雷鳴が聞こえてからでは手遅れ!? 自宅の家電を雷からブロックする方法

ゲリラ豪雨と共に強い稲光。直後に地響きのような雷鳴がとどろいて驚くことはありませんか？　そんな時に心配なのが家電製品。数キロ先の落雷で家電製品が壊れてしまうことがあるのです。その原因は「誘導雷（ゆうどうらい）」。誘導雷とは、落雷箇所周辺の電線や電話線、アンテナ等に発生する大きな電圧・電流のことで、それが電線などを伝って建造物の内部に入り込むことで電化製品を故障させるのです。筆者の自宅の固定電話は、この影響で故障したことがあります！

電化製品の外観に故障がなくても、基盤など内部部品に損傷が生じる可能性があります。雷が鳴っていた翌日に、電話が使えなくなった、インターネットに繋がらない、エアコンが動かない......などのケースは、単なる故障ではなく誘導雷が原因の可能性大！

誘導雷による電化製品の故障を防ぐためには、コンセントを抜くことが効果的ですが、すべての家電製品のコンセントを抜くことは難しいですよね。そこで、「避雷器（ひらいき）」を取り付けることをオススメします！　

避雷器は、一般家庭で使いやすいコンセントタイプがあり値段も手頃。電気関係に詳しくない方でも簡単に取り付けることができます。パソコンや電話用、コピー機用など様々な種類の避雷器が販売されていますので、用途に合わせて気になる場所に設置しましょう。

これで雷が鳴っていても安心！　大切な家電製品を雷から守る為に、ぜひ避雷器を取り入れてみてくださいね。

photo by Thinkstock/Getty Images

［SHODEN、音羽電機工業株式会社］

（文／六島京）

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