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パリを代表する5つ星ホテルのひとつ、ホテル・ド・クリヨン。18世紀にルイ15世の命を受けて建てられた宮殿をそのまま使用した由緒ある建物ですが、3月31日から大規模な改修工事がスタート。一時閉館となっています。
注目すべきは、閉館後の4月18日から4月21日まで、ホテル内で使用されていた調度品のオークションが開催されること。
これが家具、照明類、銀製品、美術品からワインセラー貯蔵のワインに至るまで、その数なんと約3500点! 家具といっても、フロントデスクやフロント背後にある鍵の収納棚(アレはなんと呼ぶのでしょう......)など、「こんなモノまで!?」という充実ぶりです。
現在ホテルのWebサイトで、オークション品のオンラインカタログも公開中。推定落札価格も記載されているので、ご参考にいかがでしょうか。 「フロントデスクは推定落札価格300ユーロかあ......、買えなくはないな。おお、この絵画はさすが10万ユーロから!」なんて、見始めると案外ハマること請け合いです。
なにしろ一階の広々としたスイートルームでは、かのマリー・アントワネット妃がピアノのレッスンを受けていたという、存在自体がフランスの歴史と言っても過言ではないホテル。思わぬ掘り出し物が、というか、掘り出し物だらけで目が離せませんよ!
(文/編集部・田中)
RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/04/028813pari_auction.html