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第十三章 人間――悪・可塑性・人種|福嶋亮大(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 5ヶ月前
6、可塑性を利用する芸術家――オーウェルの『一九八四年』架空の全体主義国家オセアニアを舞台とする『一九八四年』では、戦時下の党を率いるビッグ・ブラザーが、テレスクリーンを用いて社会の全体をくまなく監視している。真理省記録局に勤務するウィンストン・スミスは、過去の文書の改竄に従事しているが、やがて魅...
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マンガのはじまり:その29(1,937字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 18ヶ月前
近藤の漫画家人生は、皮肉なことに戦争中がピークであった。しかも彼は、戦時中だからこそ、その生来の能力を十全に発揮することもできた。彼は戦時下に向いていたのだ。困難な時代をたくましく生きることに長けていたのである。その点、他の漫画家とは大きく違った。ただ、戦争は日本そのものを沈潜させた。そのため、...
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スケールモデル祭り2022エントリー作品紹介 エントリー№153【スケモ祭】
コメ0 TOYラジからのお知らせ 22ヶ月前
スケールモデル祭り2022にエントリーしてくださったみなさまの作品をご紹介します。 モデラーネーム:リビング作品タイトル:バディ 使用キット:タミヤ 1/35イギリス兵巡回セット、タミヤ 1/35ドイツ2号戦車、タミヤ 1/35レンガウォール、コバアニ模型工房 1/35ヨーロッパのドアGSカンパニー エグゾフレーム(女性兵...
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小泉悠氏:ウクライナで戦争が起きた理由とそれがなかなか終わらない理由
コメ0 マル激!メールマガジン 23ヶ月前
マル激!メールマガジン 2022年12月28日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム https://www.videonews.com/ )―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――マル激トーク・オン・ディマンド (第1133回)ウクライナで戦争が起きた理由とそれがなかなか終わらない理由ゲスト:小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター...
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「ゼレンスキーとプーチン、天地の差」小林よしのりライジング Vol.455
コメ230 小林よしのりライジング 23ヶ月前
ゼレンスキーは今のところ、確かに「英雄」である。 ウクライナ戦争勃発以前は、政治経験のないコメディアンが大統領に当選したことを「ポピュリズムの極み」と非難し、「ゼレンスキーは間違いなく失敗する」と断言した知識人もいたらしい。 実際に戦争前には失政も多かったようだし、まだ戦争の行方も定まらない現...
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2022年6月10日号:ニュースに一言
コメ0 百田尚樹のテレビでは伝えられない話 29ヶ月前
●戦時下のウクライナから命からがら脱出してきた29歳の女性が京都市の任用職員に採用され、高校のALT補助として働くことになったというニュースがありました。
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宇露戦争の行方と株式相場
コメ0 億の近道 チャンネル版 32ヶ月前
1カ月前のキエフの街は比較的のんびりムード。平穏そうな街並みだった。 2014年からのロシアとの緊張関係が続きかつて混乱した独立広場も静かな雰囲気に包まれていた。 侵攻の意図はないとしていたロシアが2月24日に侵攻を開始して以来、戦時下に陥ったウクライナだが、その戦争の行方は誰にも分らない。侵...
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『This War of Mine』レビュー:今プレイすべき一作! 民間人の視点から戦争を描いたシリアスゲーム
コメ0 ゲーム実況ブロマガ 32ヶ月前
現在、ロシアがウクライナへ軍事侵攻しており、ウクライナの民間人は避難を強いられているだけでなく、人的にも民間施設にも被害を受け、それは今も拡大している。世界中がウクライナへの支援に乗り出す中、ゲームソフト『This War of Mine』を制作したポーランドのゲーム開発会社11 bit studiosが、『This War of Mine...
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『This War of Mine』レビュー:今プレイすべき一作! 民間人の視点から戦争を描いたシリアスゲーム
コメ0 ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」 32ヶ月前
現在、ロシアがウクライナへ軍事侵攻しており、ウクライナの民間人は避難を強いられているだけでなく、人的にも民間施設にも被害を受け、それは今も拡大している。世界中がウクライナへの支援に乗り出す中、ゲームソフト『This War of Mine』を制作したポーランドのゲーム開発会社11 bit studiosが、『This War of Mine...
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男たちよ、戦時下を生きる侍であれ。
コメ0 与国秀行リサイタル 42ヶ月前
日本人に告ぐ。 「コロナをどうにかして欲しい」、「緊急事態宣言をどうにかして欲しい」などとは思わないことです。 なぜなら貴方は、「経済戦争(エコノミック・ウォー)」という名の戦時下に生きる一人の人間だからです。 貴方がどうするかです。 自分がどう生きるかです。 「国を変えん、国を守らん」と侍精神...
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オリンピック開催に世論の見方は厳しい。「開催すべき」は16%。「中止」(38%)+「延期」(39%)=約80%。菅首
コメ5 孫崎享のつぶやき 46ヶ月前
オリンピック開催についての世論の見方は厳しい。NHK世論調査では、「開催すべき」は16%。「中止」(38%)+「延期」(39%)=約80%。の状況である。 菅首相は依然、東京五輪の開催を「東京五輪、人類がコロナに打ち勝った証に」と述べているが、世界は五輪時に「人類がコロナに打ち勝った証に」とみていない。...
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『朝鮮戦争の正体』⑤7月発行:日本は朝鮮戦争に軍事的参加したか。実はした。海上保安庁下1200 名の旧海軍軍人が元山、
コメ12 孫崎享のつぶやき 53ヶ月前
1950年米軍が仁川上陸作戦を行うにあたり、日本は掃海に参加しているのです。A:朝鮮戦争における日本の参加(1)掃海業務1:日本掃海艇の朝鮮海域派遣について米国側より要請を受けた大久保海上保安庁長官は吉田首相に報告します。報告を受けた吉田首相は、“わかった。出しましょう。国連軍に協力するのは日本政府...
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人が死ぬ情報戦でレッドチーム入り?|TSJ2
コメ0 THE STANDARD JOURNAL アメリカ通信 57ヶ月前
▼人が死ぬ情報戦でレッドチーム入り?みなさんこんにちは、和田です。昨夜のアメリカ通信の放送で『安倍政権は、新型コロナウイルス騒動を 戦時下として対応せよ』という話をしました。なぜか?現在、国内の保守言論で、「中国人の入国を全面禁止にしろ!」という意見が多いですね。実際のところ、米国やオーストラリア...
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人が死ぬ情報戦でレッドチーム入り?|THE STANDARD JOURNAL
コメ0 THE STANDARD JOURNAL 57ヶ月前
▼人が死ぬ情報戦でレッドチーム入り? みなさんこんにちは、和田です。 昨夜のアメリカ通信の放送で『安倍政権は、新型コロナウイルス騒動を 戦時下として対応せよ』という話をしました。 なぜか? 現在、国内の保守言論で、「中国人の入国を全面禁止にしろ!」という意見が多いですね。実際のところ、米国やオーストラ...
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『この世界の片隅に』――『シン・ゴジラ』と対にして語るべき”日本の戦後”のプロローグ(中川大地×宇野常寛)(PLANETSア
コメ0 PLANETS Mail Magazine 59ヶ月前
今朝のPLANETSアーカイブスは2016年の映画『この世界の片隅に』をめぐる宇野常寛と中川大地の対談です。戦時下の一人の女性の視点を通して個人と世界の対峙を描き、大好評を博した本作。しかし、その出来の良さゆえに逆説的に明らかになった「戦後日本的メンタリティの限界」とは?(構成:須賀原みち/初出:「サイゾー...
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自民党の杉田水脈衆院議員が同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張した問題で、擁護の特集を行った月刊誌「新
コメ25 孫崎享のつぶやき 74ヶ月前
1:自民党の杉田水脈)衆院議員が同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張した問題で、きっかけとなった寄稿を掲載した月刊誌「新潮45」が「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」とする企画を10月号で掲載する。寄稿をめぐっては、人権侵害などとして撤回を求める声や批判があがっていた。 18日発売...
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ニューカレドニアの未来
コメ0 ごまめの歯ぎしり メールマガジン 応援版 (ニコニコ) 80ヶ月前
南太平洋に浮かぶニューカレドニアは、ニューカレドニア島とロワイヨテ諸島からなるフランスの海外特別自治体で、四国程度の面積に約27万人が住んでいます。独自の政府及び議会を持ち、フランス政府の権限は国防、治安、司法、高等教育などに限定されています。陸海空軍あわせて約1450人のフランス軍が常駐し、仏...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第六章 オタク・メディア・家族 1 大伴昌司のテクノロジー(1
コメ0 PLANETS Mail Magazine 83ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。60年代末の少年マガジンで、図解による怪獣文化の「情報化」を試みた編集者・大伴昌司。その多彩な活動を追いながら、小松左京や眉村卓らSF作家たちと特撮の関わりについて...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第五章 サブカルチャーにとって戦争とは何か 2 敵を生成するサ
コメ0 PLANETS Mail Magazine 84ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。日本の戦争映画が描いてこなかった「敵」は、特撮という技術を経て「怪獣」という姿で「発見」されることになりました。その後の怪獣の描かれ方を通じて、ウルトラシリーズ...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第四章 風景と怪獣 2 ウルトラマンの風景(1)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 86ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。映画の時代の作品であった『ゴジラ』シリーズから、テレビの時代へと移り変わった先に登場した『ウルトラマン』における怪獣の変化について論じます。2 ウルトラマンの風...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第四章 風景と怪獣 1 虚構的ドキュメンタリーの系譜(2)【毎
コメ0 PLANETS Mail Magazine 87ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。円谷が「モダニズム的な飛行機」を愛しながら「反モダニズム的な怪獣」を共存させた流れを追いながら、その後継者としての宮崎駿についての議論を通じて、戦後日本の美学を...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第三章 文化史における円谷英二 3 プロパガンダと新しい知覚(
コメ0 PLANETS Mail Magazine 88ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。政治性と距離を置き、徹底的に技術を志向した円谷英二はそれゆえに「あどけなさ」や「子供」の目線を持っていました。それらはやがてウルトラシリーズへと繋がっていくこと...
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【春の特別再配信】 『この世界の片隅に』――『シン・ゴジラ』と対にして語るべき”日本の戦後”のプロローグ(中川大地×宇
コメ0 PLANETS Mail Magazine 91ヶ月前
第7弾となりました「2017年春の特別再配信」、話題のコンテンツを取り上げて批評する「月刊カルチャー時評」をお送りします。今回のテーマはアニメ映画『この世界の片隅に』です。戦時下の一人の女性の視点を通して個人と世界の対峙を描き、大好評を博した本作。しかし、その出来の良さゆえに逆説的に明らかになった「戦...
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『この世界の片隅に』――『シン・ゴジラ』と対にして語るべき”日本の戦後”のプロローグ(中川大地×宇野常寛)【月刊カル
コメ0 PLANETS Mail Magazine 95ヶ月前
話題のコンテンツを取り上げて批評する「月刊カルチャー時評」、今回のテーマはアニメ映画『この世界の片隅に』です。戦時下の一人の女性の視点を通して個人と世界の対峙を描き、大好評を博した本作。しかし、その出来の良さゆえに逆説的に明らかになった「戦後日本的メンタリティの限界」とは?(構成:須賀原みち/初...
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マクガイヤーチャンネル 第102号 【手塚治虫版『やれたかも委員会』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 95ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回の放送のまとめというか、『紙の砦』と『すきっ腹のブルース』について改めて語らせて下さい。●『紙の砦』について1989年に手塚治虫が亡くなった時、色んな人が色んな媒体でお悔やみの言葉を書きました。COMIC BOXの手塚追悼号にて宮崎駿がアニメ制作者としてダンピングを始めた手塚治...
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『この世界の片隅に』主人公を演じたのん「生活をするのが楽しくなりました」と喜びを語る 公開初日舞台挨拶に片渕
コメ0 AOLニュース 97ヶ月前
11月12日、東京・テアトル新宿にて、アニメーション映画『この世界の片隅に』公開初日舞台挨拶が行われ、監督・片渕須直、音楽を担当した歌手・コトリンゴ、声優として主演を務めた女優・のんが登壇した。本作は、こうの史代の同名コミックを原作に、戦時下の広島において、前向きに生活を続ける主人公・すずの日常
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女優・のんがアニメ映画初主演で広島弁に挑戦!こうの史代原作、戦時下の日常を描く『この世界の片隅に』予告映像
コメ0 AOLニュース 100ヶ月前
「夕凪の街 桜の国」を手がけたこうの史代による同名コミックをアニメーション映画した『この世界の片隅に』が11月12日より全国公開される。この度、本作の予告映像が解禁され、あわせて、主人公・すずを、女優・のんが演じることがわかった。片渕須直監督が6年の歳月をかけ、戦中戦後の広島・呉の綿密なリサー
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映画で「戦時下の日本」を描く限界と可能性
コメ0 ゴー宣道場ブログ 131ヶ月前
明日、25日から全国松竹系劇場で公開される山田洋次監督作品『小さいおうち』は、昭和39年生まれの作家・中島京子が直木賞を受賞したベストセラーの映画化。昭和10年代の日本を舞台に、六十年前の戦前にも、東京郊外には、中流家庭のそれなりにモダンな暮らし...
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橋下市長居直り会見―謝罪や撤回からは、ほど遠い
コメ0 「しんぶん赤旗」 139ヶ月前
主張橋下市長居直り会見謝罪や撤回からは、ほど遠い 日本軍「慰安婦」は必要だったと発言して、国内外からきびしく批判されている「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長が日本外国特派員協会で記者会見し、持論を展開しました。謝罪し、撤回したのではありません。日本軍「慰安婦」は必要だったという発言は取り消...
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甲斐良治:「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる
コメ0 THE JOURNAL 193ヶ月前
■「100年に一度」の危機 世界を震撼させている現在の金融危機は、「100年に一度」の危機だという。ならばただ不安におののくだけでなく、新年を迎えるにあたって100年の単位で歴史を見直してみてはどうだろう。 ちょうど100年前の1909(明治42)年2月から7月にかけ、日本、朝鮮、中国の農村を旅した米国人土壌物理学者...