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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第37回(1,585字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 58ヶ月前
ドラッカーのマネジメントを使って、我々はどのような遊びを作れるのか?一つ、重要な手がかりがある。それは、これからは「何かを作る」ということが、一つの大きな遊びになるだろう――ということだ。もう亡くなったアップルの創業者で、コンピューターのMacやiPhoneなどを作ったスティーブ・ジョブズという人がいる。彼...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第36回(1,666字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 58ヶ月前
これからの時代は仕事がなくなる。仕事がなくなっても生きることはできるだろうが、しかし人類はこれまで1万年にわたって「仕事をすること」をベースに社会を構成してきた。おかげで、仕事は生きるための「義務」でもあったが、同時に「喜び」でもあった。だから、その仕事がなくなってしまうと、多くの人の「喜び」も奪...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第35回(1,626字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 58ヶ月前
プロトタイプ思考を高めるためには、「空間センス」とともに「生活センス」を高めていく必要がある。では、生活センスを高めるにはどうすればいいか?結論からいえば、それはズバリ「模様替え」をすることである。近年、「断捨離」や「片付けブーム」など、「掃除」に対する関心が高まっている。なぜなら、掃除は部屋が...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第34回(1,587字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 59ヶ月前
イノベーションを起こすためには、「プロトタイプ思考」が欠かせない。つまり、まずは深く考えすぎず、何ごとも行ってみる――という考え方だ。何より実践を優先する価値観である。そういう価値観を構築するためには、行動することへの障壁を取り払う必要がある。なぜなら、人が行動を嫌がるのは、たいていそこに壁があり...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第33回(1,496字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 59ヶ月前
イノベーションを起こすためにはプロトタイプ思考が必要となる。そしてプロトタイプ思考を鍛えるためには、「建築の感度」と「生活の感度」を高めることが肝だ。では、どうすれば建築の感度と生活の感度を高めることができるのか?ところで、「建築の感度」と「生活の感度」は、それぞれ次のように言い換えることができ...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第32回(1,743字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 60ヶ月前
イノベーションを起こすための考え方として、「プロトタイプ思考」は欠かせない。「まずは何か作ってみる」というフットワークの軽さがないと、イノベーションは起こせない。なぜなら、プロトタイプ思考は失敗を許し、そこから適切なフィードバックを得ることができる。そうして、アイデアを効率的に洗練させられる。す...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第31回(2,026字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 60ヶ月前
「プロトタイプ思考」では、まず試作品を作ってみる。そこにおいて重要なのは、ものを作ることには欠かせない「道具」だ。では、道具とは何か?それは、大きく四つある。一、材料二、工具三、収納場所四、作業場これらを、順に見ていきたい。まず、試作品を作るためには「材料」が必要である。次に、それを工作するため...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第30回(1,779字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 60ヶ月前
「プロトタイプ思考」とは、試作品を安く、早く、簡単に作る――という考え方のことだ。プロトタイプ思考を実践すれば、ボトルネックや問題点を簡単に浮き彫りにでき、時間や労力、あるいは材料を大幅に節約できる。さらには、フィードバックやユーザー目線を適切に獲得し、新しい着想を生み出すこともできる。人間の純粋...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第29回(1,867字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 60ヶ月前
ドラッカーは、イノベーションを行う上で最も重要なことの一つは「小さくスタートすること」だと述べている。大がかりな計画や準備はせず、思いついたことをとりあえずパッと始めてみることがだいじというのだ。ところで、試作品のことを「プロトタイプ」という。「試作品」とは、文字通り試しに作ってみる品ことだ。何...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第28回(1,880字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 60ヶ月前
イノベーションを起こすためには、まず考え、次にすぐれたアイデアを生み出し、最後にそれを実行することが必要である。このうち、きわめて重要で、かつ難しいのが三番目の「実行」だ。というのも、イノベーションに限らず人間は、考えただけで満足してしまったり、あるいは失敗するのを恐れたりして、実行しないことが...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第27回(1,764字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 61ヶ月前
すぐれたアイデアを生み出すためには、その前提となる知識が必要だ。そして知識は、本から得るのが最も効率がいい。読む本は、尊敬する人や参考とする人、趣味が合う人から教えてもらったり、その人たちが読んでいるものを読んだりすればいいだろう。そこで、次にだいじになってくるのは「読み方」である。というのも、...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第26回(1,819字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 61ヶ月前
すぐれたアイデアを生み出すためには、それを下支えする知識が必要だ。そして、その知識を蓄えるためには本が最適である。では、本はどのように探せばいいのか?また、どのように読めばいいのか?ここからは、それらについて概説していきたい。まず「本の探し方」であるが、これの有効な方法はほとんど一つといってよい...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第25回(1,762字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 61ヶ月前
アイデアは、自分を飢餓感に置くことによって湧き出てくる。自分を飢餓感の中に置くと、最も重要な「欲望」が可視化され、目的がはっきりするのだ。いうなれば「ビジョン」が顕在化する。そのビジョンが顕在化したら、今度はそれを具体的なアイデアに結びつけることが必要となる。そのときに欠かせないのが「知識」だ。...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第24回(1,777字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 61ヶ月前
すぐれたアイデアというのは、必ず飢餓感の中で生み出される。そのため、まずは物をはじめ、いろんなものを捨て、自分自身を飢餓感の中に置く。その上で、心の奥から沸き立ってくる感情をとらえる。自分自身が何が好きかということを観測する。例えば、ぼくの場合だったらそれは「野球」だった。恥ずかしい話なのだが、3...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第23回(1,498字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 62ヶ月前
ここからは、「すぐれたアイデアの生み出し方」について、具体的に見ていきたい。ここまで見てきたように、まずは審美眼を鍛え、不必要なものを捨てる。このとき、思い切ってばっさりと、いっそ不安になるくらい多くのものを捨てる。すると、そこで得られる「視点」がある。それは、「足りない」という視点だ。不安だっ...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第22回(1,717字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 62ヶ月前
審美眼を鍛えるためにする行動の三つ目は「美しさについて勉強する」だ。これは一見当たり前のように思えるかもしれないが、実はそうではない。どういうことかというと、多くの人が「審美眼は生まれつきのもので、鍛えることができない」と思っている。だから、勉強すれば審美眼が鍛えられることを「当たり前」と思って...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第21回(1,547字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 62ヶ月前
イノベーションにおいては、すぐれたアイデアを生み出すことが欠かせない。しかしながら、「すぐれたアイデアを生み出す」というのは、言うのは簡単だが、実現させることはなかなか難しい。ただし、方法がないわけではない。それは、「何かを捨てる」ということだ。現状行っている何かをやめる、ということでもある。そ...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第20回(1,732字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 62ヶ月前
イノベーションには三段階ある。一、考えること二、すぐれたアイデアを生み出すこと三、実行すること今回は、このうちの「二、すぐれたアイデアを生み出すこと」について見ていきたい。まず、「すぐれたアイデア」とは何か?それは、テーゼとアンチテーゼを踏まえつつ、その両方の願いを叶えるもの――ジンテーゼ――のこと...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第19回(1,339字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 63ヶ月前
自分の遊びたいものが、周囲や大人の理解を得ないときがある。そういうときに、人はたいてい遊びを諦めたり、あるいは周囲や大人を無視してその遊びを無理やりやり通そうとしたりするが、そのどちらもしないように工夫するという考え方もある。相反する価値観のどちらか一つを選ぶのではなく、その両方の価値観を満たす...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第18回(1,758字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 63ヶ月前
これからの仕事がなくなる時代には、生きることの困難さが予想される。そうした状況では、マネジメントが重要になってくる。とりわけ、ドラッカーのマネジメントが重要になってくる。なぜかといえば、マネジメントの力がないと、「仕事がなくなる」という困難な状況を打開することは難しいからだ。逆にいえば、「仕事が...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第17回(1,935字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 63ヶ月前
人間は、危険なことをするのが好きである。なぜかといえば、危険なことをすると脳から「危険である」という信号が出るのだが、このとき、その信号に脳内麻薬が伴われているため、体が活性化して元気が出るからだ。活き活きとした気持ちになって気持ち良くなるのである。人間というのは不思議なもので、例えばワサビやカ...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第16回(1,737字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 63ヶ月前
マーケティングにおいて知っておかなければならないことの二つ目は、「世の中にはどのような遊びがあるのか」である。というのも、何を遊ぶにしても、それを知らなければそもそも遊べない。また、自分が一から発明していたのでは、あまりにも効率が悪いということがある。人間は、ほとんどのケースでそれほど突拍子もな...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第15回(1,531字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 63ヶ月前
新しい遊びを見つけるといことそのものが、マネジメントである。だから、それまでの遊びに飽きて新しい遊びを見つける際には、必ずマネジメントのノウハウが必要となる。では、遊びはどのように見つけたらいいのか?そこで必要となるマネジメントのノウハウとはどのようなものか?マネジメントについてドラッカーは、大...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第14回(1,569字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 64ヶ月前
「遊び」というのは、簡単なようで実は難しい。なぜなら、そこには「飽きる」という現象がつきまとうからだ。人間は、同じことを長い間続けることができない。生まれながらの性質として、どうしたって「飽きる」ようにできている。そのため、たとえ「遊び」といえども長続きしない。幼い頃には夢中になった積み木も、長...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第13回(1,516字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 64ヶ月前
ここまで、マネジメントを学ぶにはまず「遊び」を楽しまなければならない――ということを伝えた。なぜなら、楽しく遊ぶためには工夫が必要だが、その工夫こそがマネジメントだからだ。そのため、楽しく遊ぶことを心がけていれば、自然とマネジメントも身につく。ところで、遊びには「おもちゃ」が重要な存在としてある。...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第12回(1,854字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 64ヶ月前
さて、ここまでは「なぜマネジメントを学ぶことが必要か?」ということについて見てきた。そこでここからは、「では、どうやってマネジメントを学べばいいのか?」ということについて見ていきたい。ところで、何かを学ぶ上でだいじになってくるのは、いつもたった一つのことである。それは「遊び」だ。実は、人は遊びの...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第11回(1,911字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 65ヶ月前
経営とは何か?続いて、二の「継続する」について。個人であれ組織であれ、それを短期間で終わらせるのではなく、長期間続かせることが重要だ。なぜかといえば、長く続かせることは、正しい経営の一つの指針となるからだ。会社の経営というのは、人でいえば「生きる」ことである。そして経営を継続させるというのは、「...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第10回(2,233字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 65ヶ月前
そもそも「経営」とは何か?まずいえるのは「何か(個人・組織)を営むこと」である。特にそこでは、「健全に営む」ということが求められる。なぜなら、経営の目的の一つは「継続」だからだ。すぐに終わってしまうのではなく、長く続くように心がける。すると、自然と健全である必要が出てくる。なぜなら、不健全なもの...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第9回(1,680字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 65ヶ月前
例えば、昔は銀行に計算係というものがいた。そろばんを片手に、朝から晩までお金の計算ばかりしていた。そういう人は、計算以外のことをする必要がなかった。もちろん、計算のスピードや正確性の向上こそ求められ、その部分には改善の余地があったかも知れないが、しかしそれ以外のことはむしろしない方が良かった。な...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第8回(1,815字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 65ヶ月前
機械に奪われない仕事とは何か?その答えは、実は簡単である。今奪われつつある仕事の、逆を考えればいい。今奪われつつある仕事の特徴は、次の三つだ。一、ミスが許されない二、疲れていてはできない(体力や精神力を必要とする)三、大量にこなす必要があるだから、その逆を考えると、こうなる。一、ミスが許される(...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第7回(1,710字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 66ヶ月前
今、仕事がなくなろうとしている。ロボットやAIに奪われ、人の社会参加や、経済活動や、生きがいを見つける場所が失われようとしている。では、それはどのように失われようとしているのか?どんな仕事から奪われていくのか?すでに失われた仕事として象徴的なものの一つが、駅の改札員である。駅で切符にハサミを入れた...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第6回(1,804字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 66ヶ月前
「仕事」というものが果たしている役割の三つ目が、「働く人の生きがいを満たす」ということである。多くの人にとって、仕事は生きがいとなっている。逆にいえば、仕事を生きがいにしないと、生きることそのものがつらくなる。前述したように、人生における仕事(学校・主婦も含める)の割合は、だいたい三分の一だ。大...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第5回(1,698字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 66ヶ月前
仕事(学校)というのは、人間にとって生活の大きな割合を占める。仕事をしている時間が仮に一日八時間とすると、三分の一は仕事をしているということになる。だから、そこが「自分の居場所になること」はとても重要だ。そこに自分の居場所が見つけられないと、人生の三分の一を寂しい思いを抱えながら生きていかなけれ...
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子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第4回(1,949字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 66ヶ月前
これからの「仕事がなくなる時代」をしっかりと生き抜くためには、まず現状を把握する必要がある。把握するべき現状は、大きく二つ。一つ、IT技術の発展やAI・ロボットの進化によって、世の中からは仕事が減り続ける。二つ、それに対して、仕事をしている振りをしている人が増えたが、それを即刻やめる。これらを踏まえ...