毎朝メイクをするようになって、もう何年経つでしょうか。オトナ世代ともなると、すっかり手馴れて時短メイクができるようになったり、自分に似合うやり方がわかってメイク方法が固定化されてきたり......という人も多いと思います。
でもそのコスメの知識の中には、間違った思い込みや迷信もあるかもしれません。
海外の人気ビューティブログ「MichellePhan.com」では、そんな「コスメの迷信」がいくつか紹介されていました。
【×】マスカラのブラシをカチャカチャ出し入れするとダマが溶ける
しばらく使ったマスカラはどうしても乾燥してダマっぽくなるもの。このダマをなんとかしようとして、フタに付いているブラシを容器にカチャカチャカチャ! と出し入れしていませんか? この動作、実は逆効果なんだそう。容器の中に空気が入って乾燥が進み、よりいっそうダマっぽくなるだけなんです。ダマ解消に最も効果的なのは、ペーパータオルの上でブラシをそっと滑らせてからつけること。
【×】ファンデーションを買うときは手や頬でカラーを試す
テスターを手や頬に塗ってみて色味を試す......このやり方もNGだそうです。手は、顔の何倍も紫外線を浴びていますし、代謝も少ないので、顔よりもずっと暗い肌色をしているそうです。それなら顔(頬)で試せばいいのかというとそれも間違い。実は顔の肌の色は体の他の部分とはかなり違う色をしているので、顔の肌に合わせたファンデは浮いてしまうのだそう。この場合の正解は「首の色で試す」こと!
【×】レッドリップメイクは似合う人が限られる
「私の肌の色には似合わないから......」と旬のレッドリップメイクを諦めていた人には朗報。「これは完全に間違い!」と言い切られています。一口に「レッドリップ」と言っても実に多彩なカラーがあり、あらゆる肌の色に似合う1色がかならずあるのだそうです。そんな運命のレッドリップを探すコツは、「決してパッケージの色見本だけで判断しないこと」だそう。1つひとつ肌にのせて、根気よく探すのが唯一の道。
【×】リッププランパーで唇の大きさを変えられる
唇をふっくらセクシーに見せてくれるリッププランパー。まつげ美容液のように、根気よく塗り続ければやがてアンジェリーナ・ジョリーのような唇に......とは、いかないようです。リッププランパーは、唇をひりひりさせることで一時的にふくらませるもの。効き目は残念ながら持続するものではありません。塗り続けていればいつかは......ということもないそうです。
いかがでしょうか。メイクはなんとなくうろ覚えや自己流でやっていることも多いので、意外と知らないことも多いものですよね。
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(文/編集部・吉川)