• このエントリーをはてなブックマークに追加
「ダンジョン飯」について(2.638字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「ダンジョン飯」について(2.638字)

2016-03-11 06:00
    「ダンジョン飯」というマンガを1巻だけ読んだ。
    この本は今、ヒットしている。その理由を分析してみたのだが、そこで分かったのは、作品に描かれた世界そのものが、現代の若者の心象風景を表したものになっている、ということだ。キャラクターも、若者心理を対弁するものとなっている。
    今日はそのことについて書いてみたい。


    まず内容を簡単に説明すると、舞台は異世界に現れたダンジョンである。このダンジョンにはモンスターが巣食っている。
    主人公の青年と彼が率いる部隊(パーティー)は、このダンジョンをどんどんと潜っていく。そこで、モンスターを討伐するのが目的だ。

    これは、現代の若者の心象風景をそのまま表していると思った。
    現代の若者は、現状に概ね満足している。だから、なかなか外の世界に魅力を見出せない。今の場所から抜け出す必然性を感じないからだ。

    しかし、不安もある。それは、このまま今の場所にとどまっていてもジリ
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。