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トルコのカッパドキアは、言わずと知れた世界遺産を有する神秘的な歴史地区。古代の地下都市や奇岩地帯が神秘的な岩窟の街です。
ここに、客室全42室のラグジュアリーホテル「アルゴス・イン・カッパドキア(Argos In Cappadocia)」があります。
「アルゴス」のコンセプトは、「受付カウンターのある古代集落」。周囲の環境に溶け込んでしまったかのような建築デザインは、トルコの巨匠建築家トゥルグト・ジャンセベル氏が手がけました。外から見るかぎり、どこからどこまでがホテルなのかもわからないんだとか。
室内インテリアは逆に、元々あったものと新たに造られたものがはっきりとわかるデザイン。「どこに現代要素が必要とされたかを率直に提示する」というのがデザイン条件のひとつだったそうです。
ホテル自体は2010年にオープンしましたが、発掘・修復作業は今もなお継続しています。地元の職人や建築を学ぶ学生がジャンセベル氏の元で修行し、8年間続いている一連のプロジェクトの過程でこれまでに数百人近くの石工を育てたとのこと。
この世のものとは思えない神秘的な風景が広がるカッパドキアと、そこに溶け込んでしまった高級ホテル。1歩中に入ればスパイ映画の秘密基地のようにラグジュアリーな空間が待っているその感覚は、まさしく「隠れ家ホテル」の名にふさわしいものに違いありません。
RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/05/029946hotel_Argos_In_Cappadocia.html