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世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その41(2,057字)
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世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その41(2,057字)

2016-10-25 06:00
    ここからは日本のゲームの歴史を振り返ってみたい。
    念のため、ここでいう「ゲーム」とはテレビゲームのことである。

    ゲームは、いうまでもなく日本の発明ではない。アメリカで生まれた。
    テレビゲームは(アメリカでは「ビデオゲーム」といわれたりするが)、コンピューターゲームともいわれる。その通り、これはコンピューターと不可分ではいられない。ゲームが生まれたのは、コンピューターが生まれたからでもあるのだ。

    ゲームは、コンピューターが誕生した直後からあった。
    1960年代後半から70年代にかけて、アメリカの大学には高価なコンピューターが導入された。当時は、一台が何百万、あるいは何千万円もしたため、個人で買うのは不可能だった。また、企業が買うのもまだまだ難しく、それらはたいてい大学を中心とする研究機関に導入された。

    そこで、アメリカの若き研究者――特に大学生たちは、そのコンピューターを使って研究にいそしん
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