初夏の風物詩。幻想的な蛍の光を楽しめるお宿3選
初夏の風物詩である蛍の飛翔が全国のあちらこちらで確認される時季になりました。夕闇に舞う幻想的な蛍の光を眺めながら、素敵なお宿やホテルでのんびり過ごすことができたら最高ですよね。今回は蛍を鑑賞しながらお食事やイベントも楽しめる宿泊施設をご紹介します。
■ホテル椿山荘東京
ホテル椿山荘東京の「ほたるの夕べ」。都心でも蛍が見られるとは正直驚きました。日没後、ホテル庭園内の「ほたる沢」や「古香井」で蛍が飛び始めるとのこと。間近で蛍が鑑賞できるのはうれしいですね。
ホテルおすすめのプランは「ほたるの夕べ ディナーブッフェ」や「ほたるステイプラン」。お食事会場から庭園までは少し距離がありますが、豪華なお食事を楽しんだ後、蛍の舞う庭園をゆっくりとお散歩できます。日中の庭園では蛍だけでなく紫陽花も鑑賞できるので、初夏の昼と夜が心行くまで楽しめます。
■京都ホテルオークラ別邸 京料理「粟田山荘」
続いては京都ホテルオークラ別邸、京料理「粟田山荘」。「ほのかに光る 蛍の夕べ」は特別会席をいただいた後、庭園に放たれた蛍を鑑賞できる宿泊プランです。
静かな空間で旬のお料理に舌鼓を打ち、蛍が舞う幻想的な日本庭園を逍遥と初夏の京都を満喫できます。タクシーの送迎や豪華な朝食もご用意されていますので、お申込みはお早目に。
■箱根湯本塔ノ沢温泉・紫雲荘
最後は箱根湯本塔ノ沢温泉・紫雲荘。箱根大自然の森林浴とともに渓流の蛍鑑賞が楽しめる宿泊プランです。貸切露天風呂に無料で入浴できるとあって、温泉ファンにはうれしいオプションですね。
テラスから望む早川には毎年数百匹のゲンジボタルやヘイケボタルが姿を現します。美味しい夕食をいただいた後、貸切露天風呂で星空を眺め、夕涼みがてらお酒を片手にテラスに出て、地上の星・蛍を眺める......なんて最高ですね。
梅雨の合間を縫って、蛍の幻想的な舞いに癒されてみてはいかがでしょうか？ 蛍はとても繊細な生物です。むやみに触らない、大声で話さない、写真撮影はやめるなどのマナーを守って厳かに鑑賞しましょうね。
photo by Flickr： T.Kiya
（文／六島京）