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1995年1月17日
2015-01-19 15:43550pt
ひとの哀しみの涙は、いつまで流れるのでしょうか?
そして、その哀しみは、どれだけ周囲のひとは、理解できるのでしょうか?
今年も1月17日、阪神・淡路大震災から、早くも20年の月日が経ちました。テレビや各種メディアは、その現場、現実を報道していました。
その中でも特に私が印象的だったのが、その5時46分という、まさに震災が発生した同時刻に、大粒の涙を流しながら、遺影を抱きながら、また、細く多く供されるろうそくの火々に向かって、祈る人々の姿でした。一月の一年で一番寒いこの季節、しかも朝の6時前という、一日で一番底冷えのするこの時刻に、大勢の人々が大粒の涙をこぼしながら、祈っていました。20年という、一見、かなり過去?とも思ってしまうこの時の流れに対して、この方々は、まだまだ深い哀しみとともに、いまを生きていられるのだと、深く感じました。
20年前、私はまだ会社員、組 -
2015年もよろしくお願いします
2015-01-16 13:44550pt皆さん、2015年、新しい年もスタートしました。いかがお過ごしですか?!
本年もどうぞよろしくお願い致します。
先日、私の生まれ故郷、広島県福山市に行ってきました。
12歳、小学校6年生の夏休みに私は父の転勤で、この生まれ故郷を離れ、東京へと家族全員で引っ越してしまったため、現在は形としては何もありませんが、ただ、私の記憶の中で、ここ福山が“ふるさと(故郷)”としていつまでも残っていて、私の誇りでもあります。
その福山には鞆の浦という海沿いの町があって、私の大好きな所でもあります。最近ではあの宮崎駿監督のポニョの映画の舞台にもなりました。古き昭和の街並みが現存し、いまでも、そのまま、生活をされています。まさに昭和の時代がそこでは、“いま”として動いている貴重な場です。しかしながら、この鞆の浦は、古くは万葉集の詩歌にも登場する場でもあり、あの龍馬が滞在、脱藩後、
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