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記事 2件
  • 動画と漫画、動画を絵にするとは

    2014-09-17 12:08  
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    動画と漫画、動画を絵にするとは


    こんにちは、大井昌和です!夜はすっかり涼しくなってきましたが、みなさん秋の夜長は何をしてますでしょうか?
    ベヨネッタ2でしょうか。デスティニーでしょうか。
    うちの事務所は大井はおろかスタッフまでてんやわんやの毎日です。おそらくこれが年末まで続くんじゃないかな・・・==;恐ろしい。
    僕は最近は久しぶりにゲームに触れる時間が増えています。自分は大体半年周期くらいに、本、映像、ゲーム、という順に空き時間に触れるものが変わって行くのです。これが今ゲームの周期に入ってるんだな〜ということですが、ひとつに触れていると他に触れる時間が減ると言うのをなんとかしたい。ゲームしながらアニメ見て、本を開くか・・・。
    そんな毎度の愚痴はさておき、今回は以前放送で質問いただいた
    「頭の中に映像は浮かぶが、漫画に落とし込めない」と言うのに対して語って行こうかと思います。

    実はこれは三つくらいのセンテンスに落とし込めます。
    「頭の中の映像のカットが変わるまでにある印象的なシーンを描く」
    「その切り出したシーンの重要度(印象度とも言っていい。これは自分のセンスで決める)で漫画にするときにコマの大小を決めて描く」
    もうひとつは最後に付け足します。

     

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  • これからの漫画の描き方の話をしよう〜脚本〜

    2014-08-22 15:22  
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    これからの漫画の描き方の話をしよう〜脚本〜
    こんにちは、大井昌和です。
    これを読んでる学生さんはそろそろ夏休みの宿題に追われる日がはじまっているのではないでしょうかね。
    社会に出ると宿題の提出期限などは、納期に比べれば何でも無いことがわかるので安心してだらだらしてください。
    そんな中スタジオひまわりは起動帝国オービタリア(月刊アワーズ)の締め切りの真っ最中。
    スタッフが仕上げをするのを横目に、会員の皆様向けに僕は記事を書いています^^
    さて今回は「これからの漫画の描き方の話をしよう」シリーズ第三回です。
    このシリーズは僕がデビュー前に知りたかったことを思い出して、その答えを10数年後の僕が書くという形になってます。
    しかし年を取るとあの頃何に悩んでいたかを思い出すのが大変で・・・。脳がヤバい。
    そこで今回思い出したのは「脚本」もしくは「お話」についてです。

    日頃僕はことあるごとに、「脚本なんか二の次」「お話なんかべつにどうとでもなる」と口癖のように言っているのに、すわ脚本について語るとは何事か?とお思いになるやも知れません。
    何を隠そう、僕はデビュー前は漫画は「お話」=「脚本」だと勘違いしていたからですね。
    まあ今考えると、キャラクターを考えるというのはイコール自分の性癖や好み、趣味などのプライベートが反映され、そこに直感的に恥を感じていたのでしょう。
    また世界観を考える=設定を作る、と勘違いしていたと思います。
    というわけで恥もかかない、面倒なことも無い、脚本を作ろうという方向に逃げていた訳だと思います。
    (10数年経つと自分の恥も語るのが恥ずかしくない!)ではまたわざわざ脚本なんかどうでもいい、と語るのか?

    そうではありません。
    今回は若かった自分へのフォローも含めて、「脚本」の効用について語って行きたいと思うのです。

     

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