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  • 電書革命(Twitter連投 2010年)

    2010-10-25 04:15  
    電書革命(Twitter連投 2010年)
    1●マスコミは「電子書籍元年」と呼び、電子書籍の時代が本格的に登場したというファンファーレを鳴らしている。日本の出版関係者の間でも、集まれば話題の中心は電子書籍だ。果たして、電子書籍は日本の出版業界に何をもたらすのだろうか。
    2●18世紀の後半にイギリスでスタートした産業革命は、人間の労働力を機械に依存するようになり、生産の効率化と拡大を果たした。余剰価値と余剰時間が生まれ、資本家と余暇という概念が生まれるようになり、近代的な個人の成立基盤となる。
    3●私たちの読書という習慣は産業革命なくしてありえなかっただろう。しかし、その革命において、それまで肉体を行使して生産につとめていた多くの肉体労働者や技術者が職を奪われることになり、ラッダイト(機械打ち壊し)運動がヨーロッパ各地で起きた。
    4●20世紀、コンピュータの登場により、同じように職を奪われそ

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