夫婦といえども、他人。家庭ごとにさまざまな悩みやすれ違いがあるものです。その違いが、時には埋められない溝となり関係がこじれてしまうことも......。今回は兄弟サイトの「ライフハッカー[日本版]」から、夫婦関係のアドバイスをご紹介します。
コミュニケーションの正しいとり方を見つける
コミュニケーションのとり方は人それぞれで違い、一筋縄ではいかない項目です。まず大切なのは、同じ波長で話すのが難しいのを認めることなのだそう。そして、どんな話し方をすれば相手に通じるかを理解することが重要です。
それを踏まえた上で、毎日10分間、2人だけで話し合うことをオススメしています。話す内容は、仕事以外のことであれば何でも構いません。また、パートナーの役割の1つとして「相手にフラストレーションを吐き出す機会を与える」ことも大切です。この際はケンカになってもOK。ただし、"中傷や侮辱はしない"など、ケンカのルールは決めておきましょう。
優先事項の変化を軽視しないこと
長い結婚生活のなかでは、仕事、出産、転勤など突然環境が変化することがあります。こういった時には個人の問題で済ませず、「生活環境の変化が個人や夫婦関係に与える影響についてよく話し合う」ことが重要です。変化にどう対応していけるか、妥協点はどこか、それぞれが考えている将来の展望などを確認し共有してください。2人の優先事項の変化を見逃さず、違いを受け入れることが重要になってきます。
マンネリは自然解消しない
変化や刺激がない生活が何か月も続くようなら、マンネリと言えます。マンネリは放っておいて過ぎ去るものではありません。その際にはパートナーとの協同作業や体験がオススメです。何か特別なことでなくても、家の近所のまだ行ったことがない場所へ出かけるだけでもいいのです。自ら行動し生活に変化を与えて下さい。
いずれのアドバイスもお互いを尊重し、話し合いながら関係を深めていくものですね。「どうしてわかってくれないの」、「実はずっと気になっているけど話し合いはしていない」という事柄がある方は、もやもやが大きくなる前に1歩踏み出してみてください。
ライフハッカー[日本版]では、この他に「愛着スタイルの違いを知る」や「手遅れにならないうちにカウンセラーに相談する」といった項目も載っています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
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(文/編集部・寺田)