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記事 8件
  • 政治状況評論。自民党総裁選と、新しい政党の構想つにいて。

    2012-10-09 04:40  
    次回総選挙は一党の圧勝はありえない。混迷するネットワーク型政治体制の中で、画期的な政党コンセプトを紹介する。
  • 未来からの洪水(ROCKIN'ON31号 1977年)

    2012-10-09 03:16  
    マンガ・シーンですごいと思うのは、僕たち個人が読む事が出来る許容量を、はるかに越えた数量の雑誌が、書店へタバコ屋へキヨスクへ自動販売機へと次から次へと送りこまれてくる事。読む方もマンガってかなりかさばって邪魔だから読めばさっさと捨ててしまう。まるで電波みたい。マンガ出版の全ライブラリーを作るとしたら、それこそ組織的にマイクロフィルムにでも収録してしまわない事にはどうしようもないだろうけど、でも、そんな事はしなくていいのだ。手塚マンガの全集も、コレクション保存的なものではなく、新たなシャワーとして読むべきだろう。
  • 都市生活を考える・マーケット(ロッキングオン33号 1978年)

    2012-10-09 03:00  
     町のお店屋さん、八百屋とか酒屋というのは、店にあるモノ、売っているモノは固定されている。旬、というのもあるが、それも一年サイクルでの固定の一種であろう。僕らの生活している社会では、何んの商売でもそうだけど、現状維持は倒産への道、だから、生きのびる道は拡大と合理化しかなくなる。60年の前半はデパートで、後半から大規模チェーン・ストアの展開が始まった。(=拡大の時代)70年になって、酒屋のように旬すら関係のない店舗は、早々と店替りしたり、無人店舗化(つまり自動販売機がズラリで済んでしまう)のピッチも上がった。(=合理化の時代)
  • 素人の時代(単行本「企画書」1981年)

    2012-10-08 11:50  
    「素人の時代」なんて今では当たり前だけど、1981年に言ってる人はいませんでしたw ていうか、素人の時代の本当の意味を追求している人は、今でも少ないのではないかと思います。
  • 電子書籍論(1) メディアの現在そして未来 橘川幸夫

    2012-10-08 00:28  
    11pt
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    標題=電子書籍論(1)
    シリーズ標題=メディアの現在そして未来
    掲載媒体=ブロマガ
    発行会社2012/10/08
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     10年前に「インターネットは儲からない」(日経BP社)という本を出して、インターネットの革命性について、いくつかポイントを提示した。そのうちで最も大事なポイントは「発信者負担」という概念であると指摘した。
     これまでのメディアは、本を出せば読者がお金を出して著者が印税をもらう。映画を作れば観客がお金を出して映画会社とスタッフが利益を分配する。コンテンツのコストは受信者負担なのである。
     インターネットにおいては、これが逆転する。インターネットにおいては、無名であろうと有名であろうと原稿料は出ない。原稿料の出る有料サイトは本質的な意味でのインターネット・メディアではなく、旧来のメディア方式をインターネット回線を利用して運用しているだけである。(だから、当初に比べて原稿料は安くなる一方だろうw)
     インターネットは無料の表現スペースではない。インターネットに表現をするためには、パソコンを購入し、プロバイダー契約をし、通信料を支払う必要がある。フリーブログであっても、それは無料ではなく、表現者がコストを負担しているのである。
     前著では「旧来のメディアで原稿料をもらって書く作家と、発信者負担で身銭を切ってまで表現しようとする高校生と、クォリティの問題ではなく、どちらが表現に対して切実であるか自明である」というようなことを書いた。インターネットの本質はクォリティではなくライブ感覚である。
     
  • Twitter私論(メディアの現在そして未来)

    2012-10-05 22:11  
    Twitter私論1●
    Twitterは水着着用可の混浴温泉。2ちゃんは覆面可能な混浴温泉。水着で顔を出すか、裸のままで覆面するかの違い。
  • 【サンプル記事】喘息力

    2012-10-05 18:08  
    TwittTwitter私論1●
    Twitterは水着着用可の混浴温泉。2ちゃんは覆面可能な混浴温泉。水着で顔を出すか、裸のままで覆面するかの違い。
  • 戦後組織の変遷5◎戦後民主主義

    2012-10-03 17:49  
    戦後組織の変遷5◎戦後民主主義
     第一世代組織が腐敗したのは、組織の成立目的と、時代の変化による「社会の目的」が不一致になってきたからである。戦後社会が、流通のシクミを複雑多岐にして、間にピンハネを行う中間業者を増やしてきたのも、それは「社会の全ての人が豊かになる」ことを目的とした社会組織論の流れの中では、ある意味、当然のことであった。一部の人間だけではなく、全ての人に、それなりの豊かさを分配はようというのが、戦後民主主義の基本的な考え方でもあった。日本に導入された資本主義は、単なる個人のアメリカンドリームを夢見ることではなく、社会全体が豊かになるという、コミュニティ型の資本主義であった。企業というコミュニティが相互に調整しながら共存する「業界」という、日本型のソシュアル・コミュニティを成立させた。企業は「家」であり、業界とは「村」であった。
     戦後社会は、資本家と労働者の苛烈な戦いの歴史