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東京はグローバルシティになり切れなかった。
コメ0 中川先生のやさしくもないしビジネスでもない話。 2ヶ月前
国際経済/都市経済学に、グローバルシティという概念がある。(法政大名誉教授、河村哲司先生の論稿「グローバリゼーション/ディグローバリゼーションのダイナミズムと経済システムの変容」『イノベーション・マネジメント』21, 35-70.先生の論稿を呼んで、その全く要約ではない自分なりの感想まとめ。)戦後に登場し...
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第十三章 人間――悪・可塑性・人種|福嶋亮大(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 6ヶ月前
1、悪の発明――ラス・カサス的問題文学にとって世界とは何か。私は歴史的な見地から、その問いを初期グローバリゼーションと紐づけた。世界とはたんに空間的な広さを指す概念ではなく、異質なものとの接近遭遇がたえず起こる場である。異なる歴史、異なる習俗、異なる人間との関係の集合体としての〈世界〉――その成立に...
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第十章 絶滅――小説の破壊的プログラム|福嶋亮大(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 9ヶ月前
6、倒錯的な量的世界――スウィフト『ガリヴァー旅行記』『ロビンソン・クルーソー』への自己批評と呼ぶべき『ペスト』からほどなくして、一七二六年にスウィフトの『ガリヴァー旅行記』の初版が刊行される。この奇怪な旅行小説は、一八世紀の初期グローバリゼーションを背景として、人間の可変性や可塑性を誇張的に示し...
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第八章 超‐感覚的なものの浮上――モダニズムの核心|福嶋亮大(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 11ヶ月前
福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ1、五感に根ざしたリアリズム 小説の台頭は、それ自体が世界認識のパラダイムの変化と結びついている。私はここまで、それを初期グローバリゼーションと植民地の拡大という政治的な観点から説明してきたが、そこに心理的な次元での変革が関わっていたことも見逃せない。例えば、英...
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語り処_2023.11.18
コメ0 小沢一郎すべてを語る 12ヶ月前
1. ひとことオピニオン「団結」して日本社会の底力を発揮しよう!?今の米国は、共和党も民主党も極端な方向に向かっており、それが国内の混乱と分断を引き起こし、その状態が日に日に酷くなっているように思います。そうしたことから囁かれているのが、米国の民主主義の「健康状態がよろしくない」という診断です。し...
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語り処_2023.10.15
コメ0 小沢一郎すべてを語る 13ヶ月前
1. ひとことオピニオン今こそ求められる「自立と共生」の理念地球上のあらゆるところで貧富の格差が増大し、特に北半球の先進諸国で国民の分断が激しさを増しているのは、かなり深刻な問題です。独仏伊西とユーロ圏の4大経済大国をはじめ、欧州ではほとんどの国が右傾化しています。同時に「人類の普遍的価値として...
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2023年7月9日1/2号:ニュースに一言
コメ4 百田尚樹のテレビでは伝えられない話 16ヶ月前
ニコ生会員の皆様先週メルマガをお休みしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。今週は2回分をお届けいたします。百田尚樹チャンネルスタッフ●政府が労働市場改革に力点を置く「骨太の方針」を閣議決定したというニュースがありました。この「骨太の方針」では日本経済の低成長が続く原因は、成長分野への労働移動...
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第三章 他者を探し求めるヨーロッパ小説――初期グローバリゼーション再考(後編)|福嶋亮大
コメ0 PLANETS Mail Magazine 17ヶ月前
本日のメルマガは、批評家・福嶋亮大さんの連載「世界文学のアーキテクチャ」をお届けします。一八世紀、初期グローバリゼーションによって生じた「他者とのつながり」に文学作品はどう向き合ったのか、『ロビンソン・クルーソー』を象徴的な作品として分析します。 前編はこちら。福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ6...
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第三章 他者を探し求めるヨーロッパ小説――初期グローバリゼーション再考(前編)|福嶋亮大
コメ0 PLANETS Mail Magazine 17ヶ月前
本日のメルマガは、批評家・福嶋亮大さんの連載「世界文学のアーキテクチャ」をお届けします。小説史を研究するうえで暗黙の前提となっていたヨーロッパ中心主義を批判すべく、アジア圏の作品がヨーロッパ文学に与えた影響について解説します。福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ1、ヨーロッパ中心主義をいかに解体す...
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令和日本経済の行方:その40(1,878字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 19ヶ月前
この連載は令和「日本」経済について書くというものだった。しかし結局今の社会は良くも悪くもグローバル化しているので、それは「世界」との関連を抜きには語れない。だから令和「日本」経済を語ると、結果的には令和「世界」経済を語ることともなった。そして令和世界経済を語る上で欠かせないのが「人間の不要化」だ...
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世界に飛躍する日本食とその担い手企業
コメ0 億の近道 チャンネル版 23ヶ月前
円安から円高へと目まぐるしい変化のある為替相場だが、これによって企業経営にも様々な影響がもたらされようとしていることは想像に難くない。 例えば業績の前提となる為替相場を1ドル=135円に置くトヨタ(7203)の業績見通しは現状の132円前後から多少は円安になるとの前提と言え、ここからのあの円安...
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グローバル化の終焉。大分断の時代をどう生き抜くか【第149回】
コメ0 チャンネルからのお知らせ 24ヶ月前
フリートークSP第8弾特集は、世界は30年に一回変わるグローバル化が終わり大分断の時代がやってきたデフレからインフレ高度成長から低成長世界文化から国内文化へ中国・ロシアとの新たな冷戦2.0をどう生き抜くか今回はシリアスで熱い2時間です......衣良
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平賀緑氏:この食料危機に食のグローバル化リスクを再考する
コメ0 マル激!メールマガジン 26ヶ月前
マル激!メールマガジン 2022年9月14日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム https://www.videonews.com/)──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド (第1118回)この食料危機に食のグローバル化リスクを再考するゲスト:平賀緑氏(京都橘大学経済学部准教授)─────────────────────...
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音声講座「累積順次戦略」特別価格は、今夜が最終です。|TSJ2
コメ0 THE STANDARD JOURNAL アメリカ通信 29ヶ月前
▼今夜が最終です。みなさん、こんにちは和田です。奥山先生が翻訳した「フォースターニング」ですが、ますます、その本で警鐘を鳴らす、そのまんまの時代になってきました。冬の時代です。嵐の冬の時代です。トランプ大統領からのアメリカの分断。米中の冷戦とグローバル化の終焉。新型コロナ・ウィルスの世界的流行。ロ...
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国境を超えた虚擬偶像(バーチャルアイドル)、リスクと変遷(後編・最終回)|古市雅子・峰岸宏行
コメ0 PLANETS Mail Magazine 30ヶ月前
北京大学助教授の古市雅子さん、中国でゲーム・アニメ関連のコンテンツビジネスに10年以上携わる峰岸宏行さんのコンビによる連載「中国オタク文化史研究」の第13回(後編)。「虚擬偶像(バーチャルアイドル)」として中国に大旋風を巻き起こしたキズナアイ。ホロライブやにじさんじといった後続のVtuberたちも人気を博...
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改革にアレルギーのある日本人|TSJ2
コメ0 THE STANDARD JOURNAL アメリカ通信 34ヶ月前
▼改革にアレルギーのある日本人みなさんこんにちは和田です。前回、単純に「改革しかない」と書いたので、新自由主義ガーっ、的に反発もありました。よく放送でも、「新自由主義を目指してるのか・・」とか、「和田は、アメリカ好きだから・・」とコメントもらいます。なので、一旦整理したいと思います。とにかく、新自...
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トヨタ生産方式について考える:その4(1,903字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 35ヶ月前
20世紀半ば以降、現在まで続き、今後も収まりそうになり世界の三大潮流は、知識社会化、グローバル化、リベラル化だ。この三大潮流は、乗るのがかなりきつい。それは、高い能力が求められるからだ。しかし乗らないと生きていけないから、乗る必要がある。そこで、乗る上でのヒント、手がかりが必要なのだが、それこそが...
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投資家Sの今週の注目銘柄 コマツ【6301】
コメ0 億の近道 チャンネル版 38ヶ月前
皆様こんにちは、投資家Sと申します。 創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報α”(月曜版)に”投資家Sの今週の注目銘柄”を連載しております。 半導体不足が続いております。 自動車用の半導体不足は特に深刻となっており、トヨタを筆頭に日本の自動車メ...
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[新連載]グローカルビジネスのすすめ 序論:地方創生の鍵を握るグローカルビジネス|奥山雅之
コメ0 PLANETS Mail Magazine 46ヶ月前
今回から、明治大学経済学部の奥山雅之教授とNPO法人ZESDAによるシリーズ連載「グローカルビジネスのすすめ」がスタートします。この連載では、中小企業の海外進出を専門とする奥山さんのナビゲートで、地方が海外と直接ビジネスを展開していくための方法論を、さまざまな分野での実践の事例を通じて学ぶ研究会の成果を...
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吉見俊哉氏:コロナが再定義する大学とグローバル化の行く末
コメ0 マル激!メールマガジン 48ヶ月前
マル激!メールマガジン 2020年11月25日号(発行者:ビデオニュース・ドットコム https://www.videonews.com/ )──────────────────────────────────────マル激トーク・オン・ディマンド(第1024回)コロナが再定義する大学とグローバル化の行く末ゲスト:吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授)──────────────────...
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コロナ禍であの日立が打って出た!!
コメ0 億の近道 チャンネル版 52ヶ月前
日本にあって世界を見据えたビジネス展開を推進する企業は数多い。 コロナ禍で世界中でグローバル化が停滞する状況下で、敢えて一段と推進しようとする動きが日本の中で見出せる。 今年で創業110周年を迎えた日本を代表する優良企業、日立だ。 同社の歴史は日本経済の発展とともにある。 かつては重電の日立と...
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新着動画公開
コメ0 チャンネルからのお知らせ 53ヶ月前
松田政策研究所チャンネルをご覧いただきありがとうございます。本日下記動画を公開いたしました。<政治・国際>「TPP興国論と強い国ニッポン」世界新秩序を主導する日本のチャンス、ここにあり!TPPと一帯一路/TPP亡国論とTPP興国論/独立自尊の強い国へグローバリズムとグローバリゼーションは違う
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【アフターコロナはナショナリズムが復権する!?】津田大介の「メディアの現場」vol. 392
コメ0 津田大介の「メディアの現場」 55ヶ月前
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの国が国境を閉鎖し、国際線の運行を停止。グローバルに拡大するウイルスを封じ込めるため、前代未聞の措置に踏み切っています。グローバリゼーションがかつてないほど進んでいた世界は、コロナによってどう変わるのでしょうか。コロナが収束したあとふたたびグローバルな拡大...
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フォーディズム型(労働者分配増大)→新自由主義導入。労働組合の力をそぎ、福祉国家を縮小→国内での階級格差、貧富の格
コメ6 孫崎享のつぶやき 55ヶ月前
白井聡著『武器としての「資本論』からの引用。 ・フォーディズム型の経済発展は先進国において、1970年代以降に挫折していきます。1973年のオイルショック以降、経済成長が著しく鈍化した状態に陥っていきました。いわゆるスタグフレーションの進行が問題になります。・そこで新自由主義が導入されることになったわけ...
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“α-Synodos” vol.274(2020/4/15)
コメ0 荻上チキの αシノドス 56ヶ月前
━━━━━━━━━ “α-Synodos” vol.274(2020/4/15)━━━━━━━━━〇はじめにシノドス編集長の芹沢一也です。「αシノドス」vol.274をお届けします。 最初の記事は、池田嘉郎さんの「コロナウイルス禍が照らし出す国民国家の弱さ」です。コロナウイルスの世界的な流行に伴って、各国は国境を閉ざしつつ、感染の拡大を抑えこもうとし...
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成馬零一 テレビドラマクロニクル1995→2010 最終回 2020年代の連続ドラマ(後編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 56ヶ月前
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。最終回の後編では、2010年以降のテレビドラマの状況を総括します。NetflixやHuluにともなうグローバル化の進展や、作家主義の衰退、多文化主義の影響によって抜本的な変化を迫られている日本のテレビド...
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宇野常寛 チームラボと未来の社会像――3つの境界線を消失させるために(前編)
コメ0 PLANETS Mail Magazine 61ヶ月前
今朝のメルマガは、宇野常寛によるチームラボ論をお届けします。2016年のトランプ大統領の誕生が明らかにした世界の分断。グローバリゼーションと、それに対する抵抗の間にある「境界」は、いかにして乗り越えられるのか。前編では、チームラボが「Borderless」のコンセプトを掲げて取り組む、作品間の「境界」を融解さ...
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国務大臣を退任しました
コメ0 デジタル改革担当大臣 ... 63ヶ月前
今回の内閣改造で国務大臣(IT、科学技術、知財、クールジャパン、宇宙政策担当)を退任しました。まずは、この間、お世話になった全ての皆さまに深く感謝を申し上げます。1年弱の任期でしたので道半ばのプロジェクトも少なくありませんが、世界最速で少子高齢化・人口減少社会に突入した我が国において、全ての国民が安...
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第549回 米中衝突でグローバリゼーションは終焉?2020年代の大不況、ジョン・ホーグの最新予測
コメ0 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動チャンネル 64ヶ月前
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ~世界の未来を、政治経済のみならずスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い占う!~┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…第549回 米中衝突でグローバリゼーションは終焉?2020年代の大不況、...
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宇野常寛 汎イメージ論――中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ 最終回 「汎イメージ」の時代と「遅いインターネッ
コメ2 PLANETS Mail Magazine 65ヶ月前
本誌編集長・宇野常寛による連載『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』。インターネットが生み出す母系的な共同幻想からの自立。かつて吉本隆明が〈文学〉で目指し、ジョン・ハンケは〈テクノロジー〉、糸井重里は〈モノ〉によって目論んだそれを、チームラボはいかにして成し遂げたか。デジタルア...
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私たちは「AI」と、どう付き合っていくべきか
コメ0 デジタル改革担当大臣 ... 67ヶ月前
最近、新聞やネット上で“AI”(Artificial Intelligence、人工知能)の文字を見かけない日はほぼない。社会の高い関心を集めているということだろう。これまでのAIブームと違うところは、プロ棋士を打ち負かすAI囲碁ソフト、安心して車の運転を任せられる自動走行、流暢(りゅうちょう)に通訳してくれる自動翻訳。さらに...
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時価総額250億円以下企業の東証1部居残り戦略
コメ0 億の近道 チャンネル版 69ヶ月前
かねてから話題になっていた東京証券取引所(東証)の上場企業絞り込みに向けた考え方が明らかになってきた。 東証によると時価総額の基準を現行の40億円から250億円に引き上げて英文開示なども義務づけるとの話が浮上。この施策が実施されると東証1部の上場企業数は現在の2136社から3割程度(約600...
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米中関係に関する山本吉宣元東大教授の見方。過去米国の対中政策の基本は「関与」政策。中国は韜光養晦、トウ小平氏が強
コメ3 孫崎享のつぶやき 71ヶ月前
『公明』二月号は山本吉宣元東大教授の「世界秩序の変化と日本」を掲載している所、その主要点。 (1:最近の動向) ・世界秩序は大きく変化。英国のEU離脱、トランプ大統領の出現、欧州におけるポピュリズムの拡大。 ・トランプ大統領、WTOへの批判的発言TPP、パリ協定、イランとの核合意、INFからの脱退。貿易政策に...