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新宿署痴漢冤罪憤死事件の証人尋問(主尋問)
2009年12月11日、東西線早稲田駅で大学職員の原田信助さん(当時25)がホームから転落死した。自殺したとみられるが、その一因には前日に新宿署で行われていた痴漢容疑(迷惑防止条例違反)での取り調べが違法であったとして、遺族の母親、尚美さんが東京都を相手取り、損害賠償を求めている裁判(新宿署痴漢冤罪憤死事件)で、証人尋問が行われた。
新宿署痴漢冤罪憤死事件の証人尋問原告原田尚美被告東京都H23(ワ13866裁判長 小海隆則右陪席 作原れい子左陪席 村井佳奈証人:H(当時、新宿駅西口交番勤務)被告代理人 当日の駅構内での喧嘩があるとどうやって知ったかH 駅員からの訴え。直接、西口交番へやってきて、「喧嘩です。すぐに来てください」。宿利と一緒に現場へ。代理人 現場に到着すると?H 原田さんは駅員二人に向かい合って、携帯電話を持って「駅員に囲まれている」と。囲まれているのではない。向かい合っていた。女性たちは近くに立っていた。代理人 誰から事情を聞いたH 駅員から。階段の下で、女性の友人甲に原田さんが馬乗りになっていた。興奮してなかなか離れないので、剥がそうとしていたときに名札を取られた、と。原田さんは「俺は名前を見ようとした」と言っていた。原田さんは興奮をしており、「一方的に暴行を受けた」と。Sと仲裁に入り、抑えた。原田さんは「甲と駅員から暴行を受けた」と。 -
人気番組「明石家サンタ」で最大のリベンジか!?
今年は「リベンジポルノ」が「2014 ユーキャン新語・流行語大賞」候補語に入った。国会ではリベンジポルノを規制する法律も成立した。しかし、規制法では、活字や音、漫画によるリベンジは規制対象外だ。規制法をあざ笑うかのような、リベンジがテレビ、しかも生放送によって行われたことになるのだろう。
明石家さんまがサンタに扮して、「明石家サンタ」が不幸話をした一般視聴者にプレゼントをするという、毎年恒例の「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ)で、今年は、芸人と付き合っている一般人が電話をしてきた。「AV女優との浮気」や「(他の人と)結婚したことをブログで報告された」ことを続けて大暴露していく。芸人たちの「下」が晒されてしまった。芸人本人が電話するのはよくあるが、芸人の彼女が“登場”して、芸人を晒す事態は、最大の不幸だったかもしれない。
「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー」は今年で30回目。毎年、クリスマスの時期に放送される特別番組だ。明石家さんまと八木亜希子(元フジテレビアナウンサー、現在はフリーアナウンサー)が司会を務めている。当初は必ずしも日程が決まっていたわけではなく、クリスマスシーズン以外にも放送していた。1997年の13回目以降は、12月24日の深夜に放送されている。一般視聴者が不幸話をし、明石家サンタが鐘を鳴らせば、プレゼントをゲットできる。
今年はその不幸話の中で、レギュラー出演している松尾伴内が大阪でナンパしたという女性が電話をかけてきた。松尾は結婚もし、双子の男の子がいる。また光浦靖子が自身で電話をしてきて、占いにはまり、その結果、可能性がある男性との出会いがあったが、「隠していたわけではないですが、このたび、結婚することになりました」と連絡があったという。ただ、ここまではネタとして面白さがあった。
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18歳JKを補導対象に!これにより、18歳の新市場が形成される!?
18歳のJKも補導対象!警視庁は、女子高生(JK)ビジネスの補導対象について、これまで18歳未満としていた。しかし、2015年1月から「18歳の高校生」を加える方針に転換する。しかし、高校等に在籍しない18歳は対象外だという。JKビジネスは援助交際や性犯罪の入り口になるとして批判も多いが、JKビジネスを“居場所”にしている当事者も多い。これによる、高校生の居場所がますますなくなり、さらなる難民化で、地下ビジネス化してしく恐れがあるのではないかと思っている。これまでもJKビジネス規制強化で、JKリフレ店で働くことが児童福祉法の「有害支配」(34条の禁止行為の一つで、「児童の心身に有害な影響を与える行為をさせる目的をもつて、これを自己の支配下に置く行為 」)に当たるとして、補導対象になるとされてきた。あるいは、労働基準法では、有害業務就業を禁じている。児童福祉法も労働基準法も規制対象は18歳未満だ。秋葉原の某JKリフレ店やコミュニケーションルームでは、18歳未満の高校生が補導対象になるため、18歳の高校生しかいない。そのため、「高校生」を売りにしたり、10代を売りにする店もある。リフレは「有害支配」になるため、18歳未満は「コミュニケーションルーム」に移籍させ、補導対象から逃れている店もある。
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