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疲れ知らずの週末台湾旅へ! LCCのビジネスクラス活用術
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疲れ知らずの週末台湾旅へ! LCCのビジネスクラス活用術

2013-03-13 19:05
    トラベルライターの朝比奈千鶴です。今回からリアル40代の私が旅で出合った、日々の暮らしに潤いを与えるようなリュクスなトピックスをご紹介していきます。


    無駄をそぎ落とし、本当に自分に必要だと思える良質のものを選ぶ。見せかけやブランドに踊らされない、自分視点のリュクス――それこそ、さまざまな経験を重ねた大人の女性だけに与えられた特権ですね。


    さて、第1回目は、今何かと話題のLCC(格安航空会社)活用術について。


    目から鱗の安さが魅力のLCCは、スターバックスのオーダーや携帯電話の契約並みにさまざまな選択肢の中から、自分にあったものを選べるカスタマイズ式がウリ。う〜ん、なんだか面倒くさい......などと思うなかれ。自分とフィットする箇所を見つけられれば、きっとうまくつき合うことができるはず。ここは賢く、自分流にカスタマイズしてみましょう。


    130313_lcc_scootbiz_01.jpg


    さて、このたび私は金曜日と月曜午前に休みをとって、成田空港発のLCCで人気の高い「スクート」で行ってきました、週末台湾旅へ。「スクート」(=scoot/かけ出す、走り去る)とは、CEOのキャンベル・ウィルソン氏が「気軽に、さくっと出掛ける」という意味で名付けたのだとか。まさに、小さなバッグを持ってさくっと出かける旅です。


    事前予約でディスカウントも


    130313_lcc_scootbiz_02.jpg手前の黒いシートがビジネスクラスの「ScootBiz」。奥の黄色い座席はエコノミークラスの「Fly」。ブルーのエコノミーシートよりも少しゆったりとした足下になっていて追加は900円程。離陸後、アナウンスがあるので、機内でも追加料金を支払えば席を変更できますが、あらかじめWebで予約しておくと、機内食やエンタテインメントは20%程安くなるのでお得です。


    スクートは料金体系が4つに分かれていることが特徴で、以下のようになります。

    エコノミークラス 「Fly」...機内持ち込み荷物7キロ+手荷物用の小さなバッグ(3キロ以内)のみ 「FlyBag」...上記に加え受託手荷物15kgまで 「FlyBagEat」...上記に加え、機内食つき ビジネスクラス 「ScootBiz」...機内持ち込み荷物15kg、受託手荷物20kg。機内食つき。 専用チェックインカウンターあり。優先搭乗になります。


    130313_lcc_scootbiz_03.jpg「FlyBagEat」の機内食はこんな感じ。私は事前に醤油チキンソースを予約。もちろんお腹がすいた人はその場でメニューから選べます(有料)。


    機内食や機内エンタテインメント、座席のアップグレード、受託手荷物の許容量などは公式サイトで予約したほうが割安ですが、当日、空いていれば席のアップグレードや受託手荷物を預けることができるのでご安心を。


    スクートはこんなふうに楽しめる


    さて、金曜の11時50分に飛び立った黄色の飛行機は14時35分には台北、桃園国際空港に到着。飛行時間は3時間45分ほど。行きは気分も荷物も軽やかなのでエコノミークラス「FlyBag」座席を選び、あらかじめ購入しておいた機内エンタテインメントの映画を楽しみます。


    到着後はバスに乗って市内へ行き、降りた場所のすぐそばにあるおいしいと評判の餃子店へ荷物を持ったままGO! 土日は「茶藝館」での優雅なお茶のひとときや、モダンキュイジーヌの口福なる台湾料理、オーソドックスな小龍包などを味わい、スパやマッサージを堪能したならば週末の時間はあっという間。


    月曜は早朝6時50分に出発して10時40分に成田空港に到着します。2時間50分の空の旅は少しでも休みたいからシートピッチがゆったりしているビジネスクラスの「ScootBiz」をチョイス。お土産でいっぱいになってしまった受託手荷物は、規定の20kgぎりぎりの重量に。機内でゆったりと休んで過ごしたら、荷物は空港から自宅に送って疲れを見せずにそのまま仕事へ。


    130313_lcc_scootbiz_05.jpg週末にグルメや街歩きを堪能したあとに、ビジネスクラスでゆったり帰ることができるのは40代ならではの嬉しいチョイス。


    パソコン用の電源完備の広いシートで、出勤前に作業することも可能です。また、機内エンタテインメントサービスを見たい人は手持ちのインターネットデバイスを利用し、各作品を購入して見ることになります。実は、機内エンタテインメントの無線LANによるStreaming放送はアジアで初めて。もちろん、タブレットの貸し出しもあります。


    そうそう、気になる価格はなんと、セールで国内線よりも安い価格で出る場合もあります。すべて燃油サーチャージ込み、片道ずつ購入できるのも嬉しいところです。スクートは、現在、成田-台北線、成田-シンガポール線(台北経由)を運航しています。シンガポールもお得感いっぱいの価格なので、週末海外旅に出かけたい人はスクート公式サイトFacebookページをご覧ください。


    さて、次はいつの週末に小龍包を食べに飛び立とう?


    [スクート]


    (取材・文/朝比奈千鶴)


    朝比奈千鶴ブログ

    「ホリスティックトラベル」をテーマに国内外を旅し、コラムやエッセイを新聞や雑誌、WEBなどに寄稿しているトラベルライター。CS旅チャンネル「ホリスティックな週末」(全12回)再放送中。コラム「環境カオリスタ.net」など。

    RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/03/028346lcc_scootbiz.html
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