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地方書店、好文の木の実験
2013-06-28 09:55 -
メデイア古老譚(1)本屋さんの巻
2013-06-17 05:20 -
未来フェス新聞vol.01 (2013年6月15日)
2013-06-16 10:04 -
映画「ガレキとラジオ」
2013-06-01 09:46●橘川幸夫 僕らの体内に残されている記憶遺伝子には、大災害と戦争と疫病による大きな不幸の悲しみが刻まれている。衛生学の発達は、疫病の大被害を最小限に抑えることが出来ているように見える。戦争は、常に人類滅亡の危機をはらみながらも危うい平和が保たれている。しかし、大地震、大津波の恐怖は、何十年サイクルで起きることを知りながら、人間の進化など自然を前にしては児戯に等しいといわんばかりの猛威を見せつけ、人々を物理的に精神的に不幸の極みに追い立てる。
2011年3月11日の悲劇は、この時代を生きた人間にとって、生涯忘れることの出来ない事件として、語り続けるだろう。祖父母や両親が、関東大震災や太平洋戦争を語り続けたように。更に、大自然の災害は、原発崩壊という高慢な人間の知への信仰を打ち砕く悲劇を生み出し、無限の現在進行形の悲劇を子孫にまで押し付けてしまった。
「ガレキとラジオ」という映画を見た。海
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