京地検特捜部です。扉を開けて下さい』」
発行者：山口敬之（ジャーナリスト）
 
価格：1,100円/月（税込）
2023/12/29 22:40配信の記事


【政局メルマガ(100)】
「私の東京地検特捜部体験(1)」
 
　このメルマガは、12月中頃にいったん書き上げました。しかし、これを配信すべきかどうか悩み続けて一週間以上が経ってしまいました。
　読んでいただければわかるように、今回のメルマガはジャーナリストとして取りに行った情報ではなくて、自分に降りかかってきた出来事について、ジャーナリストとして分析を加えたものです。
　そしてこのメルマガを配信すれば、私を攻撃しようとする勢力に様々な材料を与える事になることもわかっています。だから配信を逡巡していた。
　しかし今月に入って、とある勇気ある人（A氏）の生き方に深く共鳴

【ニコ生会員の皆様へ】「お詫びと本日の予定」

昨夜12/23 20:00〜予定していました新企画「第一回気まぐれライブー参政党問題を考える」が、映像は問題なかったのに音声のみ技術的トラブルで配信出来ず、結局配信を断念しました。

慌ただしい師走の貴重な週末の夜に私の配信のために時間を空けて下さっていた全ての皆様に深くお詫び申し上げます。

昨夜から配信機材・配信ソフトを総点検し接続し直してテストした所、現段階では音声も配信出来る状態に回復しております。

つきましては
◆本日20:00〜日曜日恒例「山口敬之チャンネル」を通常通りYouTubeとニコ生で配信します
◆昨日配信するはずだった「気まぐれライブー参政党問題を考える」の一部を、上記番組の後に引き続きライブ配信します。

何とぞよろしくお願い申し上げます。

【政局メルマガ(99)】
「特捜部の捜査日程に関するメルマガの訂正とお詫び」
「私はどのように取材しどう判断して記事を書いているか」

　自民党５派閥パーティ券キックバック問題で、前回の【政局メルマガ(98)】で私は「最短で12/13に強制捜査に着手する可能性がある」と配信しました。
　しかし結果的には本日12/16早朝段階では、特捜部が現在最大のターゲットとしているとされる安倍派の関係先に家宅捜索は入っていません。

　私は独自取材についてはどのように情報を入手したかその経緯や詳細は情報ソースを守るために決して公表する事はありません。
　しかし今回はいい機会ですから、私がいつどのような情報を入手し、どのように判断して記事を書いているかについて、ある程度説明させていただこうと思っています。


⭕️「12/13家宅捜索」という情報

　私が「東京地検特捜部が12/12、自民党政治家５派閥の

【政局メルマガ(98)ー速報】
「今日ガサ、明日逮捕へ」

　東京地検特捜部は自民党の派閥パーティ券事件で、
◆今日午後清和会の政治家（10数人から数十人）の永田町事務所、地元事務所、自宅、秘書宅などへの家宅捜索（ガサ）に踏み切る可能性が高くなっています。
　そして明日15:00をメドに、現職国会議員数人と公設秘書と私設秘書などを逮捕します。

　なおニュース報道における強制捜査とは２種類あって、「家宅捜索」と「逮捕」の事を指します。どちらも裁判所の許可（家宅捜索令状と逮捕状）を得て捜査対象者が抵抗しても強制力をもって実施するから強制捜査と呼ばれます。
　家宅捜索令状（法律的には捜索令状）には


被疑者若しくは被告人の氏名


罪名


差し押さえる物


記録・印刷する電磁的記録


捜索すべき場所、身体、物

が記されていて、一旦特捜部の係官が踏み込むと

【政局メルマガ(97)】
「自民党５派閥パーティ券問題の本質」
「米国による日本支配－最強のツールが東京地検特捜部」


　自民党の５派閥のが2018～21年の政治資金収支報告書にパーティー収入約4000万円分を過少記載したとして告発された問題が、岸田政権と自民党を揺るがす新たな材料となっています。
　岸田派会長を務める岸田文雄首相は、「あくまで事務的なミス」と主張した上で各種パーティの自粛など弥縫策で逃げ切ろうとしていますが、とんでもない事です。
　今回の問題に対する対応で、岸田文雄という人物がいかに国民をバカにしているか、問題の本質を理解せず、その場しのぎで逃げ切ろうと知るタイプの人間かが改めて明確になりました。


●「現金配布」こそ自民党派閥の根幹

　私が今回の件で改めて岸田氏の姿勢と人間性を強く批判するのは、主に２つの理由からです。
(1)自民党の派閥の本質的問題を、派閥パーテ

【参政党問題を考える(2)】
「参政党問題をメルマガでシリーズ化します」

　私は11/30、私のメールマガジンの配信記事【政局メルマガ(96)】「参政党に今何が起きているのか」の中で、参政党を巡る様々な騒動について知っている事の一部を報告しました。

◆山口敬之　日本メルマガ
【政局メルマガ(96)】
「参政党に今何が起きているのか」
「春から始まっていた妨害工作」
#foomii https://foomii.com/00248/20231130145527117240

　また、昨日日本保守党共同代表の百田尚樹さんにお目にかかって、お話をおうかがいし、出演した百田尚樹チャンネルの中でも参政党騒動について少し言及しました。
　こうした発信を通じて、参政党支持者のみならず、参政党中枢の方、参政党に批判的な方、日本保守党支持の方などから実に多くの反応をいただきまし