-
石原莞爾と東條英機:その63(1,862字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 11時間前
二・二六事件は1936年に起こっている。つまり太平洋戦争開戦の9年前だ。ここからの9年間が、激動なのである。戦争中を抜かせば、日本の最も脂っこい時代だ。石原莞爾は1889年生まれなので、47歳から56歳までがその激動の時代ということになる。そのため石原自身も、まさに脂が乗り切っていた時期だが、それが逆に石原に...
-
語り処_2024.10.10
コメ0 小沢一郎すべてを語る 1ヶ月前
ひとことオピニオンそれでもまだ、自民党を選びますか?同じ権力者に長い間政治を任せていたら、政治は必ず腐敗します。自民党が選挙のためにいくらトップの顔をすげ替えたところで、腐敗した体質は全く変わりません。権力の乱用によって生じた日本の困難な状況を打開するには、その権力自体を変える以外に方法はない...
-
【2024年8月4日】第二次世界大戦の大番狂わせ
コメ4 ブロマガの主役は我々だ! 1ヶ月前
八月になりました。夏休みですね。どうも、ミーティングハウス二号っペンです。いやはや、暑いですね。テレビでは戦争に関する特集も多くなり、太平洋戦争を思い出す季節になりましたね。私の祖父は、太平洋戦争を経験しています。彼は東京都民でしたが、戦争の激化と共に、北陸へ学童疎開することになりました。彼の父...
-
石原莞爾と東條英機:その54(1,854字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 2ヶ月前
真崎甚三郎は陸軍大臣になれず、代わりになったのは林銑十郎だった。これによって今度は真崎と林が対立するようになり、真崎は林の追い落とし工作をあれこれと計るが、逆に林の怒りを買って、今度は林が真崎に教育総監の地位も辞職するよう求める。真崎はこれに頑として抵抗したが、ついにその地位を剥奪されてしまう。...
-
春日太一の木曜邦画劇場 第596回「元海軍の監督と元特攻隊の脚本家。自身の生の感情が生む想いの数々」『人間魚雷回天』
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
今回は『人間魚雷回天』を取り上げる。前回の『戦艦大和』と同様、新東宝が大蔵貢社長による復古的な戦争映画を作るようになる以前の、反戦メッセージの強い作品だ。 回天とは太平洋戦争中に軍が開発した魚雷だ。だが、それは尋常ならざる兵器だった。 兵が一人で乗り込んで自ら操縦し、敵艦へと突っ込んでいくのだ...
-
「大東亜戦争の呼称」小林よしのりライジング Vol.501
コメ154 小林よしのりライジング 7ヶ月前
ジャニーズに対するキャンセル・カルチャーの火付け役となったイギリスBBCの記者、モビーン・アザーが再び放火をしようと来日し、日本のマスコミはみんなこれに加担した。 考えてみれば、日本のマスコミは戦後一貫して欧米の手先となり、キャンセル・カルチャーをやってきたともいえる。 4月5日、陸上自衛隊第32普通...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第215回 出口治明「〈近・現代篇まとめ3〉近・現代の重要なキーワード」
コメ0 週刊文春デジタル 10ヶ月前
明治維新から太平洋戦争敗戦までを三回に分けておさらいする最後となる今回は、満洲事変(一九三一~三三年)から太平洋戦争敗戦(四五年)までのお話をします。 この時期、日本は外国との関係を断ち孤立していきます。幕末に掲げた「開国・富国・強兵」の「開国」を捨てて、「富国・強兵」だけで進んでいくのです。...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第214回 出口治明「〈近・現代篇まとめ2〉デモクラシーと政党政治」
コメ0 週刊文春デジタル 10ヶ月前
明治維新から太平洋戦争敗戦までをおさらいする、今回は二回目です。第一次世界大戦(一九一四~一八年)から五・一五事件(三二年)までを見ていきます。 日本ではデモクラシー(民主主義)の時代が幕を開け、短かったとはいえ戦前の政党政治が行われました。
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第213回 出口治明「〈近・現代篇まとめ1〉『攘夷』と『開国』」
コメ0 週刊文春デジタル 10ヶ月前
この連載では、明治維新(一八六八年)から太平洋戦争敗戦(一九四五年)までを近・現代として述べてきました。この七十八年間を、僕は三つの時代に区切れると思います。そこで今回から三回に分けておさらいをしていきましょう。 一回目は明治維新から第一次世界大戦までです。 日本は「開国・富国・強兵」のグラン...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第212回 出口治明「太平洋戦争 その2 日本の戦争目的」
コメ0 週刊文春デジタル 11ヶ月前
近・現代篇の最後は、日本が太平洋戦争にどんなビジョンを持っていたのかをお話ししていきます。 開戦直前の一九四一年十一月十五日、大本営政府連絡会議は (1)南方作戦で米英蘭を破って戦略的要衝と主要交通線を確保し長期不敗態勢をつくり (2)中国の蒋介石政権を屈服させ (3)ドイツ、イタリアの協力を得て...
-
春日太一の木曜邦画劇場 第565回「物語中盤から見せる丹波の大熱演。計算された橋本脚本は見逃せない」『人間革命』
コメ0 週刊文春デジタル 11ヶ月前
今回は『人間革命』を取り上げる。原作は池田大作。自身の師でもある創価学会二代目会長・戸田城聖の半生を追った小説を映画化した作品だ。 太平洋戦争末期、信教を捨てて転宗することを拒んだことで投獄されていた戸田(丹波哲郎)が出所してくるところから、物語は始まる。そこからしばらくは、戸田による学会立て...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第211回 出口治明「太平洋戦争 その1 ルーズベルトの構想」
コメ0 週刊文春デジタル 11ヶ月前
一九四一年十二月八日、日本は遂にアメリカ、連合王国(イギリス)との戦争に踏み切りました。まず日本陸軍が英国領のマレー半島に上陸し、その一時間後、海軍航空隊がハワイ・オアフ島に碇泊していたアメリカ艦隊を急襲したのです。 アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領は宣戦布告案を議会に諮り、上院では...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第210回 出口治明「日米交渉、そして開戦へ」
コメ0 週刊文春デジタル 11ヶ月前
日本は欧州で始まった第二次世界大戦に乗じて北部仏印(現ベトナム北部)に兵を進めます。この連合国フランス領への進駐がアメリカを刺激し、一九四〇年十月十六日、対日経済制裁として屑鉄、鉄鋼の禁輸が開始されました。日米開戦まであと一年。今回はこの間に日本とアメリカでどのような交渉があり、太平洋戦争が始...
-
0から学ぶ「日本史」講義〔近・現代篇〕第208回 出口治明「ナチス・ドイツと日本」
コメ0 週刊文春デジタル 12ヶ月前
前回は日中戦争のはじまりをお話ししました。世界に目を向けると、日本はナチス・ドイツとのかかわりから太平洋戦争へ進んでいく様子が見えてきます。今回はそのナチス・ドイツについて説明しましょう。 第一次世界大戦後のドイツは民主的なワイマール憲法に基づいた国民主権国家でした。しかし敗戦国として連合国(...
-
語り処_2023.10.15
コメ0 小沢一郎すべてを語る 13ヶ月前
1. ひとことオピニオン今こそ求められる「自立と共生」の理念地球上のあらゆるところで貧富の格差が増大し、特に北半球の先進諸国で国民の分断が激しさを増しているのは、かなり深刻な問題です。独仏伊西とユーロ圏の4大経済大国をはじめ、欧州ではほとんどの国が右傾化しています。同時に「人類の普遍的価値として...
-
父と野辺山にて
コメ0 億の近道 チャンネル版 17ヶ月前
1935年生まれの父から聞いた話です。 音西と書いて「おにし」と読ませる珍しい苗字があるそうです。 「おとにし」さんなら普通の読みですが、それを「おにし」と読ませる読み方に心当たりのある方はいらっしゃいますか。 おにし(音西)一族が長野の八ヶ岳の野辺山で林業を戦時中に営んでいたそ うです。 太...
-
令和日本経済の行方:その21(1,377字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 24ヶ月前
昭和2年生まれというのは想像を絶するくらい厳しい前半生だったろう。西暦でいうと1927年生まれだ。なにしろ終戦が18歳の年だから、子供時代と戦争がぴったり重なっている。この年代の人生というのを簡単に辿ってみたい。1929年(2歳):世界恐慌1937年(10歳):日中戦争1941年(14歳):太平洋戦争1945年(18歳):終...
-
令和日本経済の行方:その19(1,862字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 25ヶ月前
ぼくの好きな大野耐一は、1912年(明治45年)生まれである。また、やっぱり好きなルワンダ中央銀行総裁だった服部正也は1918年(大正7年)生まれだ。こうしてみると、ぼくは1910年代生まれが好きみたいだ。それは、どこかぼくの生まれた1960年代に重なるからだろう。ちなみに、また別の意味で好きな石原莞爾は1889年(明...
-
ひょっこりひょうたん島の日本
コメ1 億の近道 チャンネル版 29ヶ月前
四方を海に囲まれた和の国、日本には大陸国家とは異なる文化がある。 島国であるがゆえに逃げ場がない一方で外国からの侵略にも遭いにくい。 理不尽なことをやりそうな隣国に接しているが海に囲まれているため攻めるのはかなりの軍備が必要で、元寇の時に攻められたことが一度あるだけで、それも神風で難を逃れたと...
-
海上自衛隊創設70周年記念式典祝辞
コメ0 ごまめの歯ぎしり メールマガジン 応援版 (ニコニコ) 31ヶ月前
海上自衛隊創設70周年記念式典で来賓代表として祝辞を述べました。少し長いですが、お読みください。 海上自衛隊の創設70周年、誠におめでとうございます。太平洋戦争の敗戦後、今日に至るまで、日本は他国と戦火を交えることなく、国民の平和な暮らしを守ることができました。日米同盟と共に、自衛隊の存在が、この...
-
“α-Synodos” vol.296(2022/2/15)
コメ0 荻上チキの αシノドス 33ヶ月前
〇はじめにいつもαシノドスをご購読いただきありがとうございます。シノドスの芹沢一也です。今月号のラインナップをご紹介します。01.山本昭宏「「戦後民主主義」とは何だったのか――ヒューマニズムの再生を目指して」アジア・太平洋戦争の悲惨な経験から、戦後、日本国憲法のもと、民主主義や平和主義の徹底を求める思...
-
エミ新聞#88『声なき表現 縛りあり』
コメ68 ブロマガの主役は我々だ! 36ヶ月前
皆さんお元気ですか?エーミールでございます。クリスマスが近いので、街でもあちらこちらで電飾などの飾り付けが華やかになってきましたね。コロナ禍が現状は落ち着きを見せているのも相まって、昨年よりも幾分賑やかになっているように感じます。とはいえ新たなコロナの変異型も発見されているなど、無視できないニュ...
-
昭和の貧しい人を救ったのは、太平洋戦争だったという驚くべき現実 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.669
コメ0 未来地図レポート 39ヶ月前
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐々木俊尚の未来地図レポート 2021.9.6 Vol.669━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━http://www.pressa.jp/【今週のコンテンツ】特集昭和の貧しい人を救ったのは、太平洋戦争だったという驚くべき現実〜〜これから日本の格差・貧困を救うのはいったい誰になるのか未来地図キュレー...
-
語り処_2021.08.28
コメ0 小沢一郎すべてを語る 39ヶ月前
●ひとことオピニオン:政治家は今こそ生命を賭す覚悟を! 横浜市長選の結果を経て、解散総選挙の前に自民党総裁選が行われることになりました。いわゆる二階、麻生、安倍は菅首相推しと言うことですが、本当に彼が首相に相応しいと想っているかは疑問です。コロナ対策は誰がやっても難しいので、この際すべて菅首相に責...
-
語り処_2021.08.28
コメ0 小沢一郎すべてを語る 39ヶ月前
●ひとことオピニオン:政治家は今こそ生命を賭す覚悟を! 横浜市長選の結果を経て、解散総選挙の前に自民党総裁選が行われることになりました。いわゆる二階、麻生、安倍は菅首相推しと言うことですが、本当に彼が首相に相応しいと想っているかは疑問です。コロナ対策は誰がやっても難しいので、この際すべて菅首相に責...
-
<菊地成孔の日記 2021年8月16日午前8時記す
コメ4 ビュロ菊だより 39ヶ月前
「東京の合唱」は、1931年にキネマ旬報のランキング3位になり、小津のブレイクスルー作品となった名作だけれども、のちに完成する小津の、半熟状態のような映画だ。単純に、欧米文化への伸び伸びした素振りがあり、後に結晶化される、純日本製、純東京性=小津という図式が固まりきっていない。カメラはルビッチ...
-
柳楽優弥・有村架純・三浦春馬共演の『映画 太陽の子』 時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿
コメ0 ガジェ通 40ヶ月前
柳楽優弥さん、有村架純さん、そして三浦春馬さんが共演した『映画 太陽の子』が公開中です。「青天を衝け」など多くの話題作を手がける名手・黒崎博さんが監督・脚本を務め、太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”という事実を基に、時代に翻弄...続きを読?
-
柳楽優弥・有村架純・三浦春馬共演の『映画 太陽の子』 時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 40ヶ月前
柳楽優弥さん、有村架純さん、そして三浦春馬さんが共演した『映画 太陽の子』が公開中です。「青天を衝け」など多くの話題作を手がける名手・黒崎博さんが監督・脚本を務め、太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”という事実を基に、時代に翻弄...続きを読?
-
太平洋戦争
コメ97 ブロマガの主役は我々だ! 52ヶ月前
お久しぶりです。グルエトです。いやあ、最近は疫病もすごいですが、国際情勢もえらく荒ぶってますね。ベラルーシでは、ルカシェンコ先生がロシアの民間軍事組織の人間を逮捕したり、中国が北朝鮮のような面白国家への道を歩み始めたり・・・「お前らオリンピックのどさくさに紛れて、裏でやるつもりだっただろ」って事...
-
最近読んだ本
コメ0 ごまめの歯ぎしり メールマガジン 応援版 (ニコニコ) 56ヶ月前
防衛大臣を拝命して、本棚にたまっていた本を何冊か読みました。 「風鳴り止まず 真珠湾編」 源田実著 旧海軍の第一航空艦隊参謀として、真珠湾をはじめ様々な作戦に参加し、戦後、防衛庁に入り、航空幕僚長を務め、参議院議員を四期務めた著者が、真珠湾に備えた準備について書いた本です。 これを読むと、日米...
-
岡田斗司夫の毎日ブロマガ「こうやって観れば、映画『ジョーカー』を10倍深く味わえる!」
コメ0 岡田斗司夫ゼミからのお知らせ 61ヶ月前
岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/11/01 今日は、2019/10/13配信の岡田斗司夫ゼミ「映画『ジョーカー』特集&試験に出るバットマンの歴史」からハイライトをお届けします。 だから、アメリカでは、この『ジョーカー』って過剰な反応をされているんですよ。 例えば「映画館の中で暴動が起こりそうだから、警察とか軍隊...
-
『日本国の正体』(9月下旬発行)スティムソンは第二次大戦時陸軍長官。〈当面の問題は、 我々が大きな危険にさらされ
コメ5 孫崎享のつぶやき 64ヶ月前
日本に先に撃たせる米国の作戦〈当面の問題は、われわれがあまり大きな危険にさらされることなしに、いかにして、日本に最初の攻撃の火蓋を切らせるような立場に追い込むか、ということだった。〉出典:『太平洋戦争秘史』(每日新聞社、一九六五年)中「スティムソン日記」(一九四一年一一月二五日)■解説ヘンリー・ス...
-
『日本国の正体』(9月末刊行予定)、日本の真珠湾攻撃は「国家的自殺行為」〈米海軍のサ ミュエル・モリソンは歴史家
コメ4 孫崎享のつぶやき 64ヶ月前
日本の真珠湾攻撃は「国家的自殺行為」〈アメリカ海軍のサミュエル・モリソンは歴史家であるが、日本のこの攻撃を『戦略的愚行』と表現し、当時ワシントンの下院議員だったフィッシュは、真珠湾攻撃を『軍事的そして国家的自殺』だと表現した。〉出典:ジェフリー・レコード著『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか...