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  • 『ちょっと右よりですが・・』▼第26号 結党持参金の2億円が泡と消えた、亀井静香レ・ミゼラブル

    2013-01-22 12:01  
    『ちょっと右よりですが・・』▼第26号:::今週のお題::: 
    結党持参金の2億円が泡と消えた、亀井静香レ・ミゼラブル
    ◆この記事は、1月12日にニコ生で生放送された「ちょっと右よりですが・・・」の「花田紀凱編集長の週刊誌欠席裁判」のコーナーの一部を文字おこしして配信しております。
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    今週の『週刊新潮』(2013年1月17日号)に面白い記事があってさ。亀井静香元国民新党代表、が衆院選で未来の党にいきました。当選したあと、諸々のゴタゴタを見越して、いの一番に党を抜けたんだけど、実はあの「未来の党」結党時に、亀井さんが2億円も出してたようですね。
    政治評論家の伊藤惇夫さんが、「日本未来の党結党に際して、氏が拠出したとされる2億円もの持参金が泡と消えてしまった。」という記事を書いているのですが、その中で、
    「小沢さんが、今回、自分が率いていた 『国民の生活が第一』という争点では 客の入りが少なそうだったので、きれいな看板に見えた 嘉田さんを担いで選挙を戦うことにしたわけです。結果は見ての通り、綺麗そうに見えた看板はそれほどよいものではなかったということでさっそく嘉田さんという看板をはずして、ポイと捨てた形。嘉田さんは選挙前、小沢さんを使いこなすと言っていましたが、甘いと言わざるをえません。」
    と書いています。
    人事をめぐる対立が終わった後に誰が代表になるかとなって、手下が一番いるから小沢が代表になったわけだけど、これはもう政党助成金をもらうためだよ。その前に亀ちゃんは、党を辞めて、「緑の風」か何かに行っちゃったんだよね。
    さらにこの記事では、「未来の党結党にかかわってしまったことで、誰より損をしたのは亀井さんでしょう。その金が未来の選挙費用として全額使われたのは当然ですが党は惨敗し、その上、選挙後早々内紛同然の状態になって、亀井さんは出て行かざるをえなくなった。周囲には俺は強盗にあったようなものだ、と怒っています。」
    「今回の選挙、亀井さんはかつてないほど追い詰められ、やっとの思いで当選したのに、そこで待ち構えていたのは、クーデターのように、「国民の生活」側から叫ばれた小沢さんを代表に就任させろという声だった。大枚をはたいて、資金面で協力したのに選挙が終わったら内ゲバのような状況になり亀井さんは相当まいっていました。」
    「亀井さん本人は、俺は疲れた、暫く休むと言っていました」
    そして、"レ・ミゼラブル"となるわけです。可哀想なんだよ。
    亀井さんは、実は、人望はあるんだよ。お金も集めるのうまいらしいんだよ。お金も集まるんだって、彼は人望があるから。それで、小沢なんか何も出さないでさ、出したとも聞かないですが。ところが、なぜ亀井さんと組むのが嫌かというと。なんでもしゃべっちゃうんだって。人柄もいいし、お金も集まるんだけど、一緒にやるといろんなことが漏れちゃう。 って、某先生が言っていましたね。