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いまかいまかと期待されていたSammyの「P聖戦士ダンバイン2-ZEROLIMIT HYPER-」、そのスペックがちょっと意外な方向性で発表になりました。
1/319のミドルタイプで52%ラッシュ突入、ラッシュは3回リミットでリセットを繰り返して出玉を増やしていく変則スペックだということです。
継続率は93%と言われていますが、スペックのイメージはパイレーツオブダイナマイトキングみたいな印象。
出玉スピードが遅くなった時代をその爽快感ある高速STで支えてきたダンバインですが、正直「どうしてこうなった?」と言いたくなるスペック変更。
ミドルタイプっていうのは仕方ないにしても、初当たり通常で時短がつかない、STですらないっていうのはダンバインである必要があるのかどうかって思っちゃいます。
ここまで2年以上前から開発中とウワサにはなっていたものの発表されなかったダンバインの続編、おそらく多くのスペック変更等があり悩んだ結果出てきたものだとは思いますが、果たしてダンバインは飛べるのでしょうか。
背景には、頭文字Dの失敗があったのかなと思います。
スペック的には仮想ダンバインですし、実際右打ち中の雰囲気はダンバインに近いものがありました。
ただ、あれが稼働しなかったのは他に色々と理由があるような気がしますけども……。
しかしまあ、パチンコ業界に於いて続編をそのままのスペックで出すのが良いのか悪いのかっていうのは難しいところですよね。
実際、1種2種の牙狼はSTに路線変更してもヒットしたし、エヴァだってループやSTを繰り返してる。慶次もそうです。
同じようなスペックを繰り返して失敗に終わったシンフォギア3もあるし、ダンバインもSTじゃないからウケない、なんてことはないと思います。
ただ、個人的には「2作目までは踏襲でいいんじゃない?」なんて思います。
ダンバインもパチンコファンに強烈なインパクトを与えた歴史に名を残す1台だと思うし、今の時代に合わせたスペックとパワーアップした演出で出せば、たとえ内容が微妙だったとしてもファンは納得したのではないかと。
その上で、3作目は大幅な変更をすれば良い。
これが正解かどうかはわかりませんし、もしかしたら今回のダンバインは前作以上のインパクトを受ける連チャンを見せてくれるかもしれないけど、「これはダンバインじゃない」という気持ちで次郎は打つことになると思います。
でもやっぱり、落ちっぱなしになってる役物、通常時の謎当たりの多い演出バランス、演出が起こらないと思わず途中で止めたくなる右打ち、ヘソ落ちの緊張感、落ちろよー! の気持ち良さ。
良いところも悪いところもダンバインの魅力と感じてしまうのは、それだけ長く愛された台だったから。
初代北斗無双のスペックはもう出せないから、Re北斗無双を出されても微妙な雰囲気になっちゃいましたが、ダンバインのスペックは今でも出せるし、なんならパワーアップして出すこともできたはず。
演出バランスも含めて、また長く愛したくなるダンバインであることを願うしかないのですが。
ただ、これとは別のスペックも登場すると言われているので、もしかするとそっちが本命のSTなのかも……? と、いちダンバインファンの次郎は期待も込めて願っております。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・三洋「e聖闘士星矢5超流星」
三洋のスマパチは聖闘士星矢からになりそうです。ラムクリやラッシュ抜け後のC時短チャンスを搭載してるということで、朝イチなんかも楽しみな台。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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