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伝統の手法を現代の感性で。話題の和菓子創作ユニット「日菓」の作品集
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伝統の手法を現代の感性で。話題の和菓子創作ユニット「日菓」の作品集

2013-03-27 17:04
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    皆さんは「日菓」という女性2人組ユニットをご存知でしょうか。生まれも育ちも京都ではない杉山早陽子氏と内田美奈子氏お2人が京菓子に魅了され、京菓子を通じて出会い「伝統的な方法を用いて作られたものを、時代に合った感性で包み込むようなものを作りたい」と和菓子創作活動を開始したのが日菓の嚆矢です。


    今までの活動はイベントなど不定期なものばかりでしたが、昨年の11月には日菓の工房が京都市北区紫野に誕生し「月一日菓店(つきいちにっかみせ)」として、月に1度だけ日菓が創作した和菓子を購入できます。販売日時の詳細は日菓のブログ「日菓のあれこれ」をご覧ください。


    130327nikka01.jpgさらにこの度、日菓の初の作品集が京都の出版社である青幻舎より発売となりました。『日菓のしごと 京の和菓子帖』はページをめくるだけでも楽しく、静寂の中に和菓子への情熱の程がうかがえます。


    和菓子というと敷居が高いイメージですが、若い方々も気軽に楽しめそうな作品ばかりです。


    作品のモチーフは「何気ない日常のひとコマ」で、我々が何気なく過ごしている日々の一場面を見事に切り取って、シンプルな和菓子に仕上げています。


    日菓に興味を持たれた方、日菓の和菓子を味わってみたいという方は、作品集をお手に取って、京都は紫野の工房を訪れてみてくださいね。感性が刺激されること間違いなしです。


    日菓のあれこれ


    (文/六島京)

    六島京

    秋田県出身、京都在住。臨床検査技師免許を持ち、某法医学教室にて解剖補助の経歴を持つ。推理小説、京都、B'zをこよなく愛し、推理作家を目指して奮闘中。尊敬する推理作家は横溝正史、江戸川乱歩、有栖川有栖、綾辻行人。

    RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/03/028719wagashi_nikka.html
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