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京都府丹波町生まれの「丹波ワイン」をご存知でしょうか? 国内産のワインといえば山梨などのイメージですが、京都でも生産されていたんですね。
「丹波ワイン」の創業は1979年。照明器具メーカーの社長であった故黒井哲夫氏が海外で味わったワインの美味しさと手軽さに感動。会社を辞め、私財を投げ打って、京都の食文化に合うワイン作りを始めたのです。
昼と夜の気温差が大きい丹波地方は葡萄栽培にぴったりの土地でした。料理とのバランスを考えつつ酸味と果実味を葡萄から引き出すように醸造され、日本食にも合うように作られた丹波ワインはその後、世界にも認められ、数々の賞を受賞します。その評価は、ドラマ化されたこともある人気ワイン漫画『神の雫』でも紹介されたほど。
丹波ワインの農園とワイナリー見学、試飲は無料で体験することができます。ワイナリーに併設しているレストランと、4月中旬~10月下旬限定オープンのガーデンカフェも楽しめます。葡萄畑を眺めながら、丹波の風土を満喫できますよ。
新緑眩しいこれからの季節は、葡萄畑がさぞや美しいことでしょう。ゴールデンウイークに訪れてみるのも良いかもしれませんね。
(文/六島京)
RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/04/029393tanba_wine.html