まさに忙しい方向けと言える、グリーンインテリアブランド「PIANTA×STANZA(ピアンタ×スタンツァ)」をご存知ですか? 植物を用いて室内空間をプロデュースするユニークな商品を扱っているブランドなのです。
コンセプトは"大自然をアートとして飾る"
手間いらずの壁掛けグリーン
こちらの「マイギャラリー シーズナルパッケージ」は、四季にあわせて年4回、3か月ごとに違ったデザインの「壁掛け植物」が届くというもの。写真左から順に、春~冬を表しています。春はお花を取り入れて華やかに。夏は南国のリゾート地、秋はうっそうと生い茂る湿地帯をイメージ。石や砂で水の流れを表した「枯山水」は冬のデザイン。
サイズはS、M、Lの3サイズから選ぶことができます。またナチュラルな質感が魅力的なオーク材のフレームは、1つ1つ手作業で作り上げているのだそう。
防水プランターで管理がしやすく、水やりは1週間に1回で良いのだそう。3か月で植物を取り換える仕組みなので、いつも生き生きとした状態で楽しむことができます。せっかくお気に入りのグリーンを購入しても、つい枯らしてしまって「女失格?」とへこむ筆者には夢のようなプラン!
ちなみにこちらは兄弟サイト「roomie」で開催された「観葉植物」をテーマにしたフォトコンテストにも載っていました。
眠る前の室内森林浴がおすすめ!
植物が照明インテリアに
お次は、まるで星空を映し出すプラネタリウムのように、"森の影"を映し出すというアイディアを実現させた「フォレスタリウム」。こちらは今年発売されたばかりの商品です。
プランター内部にLED電球が内蔵されていて、真下から照らすことで植物のシルエットが天井にうつる仕組み。オススメは「寝る前に15分フォレスタリウムを眺める室内森林浴」。
昼はグリーン、夜はムーディな照明として楽しめます。植物によって全くシルエットが変わってくるのが面白いですね!
プランターをいくつか置いて影を重ねると、本当に森のような雰囲気に。
自然に出会うために遠出するのではなく、お気に入りの自然をすぐそばに置いて、共に暮らすという提案が素敵。グリーンがもたらす癒しを手軽に日常に取り入れる方法として、いかがですか?
(文/田邉愛理)
田邉愛理
学習院大学で日本美術史を学び、卒業後、日本の書・古美術をあつかうセンチュリーミュージアム学芸員として勤務。2004年~2012年まで展覧会音声ガイドの制作・運営に携わり、現在フリーランスライター。展覧会に行くこと、そのあとの寄り道が何より好きです。素敵なイベントやショップ、気になるいろいろをアート情報とあわせてご紹介します。