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ライトノベルの書き方:その15「脇役の存在理由を考える」(1,761字)
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ライトノベルの書き方:その15「脇役の存在理由を考える」(1,761字)

2015-04-21 06:00
    ライトノベルに限らないのだが、小説や物語においては脇役が重要な役割を果たす。それはもはや当たり前とされていて、今さら言うまでもないことのように思える。
    しかしながら、それはあまりに当たり前すぎて、「なぜ脇役が重要なのか?」ということについては、あまり議論されていない。そこでここでは「なぜ脇役が重要なのか?」ということについて、あらためて考えてみたい。


    脇役の重要性というのは、大きく分けて二つある。
    一つは、主人公を立体的に描くためだ。
    人間というのはそもそも立体的で、さまざまな側面を持っている。やさしい面もあれば冷たい面もあり、強い面もあれば弱い面もある。そういう多面的な存在である。

    人間のそうした多面性は、複数の人間と接する中で浮き彫りになる。
    例えば、ある人物の周囲に、両親、伴侶、子供、友人がいたとする。するとその人物は、父親には父親用の顔を見せ、母親には母親用を見せる。それは、伴侶に
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