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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第12回(1,937字)
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第12回(1,937字)

2017-05-25 06:00
    この「元二の安西に使ひするを送る」という詩は、身体に入れて音を耳で楽しむのもいいのだが、書いてみてそのビジュアルを目で楽しむのもいい。

    渭城の朝雨軽塵を浥し
    客舎青々柳色新たなり
    君に勧む更に尽くせ一杯の酒
    西の方陽関を出づれば故人無からん

    こうして書いてみると、見ているだけで美しい。
    何が美しいかといえば、漢字とひらがなのバランスである。

    日本語というのは、大きく「漢字」と「ひらがな」と「カタカナ」によって構成されている。ここに「アラビア数字」や「アルファベット」が加わることもある。そういうふうに、多様な文字が入り混ざっており、多様な書き方が可能となっている。

    例えばぼくは、今ここで「ひらがな」を「ひらがな」で描いているが、漢字で「平仮名」と書くこともできるし、カタカナで「ヒラガナ」と書くこともできる。さらにはローマ字で「HIRAGANA」と書いたっていい。いずれも誤りではない。

    そうい
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