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「穴祭り 第2話」 斎藤雄一郎
2012-11-28 12:54 -
「穴祭り 第1話」 斎藤雄一郎
2012-11-25 14:20 -
家電の崩壊・橘川幸夫
2012-11-23 14:08▼以下、twitterで連投したテキストです。2012年8月
togetterはこちら。
http://togetter.com/li/364796
家電の崩壊(1)シャープの崩壊は、戦後日本の崩壊である。シャープペンシルからはじまり、電卓でカシオと世界覇権を争い、国産ワープロ書院を作り、ザウルスを作った「目の付けどころがシャープ」の崩壊である。
家電の崩壊(2)1981年に僕はシャープの書院を買った。それまで写植屋をやっていたので、機械で文章を打つのは慣れていた。なにしろ70年代は写植で原稿を書いたり手紙を書いてたりした。写植の校正用に複写機を使ってたが、それもシャープ。
家電の崩壊(3)81年のワープロは150万円くらいして、最初に女性のインストラクターが事務所に来て操作方法を教えてくれた。機械が新しいカルチャーとともに登場してくる感じがあった。
家電の崩壊(4)82年ぐらいに、僕は -
「本を作ってみた話」 石島治久
2012-11-16 00:36自分で作れば安くあがるという貧乏性的家訓があったために、今までいろいろなものを自作してきましたが、本を作ってみたのは初めてのことです。
作った本のジャンルは非常にマニアックな趣味の分野で、蒸気機関車の図面集というものです。 このジャンルを少し説明しますと戦後すぐの時代まで遡ります。戦争の終結とともに抑圧されていた趣味も復活、鉄道や鉄道模型を趣味にしていた人たちが集って同人誌を作り始めます。そのうちのひとつが現在も続く「鉄道模型趣味」という雑誌で、創刊は1947年です。当時この趣味を楽しもうとすれば、完全に自作をする以外に方法はなく、仮に完成品などがあったとしても一般の人には手の出せるような価格ではなかったようです。そこで、そういった人たちの便宜のために車輌の図面集というものが作られたわけですが、当時の人気は凄まじく、発売日には模型店に長蛇の列ができたという話もあります。
その後、模型 -
連載1(橘川の視座) どうした、家電メーカー!
2012-11-08 23:33
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