年齢を聞いてびっくりしてしまうような、若々しい見た目の人って稀にいますよね。反対に、実年齢よりも老けて見える人もいます。両者の違いはどこにあるのでしょうか?
最近の研究によると、これには「長寿遺伝子」というものが深く関係しているのではないかと言われているんだそうです。ウェブサイト「太陽笑顔fufufu..net」で、くわしく紹介されていました。
「長寿遺伝子」は、細胞の損傷を防いだり、エネルギー産生に影響を与える酵素。長寿の人だけが持っている特別な遺伝子というわけではなく、すべての人が持っているものです。
「長寿遺伝子」は、普段は細胞の中で眠っていて働いていないのだそう。しかし活性化のスイッチが入ると、役割を果たすようになります。
「長寿遺伝子」のスイッチを入れるために重要な方法は3つあります。
[1]適度な運動
筋肉を収縮させることが長寿遺伝子を活性化する、とのこと。激しい運動をする必要はなく、じんわりと汗ばむくらいの運動が理想的だそう。「太陽笑顔fufufu..net」でおすすめされていたのは、「ゆっくり歩く」と「速く歩く」を3分ずつ交互に繰り返す『インターバル速歩』と、床に座ってひざにクッションなどをはさみお尻を交互に動かして前後に進む『お尻歩き』。
[2]カロリー制限
炭水化物や脂肪、タンパク質を必要に応じて制限する一方、ビタミンやミネラルなどの栄養素はしっかり摂って「カロリーだけ」を減らすのが長寿遺伝子のスイッチを入れるコツ、とのこと。「腹七分目」を目安に栄養バランスの良い食生活を送るのが理想です。
[3]抗酸化成分「レスベラトロール」の摂取
「レスベラトロール」は長寿遺伝子を活性化させる抗酸化成分。ポリフェノールの一種で、ブドウの果皮やピーナッツの薄皮、赤ワインなどに豊富に含まれているそう。インドネシアで栽培される「メリンジョ」という果実にはこの成分が特に豊富だとか。サプリメントも活用できるそうです。
見た目の若さだけ取り繕っても......という意見もありますが、「長寿遺伝子」を活性化させる方法はどれも健康的な生活に必要なことばかり。つまり外見を美しくする生活は体の内側もキレイにする、ということでもあるんですね。
「長寿遺伝子」の活性化について、さらに詳しい情報は太陽笑顔fufufu..netからどうぞ。
(文/編集部・吉川)