• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 1件
  • やせるためのストレスケア

    2019-08-31 22:37  
    612pt
    今回のテーマは、8月3回目の生放送でお話して反響が大きかった「やせるためのストレスケア」です。
    「ストレス」に関するご質問は、日頃から、本当~~に!よくいただきます。
    ・イライラして食べてしまう。
    ・むしゃくしゃしてお酒を飲んでしまう。
    ・食べることしかストレス解消法がない。
    ・「ストレスのせい」だとわかっているのに、過食がやめられない。
    ・そんな自分に自己嫌悪して、ますますストレスが溜まる・・・
    (あるある・・・)
    意外と知られていませんが、ストレスとダイエットって、とっても関係が深いです。
    事実、ストレスが消えたと同時に「体が変わる人」、多いんです。
    「何をしてもやせなかったのに、不思議なくらいにストンとやせました!」なんておっしゃる方も。

    そして、ストレスが消えてやせる人には、ある特徴があります。
    それは・・・
    抱えていた不調も一緒に治る!ということ。
    特に、便秘と肌あれと慢性疲労。
    「漢方や錠剤に頼っていた便秘が解消して、身体が軽くなった!」
    「皮膚科をハシゴしても治らなかった肌荒れが治った!」
    などのお声をよくいただきます。
    正しいダイエットをすることで「不調も治る」というのは、当たり前のことではありますが・・・
    ストレスを抱えていた人は、その傾向が特に堅調なんです。

    逆に・・・
    「ストレスを抱えたままでやせられる人」って、見たことがありません。
    昔の私のように、ストレスフルな食事制限を続けることで体重”だけ”(筋肉だけ)落ちていく・・・
    というケースは見かけますが、それだと100%リバウンドしますしね。
    そもそも・・・なぜ、ストレスはダイエットに悪影響を及ぼすのか?
    かくいう私も、以前は特に気を留めていませんでした。
    (むしろ「ダイエット=ストレスフル」が当たり前、だと思っていたかも・・・)

    ストレスがダイエットに悪影響を及ぼす理由は、大きく2つあります。
    1・食べ過ぎ・飲み過ぎの原因になる
    特に注意したいのは、ジャンクフード・スイーツ・カフェイン・アルコール。
    これらは、一時的に脳に快感を与えてリラックスさせる効果があるため、「中毒性」があるのです。
    2・身体の処理能力を下げる
    ストレスを感じることで、血管が収縮して血液の流れが悪くなったり、内臓に負担がかり、消化・吸収・排泄のサイクルが抑制されることも。
    自律神経のバランスの乱れにもつながります。

    ストレスがあるだけで、体全体のパフォーマンスはどんどん低下していきます。
    言い換えると、「代謝が悪化する」ということ。
    食べたものを処理する力が、本来の状態よりも大幅に低くなるのです。
    これらを踏まえて考えると・・・
    ストレスを抱えている時って「食べたいモード」かつ「代謝が低いモード」ということ。
    この状態で食事制限や運動をしても、本来の効果を得ることは難しいし、
    むしろ、ますますストレスを溜め込んでしまう場合も。
    そもそも食事制限って、理性で「ガマンしよう!」と思っても、どうしたって不可能。
    ただでさえ難しいのに、ストレスという圧がかかることにより、ますます難しくなります。
    運動も「元々運動好きで、リフレッシュになる!」という場合ならば良いのですが、
    精神や身体がダメージを負っている時は、激しい運動はおすすめできません。
    余計にエネルギーを消耗して、ますます代謝力を落としてしまうから。

    「ダイエットしたい!」なおかつ「日常でストレスを感じている・・・」という場合、
    何かを頑張るよりも、まず真っ先にストレスをケアする方が、効率が良いのです。

    ・・・前置きが長くなりましたが、

    ダイエットの敵である「ストレス」について、どう対処していくか?
    これまで生徒さんにお伝えしてきた「コツ」を5つの観点から説明していきますね。
    1・ストレス解消の吐け口を見直す
    スイーツ、ジャンクフード、アルコール、カフェイン・・・「こういうものでは解決しない」と心得ましょう。
    欲してしまう自分に対し、「ダメだ」とジャッジする必要は、一切ありません。
    ただ、これらの食べ物は「根本的にストレスを解決してくれるわけでは、ない」と認識してみて下さいね。
    そして、できたらもう少し「ストレスを解消してくれる」要素が強いものを取り入れていきましょう。
    例えば、
    ・「口当たりの良いものよりも歯ごたえのあるものを選ぶ」
    よく噛むことは、軽い「リズム運動」でもあるため、自律神経のバランスを整える作用があります。
    (ナッツやキュウリ、リンゴなど、私もよく食べています)
    ふわふわのパンが食べたい時は、ハードパンやフランスパンを選んでみて下さい。
     

    記事を読む»