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あしたの編集者:その36(最終回)「あしたの編集者に必要な三つの能力」(1,591字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 94ヶ月前
編集者はどこを目指せばいいのか?失敗するのが一つの目的なら、そこがゴールなのか?編集で成果を上げるためには、その前提として失敗が必要となる。だから、「失敗がゴール」ということにはもちろんない。失敗をただの失敗と終わらせず、成果へのステップとして活かしてこそ初めてゴールである。ただ、成果というのは...
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あしたの編集者:その35「バッターボックスに立ち続ける方法:後編」(1953字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 94ヶ月前
バッターボックスに立ち続けるために必要な能力の第三は、「演出力」である。何を「演出」するかというと、「ヒットを打ちそうだ」という気配である。あるいは、ヒットを打てなかったとしても「あいつが打てなかったらしょうがない」と思わせる雰囲気である。例えば、野球のイチローを観察していると、バッターボックス...
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あしたの編集者:その34「バッターボックスに立ち続ける方法:前編」(1,706字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 94ヶ月前
編集者にとって、成功以上に重要なのが失敗である。なぜなら、人は失敗の中でこそ成長するからだ。そして、失敗は成長の種でもある。失敗なくして成功はない。だから、成功するためにも失敗はする必要がある――いやし続ける必要があるのだ。では、失敗をするにはどうすればいいか?失敗というのは、実はするのが難しくも...
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あしたの編集者:その33「編集者に必要な未熟さ」(1,501字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 94ヶ月前
驚くべきことに、人間の「成功」というものを論理的に突き詰めていくと、そこには「未熟さ」が欠かせない、ということが分かってくる。無鉄砲さや軽薄さ、腰の軽さや考えのなさが必要となってくるのだ。なぜかというと、人間の「成功」というものは、ほとんどが失敗に依拠しているからである。失敗なくして成功はあり得...
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あしたの編集者:その32「イカロス神話の裏の意味」(1,931字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 95ヶ月前
イカロスは、ギリシア神話に登場する人物の一人だ。彼は、職人(科学者ともいえる)の父・ダイダロスとともに、迷宮に幽閉されていた。そこで父が、科学の力で羽根を作り、それを使って飛ぶことで、脱出に成功した。ただその際、息子は父から「羽根を固定している蝋が溶けてしまうから太陽には近づきすぎるな」と警告さ...
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あしたの編集者:その31「知識におけるパンドラの箱」(1,851字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 95ヶ月前
人間には、恐怖心に対して「敏感」という性質がある。恐怖心に対する免疫が低い。一方で、恐怖心に対する好奇心もある。恐怖心に対して好奇心を持つことは、その恐怖心の緩和にもつながるので、これは一つの循環活動になっている。すなわち、恐怖心を怖れ、同時に興味を抱くからこそ、その恐怖の解明に成功し、恐怖心を...
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あしたの編集者:その30「人が恐怖を好きな理由」(2,146字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 95ヶ月前
「好奇心」とは何か?それは、文字通り「奇」なるものを「好」むということである。もっといえば、「恐怖する対象を好きになる」ということである。人は本能的に「闇を怖がる」が、同時に「闇を好み」もするのだ。なぜか?一つには、恐怖の正体を突き止めることで、恐怖心を克服できるということがあるだろう。例えば、...
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あしたの編集者:その29「暗闇に恐怖を覚えることの最も重要な意味」(1,709字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 95ヶ月前
目をつむることによって、人の意識や感覚は鋭敏になる。あるいは、脳の自動プログラムがシャットダウンされるので、思考するスピードが速くなる。目をつむることの恩恵は、もしかしたらそういう感覚を得られることかもしれない。つまり、脳の働きというものを如実に感じられるようになることだ。なぜそれが恩恵かといえ...
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あしたの編集者:その28「目と脳の関係」(1,814字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 96ヶ月前
すぐれた編集者になるには、「本質を見極められる力」が必要だ。そのための感性を磨く必要がある。しかし現代人は、感性が鈍ってしまった。なぜなら、恐怖を味わう機会が少なくなったからだ。恐怖心こそ、人間のセンサーである。いうならば感性そのものだ。これを磨くには、適度に恐怖心を味わっておく必要がある。しか...
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あしたの編集者:その27「恐怖心の育み方」(1,924字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 96ヶ月前
恐怖心は、人間が生きていく上で欠かすことのできないセンサーである。ところが、人間は恐怖心が働いている状態――つまりセンサーが稼働している状態があまりにも苦痛なため、やがてそのセンサーが働かなくてもいいような生き方を模索するようになった。すると、その取り組みはある程度功を奏したので、人間はあまり恐怖...
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あしたの編集者:その26「なぜ現代から恐怖心が失われてしまったか」(1,762字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 96ヶ月前
恐怖心とは何か?それは、「人が生き抜くために欠かすことのできないセンサー」である。恐怖心は、なにしろ生きるのに欠かせない機能だから、人間の感情の中で一番鋭敏にできているし、体のメカニズムもそれを元に設計されている。恐怖心を上手く持つことができないと、心身にさまざまな不調を来す。特に、気力やモチベ...
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あしたの編集者:その25「最も本質的な感情とは?」(1,986字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 97ヶ月前
離れてしまった本質に再度近づくためには、感情を取り戻す必要がある。生まれてこの方、抑制する訓練ばかり積んできた感情を、再度解放させるのだ。ところで、そもそも感情とは何か?それは、「感性」とも言い換えられる。人は、何かに触れると本来的には必ず何かの感情が反射的に湧き上がる。特に赤ん坊の頃は、それが...
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あしたの編集者:その24「本質への再アプローチ」(1,980字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 97ヶ月前
思春期の時代にはなかなか気づけないのだが、大人になると、たいていの人は「自分に足りないものがある」ということに気づくようになる。足りないもの――それは、本質へのアプローチだ。本質へと続く道である。子供の頃にはあった素直な気持ちと言い換えてもいい。美しいものを美しいと思える直感力のようなものだ。自分...
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あしたの編集者:その23「人間がフィルターをかける理由」(1,876字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 97ヶ月前
「ウィリアムズ症候群」という病気がある。遺伝子疾患の一つで知能障害を伴うのだが、この病気の患者というのは、生まれつき「人見知りしない」のだという。そのため、親が非常に心配する。知人でも他人でも誰彼構わず親しげに話しかけたり、あるいはついていったりしてしまうので、悪い人に騙されないかと危惧するのだ...
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あしたの編集者:その22「人間が本質を見誤る理由」(2,089字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 97ヶ月前
『ドラゴンクエスト』というゲームがある。このゲームの成功の要因はいくつもあるのだが、そのうちの一つに主人公の「スタート位置設定の秀逸さ」というのがある。『ドラゴンクエスト』第一作は、スタート地点とゴール地点が同じである。スタート地点ですでにゴール地点が見えている。スタート地点となる城のすぐ隣にゴ...
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あしたの編集者:その21「子供が嘘つきになるきっかけ」(1,883字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 98ヶ月前
子供の話というのは、当たり前のことではあるが、たいていつまらない。それは、知力をはじめさまざまな能力が欠けているからである。能力が欠けているからこそ、逆に奇想天外な話になり、かえって面白いということもあることはある。ただ、それはあくまでもイレギュラーなことで、本質的には、話術が足りないから話がつ...
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あしたの編集者:その20「なぜ人は嘘をつくのか」(2,340字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 98ヶ月前
前述したように、「嘘」というのは「真実」と「虚構」がまるでミルフィーユのように、あるいはカフェ・ラテにおけるコーヒーとミルクのように、ない交ぜとなっている。それが嘘の構造であり、本質である。そして、あらゆるエンターテインメントは嘘を指向する。エンターテインメントとは嘘のことであり、嘘こそがエンタ...
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あしたの編集者:その19「嘘の構造」(1,914字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 98ヶ月前
「嘘」というのは面白い。何が面白いかというと、そこには「分かる」と「分からない」が混在しているからだ。言い換えると、「真実」と「虚偽」が混在している。その境界線が不確かなため、見定めるのに面白さを感じるのである。これは、人が夕陽を見ていて飽きないのと似ている。夕陽を嫌いな人はこの世に一人もいない...
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あしたの編集者:その18「なぜ嘘は面白いのか」(1,936字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 98ヶ月前
前回は、嘘こそが面白さの最小単位――実は「元素」なのだということを述べた。では、「嘘」とは一体何なのか?また、嘘の面白さはどこにあるのか?今回は、そのことについて見ていきたい。まず、「嘘」とは何か?実は、この概念はとらえどころが簡単なようで難しい。というのも、嘘には有名なパラドックスがあるからだ。...
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あしたの編集者:その17「ミスリードの『核心』とは?」(2,102字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 98ヶ月前
前回は、「『ミスリード』こそが面白さの神髄」と述べた。つまり、ある方向性を予測させておいて、その上で裏切ることが重要だ、と。なぜミスリードが面白さの神髄かといえば、人間に「分からない」ということと「分かる」ということを両方体験させるからだ。そして人間は、「分かる」ということと「分からない」ことが...
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あしたの編集者:その16「『分からない』の神髄とは?」(1,838字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 99ヶ月前
「分かる」とは何か? あるいは、「分からない」とは何か?ここに「山」というものがある。「山」に登る人はとても多い。その意味で、魅力的なコンテンツであるといえる。今回は、この「山」の魅力を例に、「分かる」「分からない」ということについて考えてみたい。ある登山家が「なぜ山に登るのか?」と問われたとき...
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あしたの編集者:その15「子供にとっての『分からない』とは?」(1,636字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 99ヶ月前
子供は「分からない」の塊だ。彼らは、分からないことをエネルギーにしながら今日を生きている。なぜ「分からない」がエネルギーになるかといえば、「分かる」ことが大きな喜びになるからだ。喜びがあるから、さまざまなことにアグレッシブになれる。ところで、子供がいかに「分かる」ということを欲しているか、端的に...
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あしたの編集者:その14「『分からない』ことと『分かる』ことのバランス」(1,748字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 99ヶ月前
前回は、「分からない」ことが人間の生きる力の源だ、と書いた。人間は、分からないから生きる。なぜ分からないことが生きる力になるかといえば、知りたいからだ。人間は、知ることによって大きな喜びを得る。その喜びを得るために生きようとする。それゆえ、いろいろなことが分からない子供は、頻繁に「分かる」という...
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あしたの編集者:その13「この世の本質はなぜ隠されているか?」(1,902字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 99ヶ月前
この世の本質は隠されている。例えば、「仲が悪くなる」というのが親子関係の本質であるが、なぜか人間は「親とは仲が良いものだ」あるいは「仲良くするべきだ」という誤った固定観念に縛られている。なぜか?それは、まさにその「親とは仲が悪くなるものだ」という本質を隠すためである。それを分からせないためだ。実...
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あしたの編集者:その12「この世界の本質は隠されている」(1,744字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 100ヶ月前
正しい生き方をしていると、この世界の本質に突き当たる。この世界の本質を知ると、それを活かした本作りができ、編集者として生き残ることができる。では、「この世界の本質」とは何か?ところで、ぼくがこの概念を初めて意識したのは、宮崎駿監督のドキュメンタリーを見ていたときだ。その中で、彼は若いアニメーター...
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あしたの編集者:その11「レス・イズ・モア」(1,648字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 100ヶ月前
人は、正しい生き方をしていると美しさの本質が見えてくる。では、そこで見える「美しさの本質」とは、一体どのようなものなのか?結論から書くと、それは「レス・イズ・モア」である。「省略」こそが、美しさの一つの本質であるということに気づくのだ。例えば、食事するとする。食事をする目的の一つに、「美味しさを...
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あしたの編集者:その10「美しく生きるということ」(1,670字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 100ヶ月前
美的センスを育むためには、まず生活から美しくしなければならない。生活は生きることの基本だ。その基本の部分が醜ければ、美的センスも磨かれようがない。では、生活を美しくするとはどういうことか?それは、正しく「生きる」ということである。人間は、生きるために食べたり、寝たり、働いたりする。服を着たり、家...
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あしたの編集者:その9「美的センスを鍛える方法」(1,897字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
編集者になるためには、何かを好きになったり、その逆に何かを嫌いになったりといった、「好き嫌い」の感情を育む必要がある。ただし、何かを好きになるとしても、あるいはその逆に嫌いになるとしても、良いものを嫌いになったり、悪いものを嫌いになったりしたのでは、なかなか人々の共感を得られない。そのため、編集...
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あしたの編集者:その8「読者の潜在ニーズを掘り起こす方法」(1,918字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
前回は、「居酒屋の潜在ニーズを分析し、そこから具体的に本を企画する」と書いたが、その前にもう少し潜在ニーズについて掘り下げてみたい。「本を売る」というビジネスにおいては、今後「読者の潜在意識に訴えかけていくこと」の必要性が高まっていくだろう。読者の潜在ニーズを掘り起こしていかなければ、沈みゆく出...
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あしたの編集者:その7「アマ語とは何か?」(1,708字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
編集者は、プロ語とアマ語を話さなければならない。作家の話す「プロ語」を聞きつつ、彼らにアマ語(アマチュアからの言葉、欲求)を伝えなければならない。このとき、気をつけなければならないのは、編集者は基本的にプロ語を話す(プロと話す)ことの方が多い、ということだ。編集者といえども、読者と話す機会は滅多...
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あしたの編集者:その6「『プロの興味』と『アマの興味』」(2,037字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
人間は、「自分と関係がある」と思えると、その事象に興味を持てる。そして、編集者は「人間の興味をひもとく」というのがだいじな仕事の一つだから、「人間の興味の本質」について知っておく必要がある。「人間の興味の本質」について知るためには、ある事象に興味を持っている人を観察して、「なぜこの人はこの事象に...
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あしたの編集者:その5「素数の謎に興味を持つ方法」(1,494字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
普通は、なかなか「素数の謎」に興味を持てない。なぜ持てないかというと、「素数の謎」が自分に関係あるようには思えないからだ。その逆に、「お金」には多くの人が興味を持てる。なぜなら、お金は自分と深い関係があると思えるからである。だから、「素数の謎」に興味を持つためには、「自分に関係がある」と思えるよ...
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あしたの編集者:その4「なぜ素数の謎に興味を持つ人といない人がいるのか?」(1,711字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 102ヶ月前
本を作る上で最も重要なのは、「興味とは何か?」を知ることである。なぜなら、人は基本的に興味があるから本を読むので、興味について知らないと、読者が読みたい本を作れないからだ。では、「興味」の本質は何か?それは、「謎を知りたい」ということだ。人間は、謎が提示されると本能的にそれを知りたいと思ってしま...
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あしたの編集者:その3「読みたい気持ちを掘り下げる」(1,939字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 102ヶ月前
編集者として「こういう本を読みたい」というビジョンを持つにはどうすればいいのか?それには、まず「読みたい」ということの概念を徹底的に掘り下げることだ。「読みたいとは何か?」ということを徹底的に考えることである。これをすることが、日本人は一般的に苦手だ。「読みたい気持ちなんて人それぞれで、概念的に...