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編集室日記(ロッキングオン31号 1977年)
1977-11-01 23:56━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
標題=編集室日記
掲載媒体=ロッキングオン31号
発行会社=ロッキングオン社
執筆日=1977/11/01
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○月×日 事務所は六本木の新築ビルに決りました。最初は渋谷にいい部屋があったのだけど、(リキパレス、おっと、今はエンパイヤというのか、の前で、四方が連れこみという好環境)六本木の部屋をみたら渋谷編集長は一パツで気に入ってしまった。駅から0分、地下鉄の駅の真上です。編集長談「会社ごっこもいよいよくるところまで来たな」。さあてこれからが大変。
○月×日 僕は見てないんですが、日刊ゲンダイで、「私の寝たい男」というアンケートがあったそうで、そこに、何んと、松村雄策(ロック評論家)が、原田芳雄とかと並んで選ばれたのだそうです。松村氏談「ドスコイ」。でも、音楽全書の布川ま -
ディープ・パープルへの想いめぐらし(ロッキングオン31号 1977年)
1977-11-01 21:57━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
標題=ディープ・パープルへの想いめぐらし・ロックは地震計であるという話
掲載媒体=ロッキングオン31号
発行会社=ロッキングオン社
執筆日=1977/11/01
テキスト入力者=深谷健一 20110109
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朝起きて食事して仕事して休んで寝て……一日中ディープ・パープルばっかし聞いていた事があったような気がする。一日中ハード・ロックが必要だったなんて、ありゃまあ、あまり健康的な生活ではなかったようだ。どろどろした肉体をさしおいて、一気かせいに突走っていくものが僕の内部にあった。まるで、ジェットコースターをはらんでいたようだった。しかし、あれは、キイタナー。
でも、疾走していたのは、リッチーのギターでもなくギランのシャウトでもなく、僕自身だった。疾走していたのは僕その
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