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2014年11月の記事 3件

選挙前に、ニコニコで党首討論なんてあったの?

 衆議院選挙が12月2日に公示される。投票日は14日。このことに関連して、朝日新聞の11月30日の一面の写真に、与野党8党の党首が握手している姿が掲載されていた。ニコニコ動画で党首討論が行われときのものだ。  まず、ニコニコ動画で党首討論が行われたことを私は知らなかった。おそらく、最近はニコニコ動画の公式チャンネルをほとんどチェックしていなかったせいだ。私はニコニコのシステムを使ってメールマガジンを発行している。にもかかわらず、ニコニコ動画(生放送や静画を含む)へのアクセスをほとんどしていない。  ニコニコ動画へのアクセスが減っている理由はいくつかある。一つは、動画サイトの興味深いコンテンツがニコニコ動画以外にも多くなっているからだ。You tubeはもちろんのこと、ツイットちゃすと、Vineなどは、お手軽に動画を作れたりする。有料会員でないとニコニコ動画では生放送をできない。しかし、生放送にこだわるのなら、ツイキャスでできる。しかも無料で。となれば、面白いコンテンツが分散する。  私自身、ニコニコ生放送で配信していない。一方、ツイキャスでの生放送をしている。なぜ、ニコニコではなく、ツイキャスでしたのか?それは、やはり、お手軽さではなきだろうか。技術的な問題ではない。周囲の友人知人たちがニコニコから離れているのも一因だ。  

長野県神城断層地震から活断層を考えてみた!

 今回は、長野県北部で起きた地震について触れた上で、活断層について書いてみたいと思います。  11月22日よるに長野県北部を震源とする地震を長野県は「県神城(かみしろ)断層地震」と名付けました。気象庁によると、最大震度は6弱。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7。震源の深さは約10キロ。付近の「神城断層」が動いた可能性があるといいます。  長野県は活断層が多い。長野県の公式サイトによると、「長野県周辺の活断層」( http://www.pref.nagano.lg.jp/bosai/kurashi/shobo/bosai/bosai/kisochosa/katsudanso/index.html )は、糸魚川ー静岡構造線と信濃川断層帯、伊那谷断層帯、阿寺断層系の4つがあります。  今回の「神城断層」は、日本最大級の活断層帯「糸魚川ー静岡構造線」の北部にあります。長野県小谷村付近から山梨県櫛形市付近に至る活断層帯です。北部は小谷村から白馬村付近までの「神城断層」があります。中部には、大町市から松本市までの「松本盆地東緑断層」、松本から塩尻市にかけての「午伏寺(ごふくじ)断層」、諏訪盆地にある「諏訪断層群」や「岡谷断層群」、「釜無山(かまなしやま)断層群」などがあります。南部では山梨県小淵沢町から南にある「白州断層」、櫛形市付近の「市之源断層群」があります。  国の地震調査研究推進本部( http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f041_042_044_itoshizu.htm )によると、「糸魚川ー静岡構造線」は約1200年前に、白馬から小淵沢までの区間で活動していました。その規模はM8程度だった可能性が高いといいます。また、「午伏寺(ごふくじ)断層」付近では、約1000年おきにM8程度の規模の地震が起きている可能性が高いのです。  地震の元になる「活断層」に私が興味を持ったのは、1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震がきっかけです。このときは淡路島付近の「野島断層」が動きました。  

JKビジネス考

 新宿・歌舞伎町を歩いていると、いつものようにキャッチに声をかけられる。もっともと多いのは...  「DVD、DVD....」  とだけささやく男性だ。ある初老の男性をよく見るのだが、私がいつも声かけに無反応だということを覚えていないのだろうか。声かけに失敗するたびに、  「ちぇっ」  と舌打ちをする。時折、「なんだよ」と、残念がる声も聞こえたりする。ただ、こうしたDVDの勧誘は昼間から夕方にかけてが多い。それをすぎると、キャバクラが多くなる。  「キャバクラ、おっぱい、ヘルス.....。なんでもありますよ」  こうした声かけはフリーのキャッチだ。フリーの場合、それがまともなキャッチなのか、それとも詐欺的なキャッチなのかはわからない。私も詐欺的なキャッチにひかかったことがある。  「添い寝キャバクラはどうですか?」  歌舞伎町にいると、変わり種のキャバクラを時折、探したくなる。以前、コスプレキャバクラを探し回ったことがあったが、どうやら歌舞伎町ではコスプレ店は長続きしないとの話をよく聞く。そんなときに「添い寝キャバクラ」と聞くとつい、いってみたくなる。  しかし行ってみると、中国人のデートクラブだった。入店で90分5000円。そして連れ出し料が2万くらい。連れ出さずに店内で飲んでもいいが、連れ出しに応じない客とわかると、中国人のサービスはまったくなくなる。もちろん、デートクラブは条例によって規制されているが、ほとんどの場合、届けていない。  

渋井哲也の「生きづらさオンライン」

子ども・若者の生きづらさ・自殺・自傷・ネット心中・家出などをメインに取材してきたフリーライター渋井哲也のメールマガジンです。インタビューや事件取材、裁判傍聴を通じて、生きづらさの背景を探ります。テーマは主に子ども・若者たちの生きづらさですが、大人たちの「子ども・若者時代」も関連するものは取り上げて行きます。歌舞伎町やキャバクラの話もしていくつもりです。*ブロマガでは、相談や質問を受け付けています。宛先はメールで。hampen1017@gmail.com 回答はQ&Aなどで答えていきますが、プライバシーの問題や個別性が高いと判断できるときには個別にメールを差し上げます。

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渋井哲也

フリーライター。1969年10月、栃木県生まれ。1998年8月、長野日報社退社。以後フリーに。若者の生きづらさ、自殺、自傷行為、援助交際、家出、少年犯罪、ネットコミュニケーション、ネット犯罪などを取材しています。2011年3月11日の東日本大震災、それに伴う東京電力・福島第一原発の事故も取材している。

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