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競争考:その27「苦手を克服する」(2,051字)
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競争考:その27「苦手を克服する」(2,051字)

2014-10-28 06:00
    今回から、競争に勝つための具体的な方策について指南していく。
    まずは、「苦手を克服する」ということについて。


    多くの競争について書かれた本が、「苦手を克服してはならない、その逆に長所を伸ばすべき」と書かれている。しかし、それは端的にいって誤りだ。苦手が克服されない人が競争に勝てた試しはない。勝つことは、苦手を克服した先にある。なぜなら、勝つことは以前にも述べたように「全てを兼ね備えた圧倒的なもの」であるべきだからだ。

    例えば、バスケットボールのマイケル・ジョーダンは、シュートが得意だった。しかし、ディフェンスが苦手だったら、それは果たしてジョーダンといえるだろうか?
    野球のイチローは、ヒットを打つのが得意だ。しかし、肩が弱く、ランナーを差すのが苦手だったら、それはイチローといえるだろうか?
    将棋の羽生善治さんは、終盤の粘り強さに定評がある。しかし、序盤の駒組みが苦手だったら、それは羽生さんといえるだ
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