ホテルのインテリアにおいても、それは同じ。今回は、世界中からウォーホルのアートにインスパイアされた美しい空間を持つホテルをご紹介します。
■グラマシー・パーク・ホテル(アメリカ/ニューヨーク)
生前のウォーホルと交流もあった近代アーティスト&映画監督、ジュリアン・シュナベルがインテリアデザインに携わっています。ウォーホルのシルクスクリーン作品が7つ、トーマス・ヘプカーによるウォーホルのポートレートが3つ、ほかにもバスキアとの共作やキース・ヘリングといった伝説的アーティストの作品が惜しげもなく飾られています。
■ラ・スイート・バイ・デュッソル(ブラジル/リオデジャネイロ)
全7室のみのゲストハウスで、ビーチ沿いに並ぶ客室はそれぞれ色調テーマが異なっています。その中でも純白のインテリアが眩しい「ホワイト・スイート」には、ウォーホル作品の中でも有名なマリリン・モンローのシルクスクリーンが永遠の微笑みをたたえています。
■ビブロス・アートホテル・ヴィラ・アミスタ(イタリア/ヴェローナ)
15世紀のヴィラをカラフル&ポップにリノベーションしたホテル。このフューチャリスティックなのに懐かしい色彩は、ウォーホルのアートと、映画『ロミオ+ジュリエット』(バズ・ラーマン監督)の世界観にインスピレーションを受けたそうです。
■インターナショナル・デザイン・ホテル(ポルトガル/リスボン)
コンパクトな客室はすべて、「禅」「ポップ」など4つのテーマでまとめられています。このホテルのインテリアが与えるキッチュでプラスチック(表面的)な印象こそ、ウォーホル・アートの真骨頂といえるかもしれません。
■ホテル・フォウシェール(アメリカ/ミルフォード)
ウォーホルにカメラの使い方を教え、彼のポートレイトを数多く撮ったことでも知られる写真家クリストファー・マコス。このホテル内のバーにはマコスの作品「ジョン・レノンにキスするアンディ・ウォーホル」が鎮座しています。
■パラッツォ・アバニャーレ(イタリア/ソレント)
間接照明にこだわった「ライトフロア」、モノクロの「ブラックデコフロア」など階ごとに異なるテーマでデザインされたホテル。「ポップフロア」にはアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインの作品が並んでいます。
■トンプソン・LES(アメリカ/ニューヨーク)
屋外プールの底にゆらめくのは、ウォーホルのモノクロ・ポートレイト。冬の間は残念ながらプールは閉鎖されていますので、ウォーホル・マニアの方は暖かくなってからどうぞ。月明かりの下、水の中でウォーホルと対峙してみては?
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