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教養論その23「言語能力における『想像力』とは何か?(前編)」(1,788字)
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教養論その23「言語能力における『想像力』とは何か?(前編)」(1,788字)

2016-02-04 06:00
    言語能力における「想像力」とは何か?
    それは「行間を読む力」である。あるいは「空気を読む力」ともいえる。言語外言語を受け取る力だ。

    そういう力のあるなしで、言語能力は大きく変わってくる。また、言語能力が変われば教養も変わってくる。すなわち、想像力を鍛えることは、そのまま教養を鍛えることにもつながるのだ。

    ところで、日本語には「敬語」というものがある。これがなぜ存在するのか、考えてみたことがある。
    そこで分かったのは、敬語には、もう一つの言語外メッセージが存在するということだ。それを受け取れるか受け取れないかで、教養というものも大きく変わってくる。


    では、敬語における「言語外メッセージ」とは何か?
    それは、「相手を敬う」ということだ。「私はあなたを敬っていますよ」というのが、敬語の言語外に込められたメッセージである。

    「なんだ、そんなことは当たり前じゃないか」と思われるかもしれない。「そんな
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