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京都アニメーション 2ストロークのリズム(後編)|石岡良治
コメ0 PLANETS Mail Magazine 8ヶ月前
今回のメルマガは、批評家・石岡良治さんの「京都アニメーション」論をお届けします。現代アニメシーンとの直接的な接続を見出せるであろう、2010年代の京アニ作品を歴史的にどのように位置付けるべきか。「けいおん!」や「Free!」シリーズ、『氷菓』などをメルクマールとして、ゼロ年代的感性の転換を経た現代アニメ史...
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京都アニメーション 2ストロークのリズム|石岡良治
コメ0 PLANETS Mail Magazine 9ヶ月前
今回のメルマガは、批評家・石岡良治さんの「京都アニメーション」論をお届けします。『CLANNAD -クラナド-』をはじめとするゼロ年代の代表作で確立された制作スタイルは、どのように現代まで継承されているのか。近年話題を集めている『響け!ユーフォニアム』最新シリーズ以降の展望も交えつつ、元請スタジオとしてア...
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京アニはキャラクターをどう動かしているか(前編)|石岡良治
コメ0 PLANETS Mail Magazine 13ヶ月前
本日のメルマガは、批評家・石岡良治さんの論考をお届けします。 フォトリアルな背景、キャラクターの「しぐさ」の精緻な描写が従来のアニメ表現の水準を刷新した「京都アニメ」の達成について、『AIR』『涼宮ハルヒの憂鬱』といったゼロ年代の初期ヒット作から振り返ります。(初出:石岡良治『現代アニメ「超」講義...
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平成を「ヒット曲」から振り返る(後編)|柴那典
コメ0 PLANETS Mail Magazine 30ヶ月前
本日のメルマガは、音楽ジャーナリスト・柴那典さんと宇野常寛との対談(後編)をお届けします。音楽バブルとでも言うような1990年代から一転、「大衆的」なものが捉えにくくなったゼロ年代からの音楽シーンを分析し、現代のアングラカルチャーからオルタナティブな感性が現れる可能性について論じます。前編はこちら。...
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ゼロ年代における新自由主義の行方を描いていた『クロスゲーム』(後編)| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 32ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。あだち充の現状最後の少年誌連載作品である『クロスゲーム』読み解きの完結編です。浅野いにおの『ソラニン』とも同時期の連載だった本作の底に垣間見える、2000年代前半の新自由主...
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ゼロ年代における新自由主義の行方を描いていた『クロスゲーム』| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 32ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。あだち充の現状最後の少年誌連載作品である『クロスゲーム』読み解きの完結編です。『ナイン』以来のあだち充の「ラブコメ×野球」路線の集大成とも言える本作で描かれた主人公コウと...
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中華圏ゲームの発展史:2000〜2010年代前半編(前編)|古市雅子・峰岸宏行
コメ0 PLANETS Mail Magazine 33ヶ月前
北京大学助教授の古市雅子さん、中国でゲーム・アニメ関連のコンテンツビジネスに10年以上携わる峰岸宏行さんのコンビによる連載「中国オタク文化史研究」の第11回(前編)。ゼロ年代から2010年代前半の中国における、ゲーム産業の発展史を辿っていきます。当初は一部のコアユーザーによる消費に限られていた国内ゲーム...
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国見比呂というヒーローの成長としての失恋を描いた『H2』| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 43ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。平成を代表する本格野球ラブコメ漫画『H2』の読み解きの完結編です。最後に考察するのは、主人公・国見比呂のヒーロー性について。『ナイン』や『タッチ』と異なり、ライバル役の橘...
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『もしドラ』のヒットから見えてきた、日本社会の“転倒”した高校野球観|中野慧
コメ0 PLANETS Mail Magazine 44ヶ月前
本日お届けするのは、ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の第6回「『もしドラ』のヒットから見えてきた、日本社会の“転倒”した高校野球観」。なぜ高校野球には「感動」が求められるのか。『もしドラ』のヒットに象徴されるこの倒錯した野球観の背景には、ゼロ年代以降の保守反動思想の...
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完遂できなかった『陽あたり良好!』を進化させた青春群像漫画『ラフ』(後編)| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 49ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。『タッチ』に続く代表作と評される『ラフ』の分析の後編です。原作の連載終了から四半世紀を経て公開された実写映画版で、あだち的な「青春」像はゼロ年代にどう描き直されたのか。...
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『私説UWF 中野巽耀自伝』は暴露本なのか
コメ1 Dropkick 53ヶ月前
Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り上げる本は『私説UWF 中野巽耀自伝』です。この記事はDropkickニコ生配信を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)【1記事75円から購入できるバックナンバー】静かなる怒り……『ありがとうUWF 母さちに贈る』三沢光晴への決別の書……馬場元子『ネェネェ馬場さん』格...
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「D」は〇〇〇〇の「D」『頭文字D』| 宇野常寛
コメ0 PLANETS Mail Magazine 54ヶ月前
今朝のメルマガは、『宇野常寛コレクション』をお届けします。今回は、しげの秀一による「走り屋」たちの世界を描いた漫画『頭文字D』を取り上げます。かつて「車」が背負っていたアメリカ的な「大人の男」の成熟像への憧れを、本作の物語はいかに覆していったのか。ゼロ年代への助走としての「走り屋」コミュニティが...
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與那覇潤 平成史──ぼくらの昨日の世界 第9回 保守という気分:2005-06(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 57ヶ月前
今朝のメルマガは、與那覇潤さんの「平成史──ぼくらの昨日の世界」の第9回の後編をお届けします。ゼロ年代の中盤に進行した「昭和回帰」は、虚構みならず思想の世界にまで蔓延します。新たなテクノロジーとベタなノスタルジーの結合が着々と進行する中、飛ぶ鳥を落とす勢いだった堀江貴文氏の逮捕、いわゆる「ライブドア...
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ゼロ年代を遠く離れたいま、セカイ系は完全な終焉を告げた。
コメ0 弱いなら弱いままで。 59ヶ月前
あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。さて、昨年最後の記事に続いてセカイ系の話をしたいと思います。セカイ系とは何か? ウィキペディアには、おおむねこのように記述されています。セカイ系という言葉の初出は2002年10月下旬のことで、インターネットウェブサ...
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稲葉ほたて×宇野常寛 『パズドラ』をプレイしていたのは誰なのか?――ソーシャルゲームの歴史と運営思想(PLANETSアーカ
コメ0 PLANETS Mail Magazine 62ヶ月前
今朝のPLANETSアーカイブスは、大ヒットアプリゲーム『パズル&ドラゴンズ』を巡る、稲葉ほたてさんと宇野常寛の対談です。GREE・DeNAというソーシャルゲーム2強の牙城を崩すべく、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが繰り出したこのゲームから、ゼロ年代以降のゲーム史の流れを議論します。(構成:稲葉ほたて...
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『覚醒』那須川天心/Dropkick読書会
コメ1 Dropkick 63ヶ月前
那須川天心と武尊の2人の周辺が慌ただしくなってきた!……ということで2018年4月に掲載した那須川天心の自伝『覚醒』読書会の記事を再掲載します。この時点では堀口恭司戦も、そしてあのメイウェザー戦も実現してません……○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り...
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【第234号】『天気の子』:なぜ須賀さんは問答無用で主人公を助けないのか
コメ0 マクガイヤーチャンネル 64ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、ニコ生の補講というか、まとめというか、『天気の子』の須賀さんについて書かせて下さい。自分は『天気の子』のクライマックスに違和感があるのですよ。以下、映画を観た方は分かって貰えると思うし、観てない方にとってもたいしたネタバレにならない書き方で書きます。●70年代ATGとゼロ年...
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シンジくん問題を考える。あなたはほんとうに本物の大人になれましたか?
コメ1 弱いなら弱いままで。 65ヶ月前
エヴァ、ゼロ年代あたりはシンジくんといったらいわゆる「ヘタレ主人公」筆頭のように言われがちだったけど、人権意識の向上した今のオタク界隈では「ネルフがマジでクソ」「シンジくんかわいそう」で満場一致してる雰囲気があるhttps://mobile.twitter.com/batapys1/status/1149831007719190528 と、こういうツイート...
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地獄の青春!! 平成の昭和格闘技集団「和術慧舟會」を語ろう/門脇英基×大沢ケンジ
コメ5 Dropkick 65ヶ月前
「和術慧舟會」とはなんだったのか? 全国に支部を展開、多くのプロ格闘家を送り出し、「ケージフォース」や女子格闘技などのイベントを運営。PRIDEやK−1などメジャー団体にも影響力を与えていた格闘技集団を探る不定期企画。今回は門脇英基さんと大沢ケンジさんに対談してもらいました!【1記事から購入できるバック...
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「ハッスルがなかったら日本は原始的なプロレスのままだったかも」■証言ハッスル:木原のオヤジ
コメ6 Dropkick 66ヶ月前
ゼロゼロ年代のプロレス界を席巻しかけたファイティングオペラ『ハッスル』とは何だったのか――制作にもタッチしていた木原のオヤジこと木原文人インタビューです!【1記事から購入できる関連記事】・ファイティングオペラ『ハッスル』とはなんだったのか■中村祥之インタビュー・【黒歴史ファイティングオペラ】若鷹ジェ...
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【第225号】『闇金ウシジマくん』と真鍋昌平短編集『アガペー』
コメ0 マクガイヤーチャンネル 66ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、先日最終巻も発売された『闇金ウシジマくん』と、同日発売された同じ著者による短編集『アガペー』について書かせて下さい。●『闇金ウシジマくん』とは今更説明するまでも無いかもしれませんが、『闇金ウシジマくん』は闇金融の経営者である丑嶋馨wo主人公あるいは狂言回しとした漫画です。...
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浜崎朱加×アミバ……雷神女王と女マネージャー(?)の女子格対談!
コメ4 Dropkick 67ヶ月前
RIZIN神戸大会で日米大決戦を控える浜崎朱加と、そのRIZIN女王を知り尽くす女子格闘家アミバ……まったくタメにならない女子格対談です! 【1記事から購入できる関連企画】藤井惠インタビュー「あの頃の女子格闘技は“この先”がずっとなかったんです」元祖・女子総合格闘家 高橋洋子がジョシカク黎明期を語る「いまは普通...
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與那覇潤×宇野常寛 ベストセラーで読む平成史――『ウェブ進化論』と『電車男』(PLANETSアーカイブス)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 67ヶ月前
今朝のPLANETSアーカイブスは、「文學界」に掲載された與那覇潤さんと宇野常寛との対談をお届けします。インターネットが普及し、様々な新しい文化が花開いたゼロ年代。そんな時代状況をそれぞれのかたちで映し出し、ベストセラーとなった2冊の本から、日本のウェブ空間と「近代的個人」の問題を読み解きます。(初出:...
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【フジメグ15000字】藤井惠インタビュー「あの頃の女子格闘技は“この先”がずっとなかったんです」
コメ4 Dropkick 69ヶ月前
RIZINや格闘代理戦争で女子格闘技が注目されているいまだからこそフジメグさんの話が聞きたい!……ということで、伝説の女子格闘家藤井惠さんの登場です。ゼロゼロ年代から現在の女子格闘技を語る15000字インタビュー!!【1記事から購入できる関連記事】元祖・女子総合格闘家 高橋洋子がジョシカク黎明期を語る「いまは普...
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萌え絵のパラドックス。萌えとは性欲なのか、物語なのか。
コメ0 弱いなら弱いままで。 74ヶ月前
「狐の王国」の「萌え絵はポルノではなく、人間への回帰なのである」という記事を読ませていたきました(http://koshian.hateblo.jp/entry/20150916/1442403299)。 非常に面白い内容で、感銘を受けたのですが、その一方で「萌え絵とポルノが無関係である」とする主旨には、やや違和感が残りました。 個人的には、萌...
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静かなる怒り……『ありがとうUWF 母さちに贈る』/Dropkick読書会
コメ1 Dropkick 75ヶ月前
Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り上げる本は鈴木浩充の『ありがとうUWF 母さちに贈る』です。この記事はDropkickニコ生配信で語られた『プライド』の感想を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)【Dropkick読書会バックナンバー】◯三沢光晴への決別の書……馬場元子『ネェネェ馬場さん』◯「神にな...
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マクガイヤーチャンネル 第186号 【トークイベント三回目も盛り上がりました】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 75ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、先週おこなったトークイベント『「山田玲司とDr.マクガイヤーの“俺の嫁”バトル」 in 阿佐ヶ谷ロフトA』について、改めて振り返らさせて下さい。「エロい生物」、「エロコンテンツ」と「エロ」に関わるテーマで山田玲司先生や司会のしまさんと行ってきた本トークライブも三回目、今回のテー...
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三沢光晴への決別の書……馬場元子『ネェネェ馬場さん』/Dropkick読書会
コメ2 Dropkick 77ヶ月前
Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り上げる本は馬場元子の『ネェネェ馬場さん』です。この記事はDropkickニコ生配信で語られた『プライド』の感想を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)【Dropkick読書会バックナンバー】◯「神になれなかった男」の狂気――ミスター高橋『流血の魔術 最強の演技』◯ゼ...
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10年後にたどり着いた〈幸福な関係〉? 復活バンドブームは何をもたらしたか(市川哲史×藤谷千明『すべての道はV系に通
コメ0 PLANETS Mail Magazine 77ヶ月前
80年代以降の日本の音楽を「V系」という切り口から問い直す、市川哲史さんと藤谷千明さんの対談連載『すべての道はV系に通ず』。近年、LUNA SEAやX JAPANなど、V系全盛期を築いたバンドの再結成が相次いでいますが、約10年ぶりの再起動をどう捉えるべきなのか。V系バンドの「再結成」のあり方を議論します。(構成:藤谷...
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ヴィジュアル系の海外展開から〈クールジャパン〉を一方的に考える(市川哲史×藤谷千明『すべての道はV系に通ず』第14
コメ0 PLANETS Mail Magazine 78ヶ月前
80年代以降の日本の音楽を「V系」という切り口から問い直す、市川哲史さんと藤谷千明さんの対談連載『すべての道はV系に通ず』。今回のテーマは、ヴィジュアル系の海外進出です。90年代以降、積極的にアジア進出してきた日本のV系バンドですが、近年はK-POPの勢いの前に元気がありません。なぜ日本のエンタメは海外で勝...
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イーライ・ロス監督最新作『デス・ウィッシュ』日本公開!! ブルース・ウィリスが復讐に燃える外科医に[ホラー通信]
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 78ヶ月前
イーライ・ロス、足りてますか?ゼロ年代ホラーの帝王、イーライ・ロス。2015年にプロデュース作『クラウン』と監督作『グリーン・インフェルノ』、2016年に監督作『ノックノック』が公開され、立て続けにイーライ供給がありましたがその後パッタリ。大作サメ映画『...続きを読?
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イーライ・ロス監督最新作『デス・ウィッシュ』日本公開!! ブルース・ウィリスが復讐に燃える外科医に[ホラー通信]
コメ0 ガジェ通 78ヶ月前
イーライ・ロス、足りてますか?ゼロ年代ホラーの帝王、イーライ・ロス。2015年にプロデュース作『クラウン』と監督作『グリーン・インフェルノ』、2016年に監督作『ノックノック』が公開され、立て続けにイーライ供給がありましたがその後パッタリ。大作サメ映画『...続きを読?
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格闘技界を解放できるのか……『覚醒』那須川天心/Dropkick読書会
コメ0 Dropkick 79ヶ月前
Dropkickのプロレス格闘技本読書会!! 今回取り上げる本は那須川天心の『覚醒』(出版社クラーケン)です。この記事はDropkickニコ生配信で語られた『プライド』の感想を再編集・加筆したものです(語り・ジャン斉藤)【Dropkick読書会バックナンバー】◯「神になれなかった男」の狂気――ミスター高橋『流血の魔術 最強の...