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過激床屋放談◇消費税とは何か(GURU vol.2 1994年)
1994-03-01 21:18━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
標題=過激床屋放談◇消費税とは何か
掲載媒体=GURU vol.2
発行会社=翔泳社
執筆日=1994/03/01
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現代が商品というメディアを媒介とする情報社会に進みつつある以上消費税の導入は妥当な選択であり問題はむしろ不要な役人よる税金の強奪構造である。
■地縁・血縁のしがらみから情報縁・問題意識縁の関係へ
消費税が騒がれたときに、私は「消費税」という考え方に好感を持った。それは、今進んでいる社会形態の方向性に合致していると思ったからである。私達は「地縁・血縁」のしがらみに縛られた共同体から「情報縁・問題意識縁」によって形成される情報社会に進んでいるのであり、旧来の直接税が具体的な土地や共同体に即しているのに対して、間接税はいわば情報共同体の会費のような考え方
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