「長時間、立っていると腰が痛くなる」「歩くとスカートが左右にまわる」「椅子に座ると膝が開きやすい」「足がむくみやすい」......
生活習慣による"身体のゆがみ"がさまざまな不調の原因になることはよく知られていますが、そのゆがみを引き起こす要因の1つとして最近注目されているのが「脂肪のはりつき」なんだそうです。
情報サイト「太陽笑顔fufufu..net」によれば、脂肪のはりつきは、長時間のデスクワークやいつも同じ側の足を組む姿勢などにより、お尻や太ももなどが部分的に圧迫された状態が続くことで起きるのだとか。圧迫された部分の脂肪が硬化し、筋膜にはりついてしまうんだそうです。
筋膜に脂肪がはりついた状態が長く続くと、次第に骨格バランスが崩れ、身体にゆがみが生じていきます。たとえば太ももの外側の筋膜に脂肪がはりつくと膝がゆがみ、O脚に。膝の後ろの脂肪が固まれば、血流が圧迫されむくみや冷え性の原因になります。また、はりついた脂肪は代謝も低下するので、部分ヤセが上手くいかない原因のひとつにもなるんだとか。
脂肪のはりつきを調べる方法は、足首から太ももまでを指でつまんでみること。部分によって痛みやつまめる厚さ、硬さが違うと思いますが、痛みを感じる部分は特に脂肪のはりつきが進行しているサイン。
脂肪のはりつきは生活習慣によって引き起こされるので、下記のような日々の心がけで改善が可能です。
・通勤や買い物は大股で歩く
・足を圧迫しない座り方を意識する
・快適な室温&厚めの敷き布団で就寝する
・足に合った靴を選ぶ
足を組む、長時間座りっぱなしなど、日常の何気ない行動が自分の身体に思わぬ大きな影響を与えるものなんですね。脂肪をはりつかせないための簡単ケア&トレーニングなど詳細は「太陽笑顔fufufu..net」からどうぞ。
photo by Thinkstock/Getty Images
(文/編集部・吉川)