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記事 10件
  • 戦う前から勝負はついていた!?クリミア情勢|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-28 19:59  
    このところ、ウクライナ情勢についての話題をずっと書いておりますが、ここは重要なポイントなので更に今回もこの話題を引っ張ります。今回のクリミアの「併合」選挙においてなぜロシア系が圧勝できたのかについて、前回、「距離」という<地理>的な要素が重要であるということを指摘しました。
  • それでも米中は必ず衝突する|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-27 11:53  
    110pt
    ーー 最近のアメリカの対外政策はシリア問題に見られるように極めて消極的です。オバマ政権の外交政策をどのように見ていますか。
    奥山::これはアメリカでよく言われていることですが、アメリカ国民がオバマを大統領に選んだのは、外交政策に期待したからではありません。国民が彼に求めているのは、停滞したアメリカ経済を立て直すこと、すなわち国内問題を解決することです。それ故、オバマ政権が外交に消極的なのはある意味で当然のことです。
  • (お知らせ号) おくやまさんが(遂に)生放送をっ!?|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-26 16:44  
    管理人です。今回は、お知らせ号として、これから、おくやまさんが登場するメディア等の情報をお伝え致します。
  • クリミアの国民投票でロシアが勝ったシンプルな理由|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-25 16:42  
    クリミアは無事(?)にロシアに「復帰」することになったわけですが、これは、私がの前回、前々回とお話してきた「バランス・オブ・パワー」の観点からの分析と話が違いませんか?という疑問が出てきます。ここで復習しておきますが、前回まで私はクリミア国内の人種構成に以下のようなパワーの序列があることを述べておきました。
  • 世界は「プロパカンダ」で動いている|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-20 12:12  
    今回、日本人が最も学ぶべきこの「プロパガンダ」をCD教材として作り上げました。国際社会は<ウソ>で満ちあふれていることを実感して頂き、同時にそのウソを見抜くようになって頂きたい。さらに、生臭い政治ネタだけに終わらず、個人として、これを取り入れて「実践」して頂くために、本編後半では「セルフプロパガンダ」の解説もきっちり行なっています。
  • 今、現実にクリミアで展開されている「リアリズム」|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-17 14:40  
    今回も、リアルタイムで状況が動いているウクライナ情勢に関する話をしたいと思います。前回の配信後に、この分析に加えるべき新しい動きが出てきましたので、これを踏まえた上で、さらに分析を進めてみようと思っております。
  • 「謎の武装集団(笑)」で「 divid and rule 」!?|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-13 17:18  
    ロシアの動きが非常に勉強になるものでしたので、これについて簡単に分析してみます。

    「バランス・オブ・パワー(Balance of Power)」という概念は、多少なりとも国際政治を学んだことのある方でしたら、聞いたことがあるかもしれません。この概念は「リアリズム」の理論では極めて重要なものでして、国家の大きな動きを教えてくれるものであるとされております。
  • 「地政学」は"使える"学問である。|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-11 11:36  

    ふたたびウクライナ情勢についてです。今回はとくに地政学、とりわけ地理的な観点から、ロシアにとってのウクライナの重要性というものを考えてみたいと思います。

    世界で初めて「地政学的な観点」からグローバルな世界戦略というものを提唱したのは、アメリカの海軍史家のアルフレッド・セイヤー・マハンだと言われております。このマハンが、米海軍を退役したあと、1900年前後に歴史家・ジャーナリストとして
    自分の意見を論文などに投稿しておりました。そしてこの時に示されていた彼の「世界観」が、かなり参考になるものなのです。

  • 困った時は「やるやる詐欺」をカマせっ!?|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-06 19:32  

    安倍さんとしては北方領土問題を解決したいがためにプーチンさんに強くは出られません。しかも最近は、ソチオリンピックの開会式に出た時に個人的にプーチンさんに大歓待されております。ただし西洋的な価値観を共有した同盟国、アメリカ側の言い分もよくわかる。なので、この際に経済制裁などに協力することによって、靖国参拝問題などでギクシャクしてしまった日米関係を修復しておきたい、となります。これはまさに「板挟み」な状態なわけです。前回も述べたように、国際政治というのは「チェスゲーム」なわけですが、今回は、ポイントを2点にしぼってみます。


  • ウクライナ問題を「地政学」的に考えてみた|THE STANDARD JOURNAL

    2014-03-03 19:18  
    ソチオリンピックが一段落して(といってもパラリンピックはこれから開催ですが)、いきなりウクライナ情勢が大変なことになっておりますので、これについて地政学の見地から簡単な分析を。現在のウクライナの状況については、すでにメディアなどで色々な分析がされておりますので、細かいことについては、今回はあえて述べません。今回、強調したいのは、以下の3つの点です。