「P大海物語5スペシャル」と「e大海物語5スペシャル」が導入されましたが、いかがでしょうか？
　いかがでしょうか？……というのは、皆さんは打たれましたか、という意味もありますが、意外と目立ってないのでは？ という意味でもあります。
　新台という点では「eからくりサーカス2」の爆発力だったり、導入台数、そして若者たちが打つ「P転生したらスライムだった件」のほうが目立っているんじゃないでしょうか。
　海もいかにも海らしいスペックで、海ファンを喜ばせてはいるものの、まず「e大海物語5スペシャル」、スマパチの海が導入が少なくて、マイホには入ってないよ！ という方も多いのでは。
　前作のスマパチ新海で失敗したことを警戒してなのか、それとも海に1/348という重い確率は合わないと判断したホールが多かったのかはわかりませんが、遊タイム付きのP機の導入は見るものの、e機は少ない状況。　

　ここにきてスマパチである種のブームというか、急に出てきたなと感じるスペックがあります。
　それは「2400発×80％」というスペック。
　ここ最近だけでも、サミーからは「蒼天の拳」、京楽からは「ULTRAMAN」、ダイイチからは「閃乱のカグラ」と、突入経路こそ違えど、LT突入時はほぼ同じ出玉性能を持つ機種が発表されています。
　またポイントなのはULTRAMANも閃乱カグラも初当たり確率が1/399ということで、蒼天の拳はまだ詳細は明らかになっていないものの、初当たり確率に関してはそのくらいが流行してきている、というのもポイントですな。
　さて皆さん。このスペック、魅力的に感じるでしょうか？　

　先日、久しぶりに入った「P魔法少女まどか☆マギカ3」のアルティメットラッシュを最速で駆け抜けさせた次郎です。
　隣で下位ラッシュで15連させてるおっちゃんのが出てるって、なんたる皮肉。
　とまあ相変わらずのヒキ弱っぷりで、頑張ってLTには入れてるもののいまだにどの台でも10連以上させたことない次郎なんですが、ひとつ言いたいことがあるんですよね。
　ド派手にするの、やめて？　

　今週は先日の「日替わりラジオ」でスパークKさんとも話題にあがった、ぱちんこの規則のお話をさせていただこうと思います。
　日々細かな規則の変更が業界内をざわつかせていますが、今は設定付きぱちんこの規則が変わるということで、急遽設定付きぱちんこにスペックを変更している開発中の機械もあるという話についてですな。
　過去設定付きのぱちんこは登場しましたが、スロットとは違い打ってる感覚ではわからない点だったり、そもそもホールが設定1しか使う気がなかったりと陽の目を見なかった設定付きぱちんこですが、大きくそのルールが変わるようです。　

　今のところ、パチンコの新台では「Pルパン三世ONE COLLECTION」が比較的安定した稼働を誇っていますな。
　これまで散々稼働の伸びなかったルパンシリーズですが、ここへきてようやく良い兆しが見えてきたような感があります。
　ルパンのヒットと言えば消されたルパンを思い出される方も多いと思いますが、期間の無い中ギリギリで作られた消されたルパンは偶然が起こした奇跡の産物とでも言いますか、タイマー含め絶妙なバランスの振り分けなど、とにかくメーカーが意図したヒットではなかったというのは有名な話。　

　パチ業界ではLTの規則がコロコロと変わっているようで、各メーカースペック変更、検討し直しといった対応にあたふたとしている、なんて話を耳にしますな。
　LTの突入率が緩和されたのは「e花の慶次 傾奇一転」なんかでも記憶に新しいところですが、出玉面でも変更が入っているようです。
　そう聞くと「スペックが悪くなるのか……」と思われがちですが、その逆で、さらに荒いスペックの台が可能になる、といった変更ですな。　

　パチンコ開発者の方にお話を聞いていると、やはりパチンコ開発において一番開発時間がかかるのは演出作成だということです。
　大手メーカーほどこだわって演出の仕様を考え、ありきたりな予告演出を避けようと、企画提案の部分から多大な時間と労力をかけ、そして映像作成に膨大な費用をかける。
　ひと昔前であればその作り方は正解だったかもしれません。しかし今のパチンコに於いて、その作り方は正しいと言えるのでしょうか？　

　個人的にパチンコを打っていて思うことがあります。
　それは、タイトルにもある通り「図柄」のルールです。
　今でこそ7図柄テンパイが激アツが当たり前の時代になりましたが、昔は7図柄テンパイなんて当たれば確変、くらいなものでした。
　ウルトラセブンなんて、ラッシュ中に7テンパイしてハズレがありましたからね。ただ、転落はない、というルールがあった記憶があります。　

　高継続のLTでは古い順にバカボン、ゴブリンスレイヤー、リング、ルパンとそれぞれ最低保証だけもらっての駆け抜けを経験している覆面次郎です。
　継続率90％とはいったい……？
　はてさて、そんな次郎だからこそ思うことがあります。
　　大量出玉のブームが来ることは先週のブログでもお伝えしましたが、LTはおそらく仮面ライダー電王の登場をキッカケに、90％弱のオール1500発だったり、90％超のオール1000発といったST機は今後減っていくと予想します。　

　初当たり確率1/539の「eゴッドイータートリプルバースト」はいったいどんな稼働になるかと注目していた業界人は多かったと思います。
　もちろん高稼働とは言えない状況ですが、スロッターの方が粘っていたりと、正直思ったより稼働している、と思っている人も多いんじゃないでしょうかね。
　そしてその重い初当たり確率の台といった流れに続くのが京楽の「eにゃんこ大戦争ラッキートリガー」であります。
　初当たり確率はゴッドイーターを凌駕する1/620、初当たりでは3000発が確約され、50％でLT突入というまさにイチかバチかのスペックです。